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2014年10月31日

銀杏によるかぶれ

 銀杏という漢字は、
 イチョウとも読むし、
 ギンナンとも読みます。
 【いちょう】と入力し、
 【変換】を押すと、
 銀杏になります。
      ■         ■
 私の感覚として、
 イチョウは黄色い葉を、
 ギンナンは黄色い実で、
 中に大きな種が入っている、
 ちょっと臭いがきつい実です。
      ■         ■
 ギンナンの実は、
 注意しないとかぶれることがあります。
 今から40年前のことです。
 札幌医大4年生でした。
 病理学で免疫のことを習っていました。 
 担当が菊地浩吉先生でした。
      ■         ■
 菊地先生は、
 北大医学部33期。
 大浦武彦先生と同期です。
 後に札幌医大学長に就任されました。
 医科免疫学という本が
 ベストセラーになりました。
 先生の講義は学生に大人気でした。
 いい先生に免疫学を教えていただきました。
      ■         ■
 ちょうど今頃でした。
 講義にいらした、
 先生の顔が真っ赤にでした。
 前の日に、
 北大構内で、
 子どもさんとイチョウの実を拾って、
 アレルギーで先生の顔が真っ赤でした。
 典型的なⅠ型アレルギーですと講義で教えてくださいました。
 銀杏に注意してください。
 素手で触ると臭いもつきます。
 アレルギーでかぶれることもあります。

投稿者 sapporobiyou : 18:46 | コメント (0)

2014年10月30日

北大のイチョウ並木2014

 今日の札幌はいい天気でした。
 朝から、
 北大のイチョウ並木を見に行きました。
 私が30年前に通勤していた
 北海道大学病院のすぐ近くです。
 家から歩いて行きました。
 北大構内には緑の香りがあります
      ■         ■
 今年は歯学部のところで、
 大規模な工事をしていました。
 大型ミキサー車が、
 何台も通っていました。
 大学の建物も、
 30年前とは変わっています。
 新しくなった薬学部に、
 また改修工事をしているようでした。
      ■         ■
 30年前と変わらないのが、
 イチョウの葉と、
 銀杏の実です。
 実のにおいだけは、
 どうも苦手です。
 たくさん落ちていました。
 観光客もたくさんいらしています。
 あと1ヵ月もすると雪で白くなります。
 今週末は金葉祭です
 ぜひいらしてください。
20141030-1
20141030-2

投稿者 sapporobiyou : 17:51 | コメント (0)

2014年10月29日

北大金葉祭2014

 札幌は寒くなりました。
 新聞やTVの報道によると、
 手稲山に初冠雪がありました。
 私の通勤時間帯には、
 残念なことに…
 雲で手稲山は見えませんでした。
 市内の木々も紅葉が進んでいます。
      ■         ■
 毎年楽しみにしている、 
 北海道大学のいちょう並木
 今が見ごろです。 
 黄色がきれいです。
 今週末には、
 北大金葉祭でライトアップがあります。
 FBのページもあります
      ■         ■
 北海道大学の学生さんの企画です。
 以下はツイッターからの引用です
 金葉祭の企画紹介
 記念撮影
 11月1日・2日
 10:00〜14:00
 17:00〜20:00
 金葉祭開催中チェキを持った委員が
 皆様の来場の記念に1枚写真を撮らせていただきます。
 もちろんお写真はその場でプレゼント!
 旅の思い出にいかがでしょうか?

      ■         ■
 屋台
 11月1日・2日 10:00〜21:00
 受付横のテントではホクホクのじゃがバターと
 温かい豚汁をご提供します!
 僅かながら休憩スペースもご用意しております。
 11月の冷え込む秋の休日
 美しい銀杏並木を見ながら身体を温めてください。

      ■         ■
 13条イチョウ並木が歩行者天国になります
 歩行者天国日時2014年11月2日(日) 10:00〜16:00
 上記時間帯以外は通行止めにならないのでご注意下さい

 学生さんの企画、
 なかなか素敵です。
 時間がある方は、
 ぜひ北海道大学に行ってください。
 かなり寒いので、
 厚着をおすすめします。
 地下鉄南北線、北12条駅が近いです。
 JR札幌駅北口から徒歩10分くらいです。
20141029-1

金葉祭ツイッターより引用

投稿者 sapporobiyou : 13:20 | コメント (0)

2014年10月28日

美容外科を上手に利用2014

 私のように、
 形成外科の勤務医を長くした医者でも、
 ♡美容整形♡とは無縁でした。
 どんな人が整形するのか
 興味もありませんでしたし、
 女優さんの名前すらよく知りません。
 (今でもTVを見ないので知りません)
      ■         ■
 形成外科から美容外科
 2007年3月27日の院長日記です。
 恩師の大浦武彦教授は、
 形成外科と美容外科は車の両輪のようなもの。
 形成外科を専攻するからには
 美容外科も勉強しなければならない。
 と常におっしゃっていらっしゃいました。

      ■         ■
 当時の私は、
 美容外科医になるとは夢にも思っていませんでした。
 北大病院に勤務して、
 先輩や同僚と楽しく仕事をしていました。
 ちょうど自分の子供が生まれ、
 自分の子供と同じ年齢の赤ちゃんの手術を担当させていただき、
 少しでもキレイに治したいと努力していました。

