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2010年02月13日
実技実習
医学部の6年間で、
膨大な量の知識を覚えなければ…
医師国家試験に合格できません。
講義で教えられることは…
その知識の一部です。
医学生は、
分厚い参考書を手にして…
自分で国家試験の勉強をしています。
講義で習っていないことも…
国試に出ます。
■ ■
縫い方の練習という日記を…
2009年4月5日に書いています。
医師免許証がないと…
切ったり縫ったりできないのに…
実際の医学教育では、
この切って縫う練習は、
必須科目ではありません。
自動車の運転免許証を与えるのに、
学科だけで、
コースも路上もなしで、
ペーパーテストだけで免許をもらえるようなものです。
■ ■
キズを縫うのは…
形成外科がプロです。
残念なことですが…
山形大学医学部のように…
形成外科がない大学があります。
今は、
OSCE(Objective Structured Clinical Examination)
客観的臨床能力試験、
オスキーと呼ばれる科目で、
一応、縫い方の練習をします。
■ ■
残念なことに…
縫うのは皮膚に見立てた材料です。
血も出なければ…
麻酔なしでも…
痛いとも言いません。
いい加減に縫って…
キズが汚くなることもありません。
今の医学教育で…
一番、欠如しているのが…
この実技実習です。
■ ■
政府は医師不足なので…
医学部の入学定員を増やそうとしています。
教員定数を変えないで…
入学定員だけ増やしても…
粗製濫造のお医者さんができるだけです。
形成外科のケの字も知らない…
医学生が日本にはいます。
形成外科を学びたくても…
医学部の授業で教えていないところが…
日本にはたくさんあります。
■ ■
私は…
一生に一度、
診るか診ないかもわからない…
珍しい病気を勉強するよりも…
基本的な縫合法程度は…
実験動物を使って…
形成外科専門医が教えるのが、
医師にとっては必要だと思います。
血も出ない…
材料を縫う練習よりも…
痛くないように麻酔をして、
血を止めて…
キズを縫う実習をすべきだと思います。
投稿者 sapporobiyou : 2010年02月13日 20:23
コメント
先生のご指摘のように山大には形成外科がなく東北では秋田大と二県だけです。2005年に起きた医療事故は山大に形成外科がなかった事から皮膚科に入院した患者さんが整形外科に属するたった一人の形成外科医に手術を頼んだ事から問題が起きました。詳しくは本間先生が2008年6月25日から数回に分けて力を入れて書いてくださった『山形大学の事件』を読み直してください。どうか山形大に形成外科を作ってください。
今月23日午後一時半より山形地裁において荻野先生の最後日なるであろう裁判がありますので多数の傍聴おねがいします。悪いのは荻野先生ではありません。
このblogをご覧のみなさんも最後ですので応援よろしくおねがいします。本間先生のblogをお借りしてお願い申し上げます。
投稿者 さくらんぼ : 2010年02月13日 21:50