      ■         ■
 私が美容外科に興味を持ったのは、
 2007年3月2日に書いたコラーゲンの臨床試験の担当を命じられてからでした
 教授からは、美容外科は形成外科以上に厳しい結果を求められる。
 患者様の対応にも十分留意するようにと指導を受けました。
 当時、担当させていただいたコラーゲンの患者様のことはよく覚えています。
 私の率直な印象は
 『こんなにキレイな方なのにどうしてコラーゲンでシワなんかとるの?』でした。

      ■         ■
 私も最初は、
 こんなにキレイな方なのにどうして
 率直な感想でした。
 今は違います。
 まめにお手入れをしているから
 いつまでもおきれいなのです
 どんなに立派な家でも、
 手入れをしないと傷みます。
 人間の肌も同じです。
      ■         ■
 有名な女優さんの生涯を
 若い時から順に放送することがあります。
 ある時点から、
 目の形が変わったり、
 シワが減ったりしています。
 うちの奥さんは私以上によく観察しています。
 美容外科を上手に利用なさると、
 同年代の方より若く見えます。
 私はいいことだと思って仕事をしています

投稿者 sapporobiyou : 20:18 | コメント (0)

2014年10月27日

里帰り手術

 避けたい美容医療トラブル
 2014年10月25日の院長日記に、
 さくらんぼさんからコメントをいただきました
 韓国から日本にお嫁さんに来てくれた女性が、
 ご実家に帰って整形していらっしゃる。
 私はいいことだと思います。
 母国で手術を受けるのは安心です。
      ■         ■
 私は韓国が好きです。
 友人の先生もたくさんいます。
 北大形成外科にも、
 韓国から留学生がいらっしゃいました。
 医学博士の学位記を取得されました。
 韓国で立派にご活躍中です。
      ■         ■
 日本語で
 整形とか、
 整形するというと、
 何となくネガティブな響きがあります。
 私は整形でご飯を食べています
 整形で生計を立てています
 整形して何が悪い
 …という考えの持ち主です。
      ■         ■
 札幌美容形成外科にも、
 海外に嫁いだ女性が、
 里帰りなさって、
 手術を受けてくださることがあります。
 里帰り出産と同じように、
 里帰り手術は安心です。
      ■         ■
 まず言葉の問題です。
 どんなに外国語が上手になっても、
 微妙なニュアンスの違いはわかりません。
 考え方の違いもあります。
 もし前に手術をしてくださった先生がいらっしゃるなら、
 手術記録や写真を見て、
 どこをどう治したらいいのかよくわかります
      ■         ■
 手術する側から言わせていただくと、
 何度も手術を受けていて、
 どこでどう治したかわからない人ほど、
 手術が大変です。
 時間も手間もかかる割りに、
 良い結果がなかなか得られません
      ■         ■
 もう一つ言わせていただくと、
 手術後には安静が必要です。
 どんな高級ホテルより、
 どんな立派な病院の特別室より、
 ご実家は心が落ち着きます。
 お母様の手料理は最高のごちそうです。
 お嫁に行かれてからの手術は、
 母国語が通じる、
 母国で受けることをおすすめします。
 里帰り手術はおすすめです

投稿者 sapporobiyou : 19:49 | コメント (0)

2014年10月26日

品川美容外科で施術「顔に痛み」

 平成26年10月25日、朝日新聞夕刊の記事です。
 顔に痛み」提訴相次ぐ
 品川美容外科で「フェースリフト」施術
 顔のたるみを改善すると誘われて「フェースリフト」という美容医療を受けた後に痛みが残ったなどとして、「品川美容外科」と「品川スキンクリニック」を全国47カ所に展開する医療法人社団翔友会(東京)に損害賠償を求める集団訴訟が相次いでいる。東京地裁と広島地裁に女性患者計18人が訴え出たのに加え、別の男女40人も近く東京地裁に提訴する予定だ。
 特殊な糸を顔の皮下組織に入れてたるみをとる美容医療は「フェースリフト」と呼ばれる。患者側弁護団によると、新たに提訴する40人は2012年から今年にかけて施術を受けた。代金は数十万円~400万円台。安価な施術を求めて受診した際に、勧誘されて応じた人が多いという。
 弁護団は「施術前に、合併症の説明が十分でなかった。多くの人が現在も痛みに苦しんでいる」と主張する。不利益となる事実を告げずに勧誘したことは消費者契約法に違反するなどとして、代金返還や慰謝料を求める構えだ。
 翔友会は取材に対し「診療行為にご満足いただけなかったことは遺憾です。合併症を含む事前説明はきちんとおこなっております」と説明している。
 美容医療に関する消費トラブルは急増している。国民生活センターによると、2013年度に全国に寄せられた相談は10年間で2.3倍の2155件。過去最多だった。
 ■変色、一カ月も続く
 原告となる患者らの多くは、受診時に言葉巧みに勧誘されたと主張する。
 関東地方の40代女性は5月に施術を受けた。「無料になる」と知人に言われたクーポン券を持って受診。最初は顔のしみ取りが目的だったが、女性スタッフに「顔のたるみが気にならない?」とフェースリフトを勧められたという。
 「美白効果がある」「効果は何年か持続する」「本来400万円。でも100万円以下まで下げられる」と数時間勧誘され、ローンを組んでその日のうちに施術を受けた。「よく考える時間がなかった。40歳を過ぎて、年を重ねてもきれいでいたいという気持ちもあった」と振り返る。
 施術後、顔が青紫色に腫れ上がり、口が開かなかった。顔の変色は一ヵ月ほど続き、今も左頬に痛みが残る。「後遺症についてきちんと説明があれば受けなかった」と訴えている。
 (高橋健次郎)

 (以上、朝日新聞より引用)
      ■         ■
 連日の美容外科トラブル報道です
 品川美容外科の「糸によるフェイスリフト術」問題
 2014年7月5日の院長日記でご報告した、
 東京弁護士会の、
 品川美容外科糸リフト被害対策弁護団です。
 品川美容外科を女性13人が提訴
 2014年4月24日の院長日記でも取り上げています。
      ■         ■
 そもそも
 フェイスリフトも、
 フェースリフトも、
 簡単な手術ではありません。
 美容外科業界では、
 糸によるリフトは、
 スレッドリフトと呼んでいます。
      ■         ■
 私が残念に思うのは、
 無料クーポン券を持って受診。
 最初は顔のしみ取りが目的だったが、
 女性スタッフに
 「顔のたるみが気にならない?」
 とフェースリフトを勧められたという。

      ■         ■
 顔の『たるみ』がない40代女性なんかいません。
 20歳と比べると、
 どんな美人でも『たるみ』ます。
 みんな苦労しているのです。
 女性スタッフは、
 悪魔に魂を売ってしまってます
 自分の身内にもすすめるのでしょうか?
      ■         ■
 無料ほど怖いものはありません
 昔、近所の集会所に年寄りを集めて、
 お菓子や缶詰などを、
 ただで配って、
 最後に高価な布団を販売する商法がありました。
 無料クーポンに、
 いんちき布団販売商法を連想します。
      ■         ■
 医師免許や看護師免許という、
 国家資格を持った人たちが、
 悪徳商法はいただけません。
 有罪になると、
 医業停止処分のおそれがあります。
 品川美容外科より、
 もっと悪質なクリニックもあります
 だまされないでください

投稿者 sapporobiyou : 19:03 | コメント (0)

2014年10月25日

避けたい美容医療トラブル

 平成26年10月24日、北海道新聞朝刊の記事です
 避けたい美容医療トラブル
 きれいになりたいという願いをかなえる手段として、近年ニーズが高まっている「美容医療」。一方で高額な費用や、治療に伴うトラブルが後を絶たない。専門家は「広告やネット情報をうのみにせず、複数の医療機関の話を比べるなどして、適切な治療を受けられる医療機関や医師を見極めてほしい」と話している。
 中部地方に住む20代の女性Aさんは昨年夏、都内の美容外科クリニックを受診し、両目のまぶたを二重にする手術を希望した。ところが医師は「二重の手術だけだとバランスが悪くなる。頬のたるみを引っ張り上げるフェースリフトも受けた方がいい」と勧めた。
 手術費用は350万円だったが、その日のうちに手術を受け、モニターとして手術前後の写真をクリニックのホームページ(HP)に載せれば、85万円に割り引くという。押し切られる形で手術に同意した。
 「埋没法」という二重の手術に加え、皮下に特殊な糸を入れるフェースリフト手術を受けた。だが、術後にひどい頭痛や傷痕(きずあと)周辺の腫れが生じた。地元の病院で抗生物質を投与されて症状は軽くなったが、今も側頭部に痛みが残る。
 Aさんの例について、ある美容外科医は「フェースリフトでの引き上げ過ぎやか化膿が考えられる。そもそも20歳そこそこの女性に、フェースリフトが必要なのか」と疑問を投げ掛ける。
 こうしたトラブルは珍しくない。国民生活センターによると、2008~2012年度、美容医療に関する苦情や相談は1500~1900件ほどで推移。内容は「販売方法や広告などの問題」「体への危害」が大半を占めている=グラフ=。
 HPや広告うのみにせず
 特にトラブルの元になるのが、いまや患者にとって最大の情報源である医療機関のHPだ。派手なセールストークや割引を強調した料金表示、真偽が定かでない手術前後の写真に誘われて受診する患者が少なくない=図=。国はガイドラインを設け、HP上の不適切な表現などを規制しているが順守されているとは言い難い状況だ。
 美容医療の大半は自由診療で、健康保険が適用されない。料金設定や治療法は医療機関によって大きく異なる。何か妥当か判断しにくいが、トラブルを避ける方法はあるのだろうか-。
 複数の医療機関比較して 
 美容医療の適正化を目指す、日本美容医療協会の西山真一郎常任理事は「初診当日には絶対、手術を受けないこと。数日置いて医療機関の言い分が本当かどうかを確かめる。複数の医療機関に相談して比べるといい」と指摘。正しい知識を持って治療に臨めば、美容医療は怖くないという。
 また、HPなどで担当医の経歴を確認することが大切だ。「治療には医師の技量がそのまま反映される。チェーン店化されたクリニックなどでは、経験不足の医師が十分な訓練を積まないまま治療するケースがある」 (西山さん)
 ほかにも、①治療計画や料金設定が明確か②担当医本人と十分話し合えるか③治療のメリットだけでなく、デメリットも説明するか④国内で承認された医薬品を使っているか-などを確認すべき点に挙げている。

20141025-1
20141025-2
 

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 残念なことです。
 ぼったくりがあります。
 悪魔に魂を売ってしまっています
 医師も、
 看護師も、
 受付も、
 みんなぐるです。
 だまされないでください
      ■         ■
 全面ピンクのホームページ
 モニター価格という名のおとり広告
 美容外科〈安売〉への懸念
 速成栽培のなんちゃって美容外科医
 臆病者と言われる勇気
 チェーン店の問題
 この院長日記を読んでください。
      ■         ■
 この患者さん…
 お腹も…
 腕も…
 太もも全周も…
 全部脂肪吸引して…
 がっつり5リットル以上吸引して…
 なんて言ってる…
 こんなに吸引したらヤバイよなぁ…
      ■         ■
 でも、
 これだけ脂肪吸引したら…
 180(万円)は取れる…
 ローンの審査もパスしている。
 今月の売上は低迷…
 受付からのプレッシャー
 先生、お願いしますぅ♡
 悪魔のささやきが聞こえてきて…
      ■         ■
 はいはい、脂肪吸引は簡単ですょ。
 眠っている間にすぐ終わりますょ。
 2~3日休めば、お仕事もすぐにできますょ。
 がっつり脂肪をとりますから…
 見違えるように細くなりますょ。
 みなさん、していらっしゃいますょ。
 心配なんて、いりませんょ。
 キズは残りませんょ。
 さぁ、手術をしましょう!
      ■         ■
 こんな美容外科は…
 実在しないと思いますが…
 広告を見ていると、
 多少やばいと思っても、
 強引に着陸してしまいそうな…
 美容外科も目につきます。
 医療も航空業界も…
 安全第一です。
 不幸な事故が起こらないことを願っています

投稿者 sapporobiyou : 17:36 | コメント (0)

2014年10月24日

おじの手術が終了しました

 札幌で交通事故にあった私のおじ
 かわいそうに、
 骨折の手術が必要になりました
 私が紹介した、
 東京都小金井市桜町1-2-20
 社会福祉法人聖ヨハネ会桜町病院で手術を受けました。
 無事に終了しました。
 ご心配をおかけしました。
      ■         ■
 おばからの連絡によると、
 手術を執刀してくださったのは、
 整形外科部長の、
 増岡一典先生です。
 とても素敵な先生だそうです。
 手術の説明も丁寧で、
 要点をしっかり説明してくださいました。
      ■         ■
 最終的な病名は、
 脛骨(けいこつ)
 腓骨(ひこつ)
 粉砕骨折(ふんさいこっせつ)
 …でした。
 金属と人工骨で修復してくださいました。
 ありがとうございました。
      ■         ■
 私は増岡一典先生とは面識がありません。
 おばからのメールと電話だけで、
 どんなに素晴らしい先生かわかりました。
 私が桜町病院を選んだのは、
 ♡大正解♡でした。
 これでおじのけがも快くなります。
 増岡先生に感謝しています。
      ■         ■
 私が桜町病院を選んだ理由です。
 ①厚生労働省が指定する研修指定病院ではない。
 →担当医が自ら執刀していただける。
 ②療養型病床もある。
 →老人の患者さんに慣れている。
 ③理学療法士・作業療法士が複数在籍している。
 →リハビリもしっかり行っていただける。
      ■         ■
 私がもう一ついいと思ったのが、
 広報誌に掲載されていた、
 前院長の次のお言葉でした。
 ちょっと長いですが引用させていただきます。
 病院長を退くに当たって
 前病院長
 柴崎啓一
 整形外科診療の強化を主目的に平成17年4月1日に赴任して参りました。私の印象では当時の聖ヨハネ会桜町病院は産婦人科など一部診療科を除けば診療活動が活発とは言い難い状況でした。建物の老朽化も著しく、手術室なども内固定金属を使用する脊椎手術などが行える状態ではありませんでした。更に、前職の国立病院院長の経験から判断しても、病院の経営状態に関する一般職員の認識の程度は低く、服務態度等も財政危機に瀕している病院運営も宜なるかなと感じざるを得ない状況でした。
 要請されるままに赴任2年後には病院長を引き受けましたが、病院運営の安定化に向けた最初の院長業務は、金融機関からの勧告に基づく経営コンサルタント会社の立ち入り調査でした。しかし、屈辱的とも言えるこの外部機関による調査は病院職員にとっては現状認識を促進し、改善に向けた院内結束のきっかけになったような気がします。
 以後、赤字体質の打破に向けて全職員の全面的な協力を仰ぎつつ、種々の委託業務の見直しを中心とした冗費節減対策、各種地域連携医療体制の整備拡張、および看護師を初めとするコメディカル・スタッフの可及的充足を行いつつ、医師増員による診療内容の拡大強化策等を積極的に展開しました。加えて、診療報酬体系の大幅改定に合わせて手術体制を強化した結果、平成22年度の診療実績はほぼ事業計画に沿った成果を上げることが出来、病院運営の安定化も見えて参りました。職員全員が一丸となった経営改善への努力の成果です。なお、この3年間に何度となく訪れた運営資金の調達困難時にはシスター方の老後に備えた積立金を再三にわたり修道会より一時的に融資して頂きました。経営を預かっていた私にとって誠に有り難く、忘れられぬ思い出です。
 平成23年度に入っても病院運営は正しい軌道上をほぼ順調に進行しております。ただし、私自身は年間4度の入院を繰り返すなど身体的な疲労が明らかで、前職を含めて13年の院長在任期間が私にとっては体力の限界のようです。平成23年12月末日をもって病院長から退くことを決意し、去る11月末に開催された聖ヨハネ会の理事会に於いて病院長引退を承認して頂きました。
 病院運営の改善に向け目の色を変えて頑張った病院全職員の仕事ぶりに深く感謝します。また、シスターの皆様方ならびに聖ヨハネ会本部の方々から賜った温かい励ましと数々の御支援に厚く御礼申し上げます。
 平成24年1月

 社会福祉法人聖ヨハネ会桜町病院のますますのご発展をお祈りしています。
 ありがとうございました。

投稿者 sapporobiyou : 16:26 | コメント (0)

2014年10月23日

正しい情報を正確に伝える

 私の院長日記の目的は、
 形成外科という、
 世間一般になじみが薄い診療科目を、
 少しでも、
 世の中の人に知ってもらいたい。
 …という思いでで書いています。
 時には私の独断もありますが、
 だまされないでください
 …という強い思いもあります。
      ■         ■
 年齢とともに下がってくるまぶた。
 形成外科医や美容外科医も、
 眼瞼下垂症手術をたくさん受けています
 ここだけの話しです。
 世の中には、
 自分は健康保険で眼瞼下垂症手術を受けたのに、
 ご自身は、
 自由診療で高い手術をしている医師がいます。
      ■         ■
 勤務しているクリニックが、
 保険適応にできない、
 美容外科チェーン店なので、
 仕方がない先生もいらっしゃいます。
 私もかつては雇われ院長でしたので、
 高い手術をしていました。
 申し訳ないと思っていました。
      ■         ■
 北海道は不景気です。
 私と同じ年齢の安倍晋三首相は、
 アベノミクスで日本の景気を良くするそうです。
 北海道はさっぱりです
 不景気で売上減のチェーン店は、
 あの手この手で、
 お客さんをだまして、
 何とか売上を上げようとしています。
      ■         ■
 整形低価格のワナ
 …に書いたように、
 低価格の広告で客寄せをして、
 高い手術をすすめている、
 チェーン店があります。

 残念なことです
 訴訟になった例もあります
 同業者として残念に思っています。
 私の院長日記は、
 正しい情報を少しでも正確に伝えるために、
 これからも続けようと思っています。

投稿者 sapporobiyou : 20:31 | コメント (0)

2014年10月22日

院長日記2014

 2006年10月22日に院長日記をはじめてから
 丸8年が経ちました。
 開院記念日以上に、
 感慨深いものがあります。
 途中、何度か挫折しそうになりました。
 さくらんぼさんのおかげで、
 何とか続けられています
      ■         ■
 52歳ではじめて、
 還暦になりました
 初回の院長日記では、
 札幌市形成外科医会のことを書きました。
 当時はお元気だった、
 武藤靖夫先生はご逝去され
 有賀昭俊先生は閉院されました。
      ■         ■
 8年も続けていると、
 知らぬ間に、
 院長日記が、
 データーベースになっていました。
 PCだと右上の私の写真の斜め上、
 スマホだと下の方に、
 検索があります。
      ■         ■
 ここに、
 立ち耳など、
 自分が調べたいことを入力すると、
 立ち耳の症例2013
 立ち耳の手術①
 立ち耳の手術②
 立ち耳の手術③
 …などのページがヒットします。
 これからも、
 少しでも役立つ正しい情報を発信したいと思います。
 さくらんぼさん
 なっちゅんさん
 毎日コメントをいただきありがとうございます。



術後7ヵ月

投稿者 sapporobiyou : 16:34 | コメント (0)

2014年10月21日

おじの交通事故(その後)

 全治○週間の治療を要す
 2014年10月16日の院長日記に書いた、
 私のおじの交通事故です。
 東京へ帰って、
 詳しく検査したところ、
 骨折の手術が必要になりました。
 全治○週間の治療を要す
 …どころではなくなりました。
      ■         ■
 リハビリも含めると、
 全治に数年かかることも予測されます
 せっかく親戚が集まって、
 紅葉を見に行こうとはりきっていたのに…
 全部キャンセルになりました。
 命があっただけよかったです。
      ■         ■
 大変なのが私のおばです。
 私のおじだけあって、
 大変なかたです。
 職業は医師です。
 形成外科医ではありませんが、
 お医者さんは難しい人が多いです。
 知識があるだけに…
 扱いにくいです。
      ■         ■
 手術をしていただく病院は、
 私が選びました。
 自宅から通いやすくて、
 評判の良い病院です。
 最近の大病院は、
 平均在院日数という、
 国が決めた規定のため、
 手術が終わるとすぐに追い出されます
      ■         ■
 国の方針とはいえ、
 手術から数ヵ月は、
 手術をしていただいた病院で、
 担当の先生に診ていただきたいです。
 リハビリも充実しているところがいいです。
 老人にも優しいところがいいです。
 なかなか見つけるのは大変でした。
      ■         ■
 私が見つけたのは、
 東京都小金井市桜町1-2-20
 社会福祉法人聖ヨハネ会桜町病院です。
 カトリック系の社会福祉法人が運営する病院です。
 ここで手術をしていただくことになりました。
 リハビリも同じ病院でしていただけるようです。
 今日の午後から説明があって、
 明日が手術日です。
 よくなって、
 来年は紅葉を楽しんでほしいです。

投稿者 sapporobiyou : 18:55 | コメント (0)

2014年10月20日

美智子さまと手話

 平成26年10月20日、朝日新聞朝刊の記事です。
 皇后美智子さまは10月20日、傘寿(さんじゅ)となる80歳の誕生日を迎え、これに先立ち宮内記者会の質問に文書で回答した。来年、戦後70年となることについて「大勢の人たちの戦中戦後に思いを致す年になろうと思います」と述べ、「私たち皆が、絶えず平和を志向し、国内外を問わず、争いや苦しみの芽となるものを摘み続ける努力を積み重ねていくことが大切」とつづった。 
      ■         ■
 美智子さま、
 80歳のお誕生日おめでとうございます。
 「私たち皆が、
 絶えず平和を志向し
 国内外を問わず
 争いや苦しみの芽となるものを
 摘み続ける努力を積み重ねていくことが大切

 いいお言葉だと感じました。
 安倍首相にもよく考えていただきたいです。
      ■         ■
 私の目にとまったのが、
 次の特集記事です。
 黒柳徹子さんが書かれています。
 ■手話、
 日本中に広まるきっかけに
 女優・黒柳徹子さん
      ■         ■
 何と言っても、美智子さまの偉大な功績は、手話というものを日本に広めてくださったことなんです。あまり知られていない?
 1979年、私はアメリカのろうあ者劇団「ナショナル・シアター・オブ・ザ・デフ」を日本に招聘(しょうへい)しました。当時、手話を人前でやるのは恥ずかしいとされていた時代です。でも、ハンディがある人たちの芸術的な素晴らしい演技を見て欲しいと思って、私も出演しました。
 その公演に美智子さまが皇太子さま(現天皇陛下)とともにいらしてくださいました。美智子さまは「本当に感激しました」とおっしゃり、楽屋で俳優一人ひとりに声をかけてくださって。その模様が報道されると、手話はすてきだと評判になって、手話教室も各地に作られていきました。美智子さまのおかげです。
 ユニセフ親善大使として1984年、タンザニアに行ったときのこと。あちこちに皇太子さまと美智子さまの写真がありました。前年にお二人がいらしたことを知りましたが、その時はタンザニアは食べるものがなくて、子どもが飢えでいっぱい死んでいた。お二人が来てくださったことでみんな感激していました。
 障害のある人たちの会でご一緒することもあります。私がすごく感激したのは、前にお会いになった人たちの名前を美智子さまは覚えていらっしゃる。しょっちゅう会っている方じゃないみたいなのに、それぞれの方についてご存じで、「その後どう?」とお聞きになる。ああでなくてはいけないなと思って。私なんて右向いて左を向いたら忘れちゃうぐらいなんですけど(笑)。感動します。
 先日は、96歳になる日本画家堀文子さんと、お住まいの御所におうかがいしました。堀先生が草花をお描きになることから、美智子さまは小さなお庭を見せてくださいました。自然の草を、わざわざ生やしているとおっしゃっていたけど、とってもすてきで。美智子さまはユーモアがおありで、三人でずっと笑って話していました。
 傘寿をお迎えになった美智子さま。80歳っていうとすごいみたいですけど、どうぞ20歳の女の子が4人いるとお思いになって(笑)、これからもお元気でいらしてくださいませ。(談)

 (以上、朝日新聞より引用)
      ■         ■
 恥ずかしながら…
 手話の歴史が、
 1979年からとは知りませんでした。
 皇后さまが、
 偉大な功績を残されたことも知りませんでした。
 お優しい、
 美智子さまの笑顔が目に浮かびます。
      ■         ■
 体調を崩されたりなさって、
 大変なことも多い80年だったと思います。
 「私たち皆が、
 絶えず平和を志向し
 国内外を問わず
 争いや苦しみの芽となるものを
 摘み続ける努力を積み重ねていくことが大切

 戦争がない、
 平和な世界のために、
 これからもご健康で長生きをしていただきたいです。
 心に残るいいお言葉をありがとうございました。

投稿者 sapporobiyou : 19:33 | コメント (0)

2014年10月19日

グリム会2014

 昨夜、市立札幌病院の医師OB会、
 グリム会がありました。
 グリム会2010という
 2010年10月24日の院長日記に書いたことが、
 どうやら間違っていたようです。
 市立札幌病院は開院145年になりました。
      ■         ■
 グリム会のグリム先生は
 第3代目院長で、
 ドイツ人医師だったと、
 昨夜の会で、
 グリム会副会長の伊藤俊輔先生から伺いました。
 謹んで訂正いたします。
 北海道で一番歴史がある病院です。
      ■         ■
 私が市立札幌病院を退職してから、
 もう20年も経ちました。
 医師としての青春時代を、
 いい病院で、
 いい先生と過ごせたことは、
 私の生涯の財産です。
 今年は残念なことに、
 兄貴分として頼りにしていた、
 河野通史先生がお亡くなりになってしまいました
      ■         ■
 元副院長の、
 樋口晶文先生もご逝去されました。
 心からご冥福をお祈りいたします。
 お元気でご活躍の先生も参加されました。
 元眼科主任医長の、
 相沢芙束(あいざわふたば)先生。
 緑内障の権威で、
 日本緑内障学会名誉会員
 元札幌医科大学眼科助教授
 私が学生の時に臨床実習で習った先生です。
      ■         ■
 グリム会に出席される先生は、
 信頼できるいい先生です。
 市立病院前整形外科クリニック
 佐久間 隆先生、
 手の外科が専門の優しい先生です。
 小樽で内科を開業していらっしゃる、
 大本内科クリニックの大本晃裕先生、
 リウマチがご専門で、
 河野通史先生と長い間いっしょに勤務されていました。
      ■         ■
 はだ産婦人科クリニック
 羽田健一先生
 お父様の後を継いで、
 無痛分娩ができる産院を開業されています。
 さっぽろ内科・腎臓内科クリニック
 深澤佐和子先生は、
 西区宮の沢で透析のクリニックを開業していらっしゃいます
 元整形外科主任部長の、
 本間信吾先生は、
 とてもお元気な先生で、
 まだ現役で野球をなさっていらっしゃいます。
 腰痛のプロです
 先輩の先生とお会いして、
 たくさんためになるお話しを伺いました。
20141019

投稿者 sapporobiyou : 17:28 | コメント (0)

2014年10月18日

TVで宣伝している弁護士さん

 昨日の院長日記、
 担当医によって違う全治○週間に、
 さくらんぼさんからコメントをいただきました
 最近弁護士の
 借金返済の過払い金の宣伝がすごいのですが、
 あれはなんなんでしょうか?

      ■         ■
 TVを見ない私でも、
 名前を覚えるくらいですから、
 すごい量のTVCMです。
 私は、
 TVで宣伝している弁護士さんには依頼しません
 高橋智先生にお願いします
      ■         ■
 TVで宣伝するには、
 莫大な広告宣伝費がかかります
 法律事務所のTV-CMがいくらかかっているか?
 私にはわかりません。
 決算書でも見れば、
 わかると思いますが、
 調べる気もありません。
      ■         ■
 自分が開業するまで、
 広告宣伝費なんて考えてもみませんでした。
 私のようにTVをあまり見ない人が、
 名前を覚えるまでにかかる宣伝費は、
 億の単位です。
 何億円_何十億円です
 とても個人経営の弁護士事務所には無理です。
      ■         ■
 さくらんぼさんが言われた、
 借金返済の過払い金の宣伝
 これが儲かるから、
 全国展開をして、
 TVCMを流しているのです。
 私の推測では、
 儲からない仕事は、
 受任しないのでは?と感じます。
      ■         ■
 私は弁護士さん選びで苦労しました。
 高橋智先生にお願いするまで、
 5人の弁護士さんにお会いしました。
 他にも優秀で信頼できる弁護士さんがいらっしゃいましたが、
 高橋智先生が一番でした。
 いいお医者さんを見つけるのが難しいように、
 いい弁護士さんを見つけるのも大変です。
      ■         ■
 私が高橋智先生を見つけた時、
 一番気に入ったのが、
 北大法学部給湯室の話しです
 私が北海道大学法学部で司法試験の勉強をしていた1980年代。
 同学部には「給湯族」と呼ばれる人々がいた。
 「給湯族」とは、朝9暗から夜10時まで自習室でひたすら勉強をし、
 昼休みやタご飯時期に給湯室でコーヒーを飲みながら、
 法律問題について議論するのを日課とする学生たちであった。
 現役学年は少なく、ほとんどが卒業生で、
 他大学の卒業生も含まれていた。

 (高橋智のコラム集より引用)
 この先生なら信頼できる!
 私が選んだ方法に間違いはありませんでした。
 弁護士さん選びは慎重になさってください。

投稿者 sapporobiyou : 14:15 | コメント (0)

2014年10月17日

担当医によって違う全治○週間

 交通事故と診断書という、
 2011年12月16日の院長日記があります。
 警察が人身事故として事故処理をするためには、
 医師の診断書が必要になります。
 診断書の全治○週間の、
 ○が1か3かで、
 免停30日か90日か、
 違反点数がぎりぎりの人は、
 免許取消になることもあります。
 お医者さんの診断書は重要です。
      ■         ■
 保険会社は、
 医師の診断書が提出されて…
 人身事故として警察が事故処理をしていないと…
 保険金を支払わない場合があります
 ところが、物損事故扱いでも、
 保険金が支払われることもあります。
 私の交通事故がそうでした。
      ■         ■
 医師にとって困るのが…
 全治○週間という…
 治療期間の決め方です。
 保険会社に治療費を請求する関係で、
 全治一週間と書いたのに…
 治るまでに…
 一年もかかると…
 どうして…?
 一週間の診断書なのに
 一年もかかるの…?
 …ということになります。
      ■         ■
 女性の顔に傷ができると…
 少しでも目立たなく治療したいと思います。
 裁判官の娘さんでも…
 警察官の娘さんでも…
 弁護士さんの娘さんでも同じです。
 ちょっとでも赤味が残っていたり…
 色素沈着が残っていたりすると…
 治療したいと思います。
      ■         ■
 形成外科で診断書を作成すると、
 ちょっとした顔のけがでも、
 向後約一年間の通院治療を要する見込みである
 …と書く場合があります。
 顔の傷が残りそうな時は…
 私は約一年間と書くようにしています
 実際に何年もかかることがあります。
      ■         ■
 困るのが… 
 刑事処分や行政処分の重さが…
 治療期間によって決められることです
 治療期間が3ヶ月以上になると…
 重傷事故と判断されることがあります。
 そもそも… 
 医学用語に軽傷とか
 重傷はありません。
 定義もはっきりしません。
      ■         ■
 用語自体も、
 医学では
 …とやまいだれを使います。
 形成外科で、
 一年間の治療と書くと…
 よく検察庁から問い合わせが来ていました。
 検察官も、
 顔面挫裂創(裂けて切れた傷)で、
 一年間もかかるのは?と考えるようです。
      ■         ■
 顔の傷が【全治】という定義が、
 日本形成外科学会にも、
 日本美容外科学会にもありません。
 体質によっては、
 肥厚性瘢痕となって、
 傷が目立つこともあります。
 交通事故の加害者にとっては、
 免停30日か90日かではえらい違いです。
 行政処分や罰金が、
 単純に全治○週間という診断書で決まる、
 今のシステムに問題があります。
      ■         ■
 もし不幸にして事故を起こしてしまい、
 加害者になった時は、
 まず相手に誠意を見せることです。
 ほんとうに申し訳ありませんでした
 心から謝ることです
 処分を受けることになったら、
 信頼できる弁護士さんに依頼することをおすすめします。
 加害者になってしまった時も、
 私は弁護士法人高橋智法律事務所をおすすめします
 信頼できる弁護士さんです。
 TVで宣伝している弁護士事務所は、
 私はおすすめしません。

投稿者 sapporobiyou : 19:40 | コメント (0)

2014年10月16日

全治○週間の治療を要す

 東京から来ていた私の叔父が、
 札幌市内で交通事故に遭いました。
 下腿の骨が折れて、
 腫れています。
 かわいそうです。
 私の両親と温泉に行く予定が、
 すべてだめになりました。
      ■         ■
 手術をするほどではないので、
 副木(シーネ)をあてて、
 東京に帰ることになりました。
 車椅子なら移動できますが、
 歩くことはできません。
 新千歳空港までの移動も大変です。
      ■         ■
 事故を起こした加害者の方は、
 奥さんといっしょに謝りに来てくれました。
 被害者の叔父以上に、
 憔悴しているようです。
 交通事故は、
 被害者も、
 加害者も大変です。
      ■         ■
 困っているのが診断書です。
 警察署からは、
 札幌で診断書をもらってください。
 事故の調書を作成しなくてはなりません。

 …と言われています。
 高齢の叔父夫婦は、
 整形外科、
 脳神経外科と受診し、
 ぐったり疲れています。
      ■         ■
 整形外科の病院からは、
 東京でCT検査もして、
 よく検査してから、
 診断書を発行してもらってくださいと言われました。
 脳神経外科の先生からは、
 数ヵ月後に、
 必ず再検査を受けてください。
 紹介状を東京の病院に書きます。
 …と言われました。
      ■         ■
 このような症状では、
 どんな名医でも、
 全治○週間の治療を要す
 …という診断書は書けません。
 事故処理に診断書が必要なのはわかります。
 診断書で行政処分の程度も変わります
 はっきり言って、免停か免許取消かが変わります
 医師の診断書は、
 安易に全治○週間とは書けません。

投稿者 sapporobiyou : 18:21 | コメント (0)

2014年10月14日

寒いけどがまん

 今日は2014年10月14日です。
 10月も半分近く過ぎました。
 台風19号が日本列島を縦断して、
 連休のお天気はさんざんだったようです。
 北海道は、
 昨日までは晴れていました。
 今日は雨です。
      ■         ■
 台風19号が通過した山形では、
 果物の収穫時期です。
 さくらんぼさんの果樹園を心配しています。
 せっかく一年間丹精こめて作ったのに、
 台風にやられては、、、
 農業の大変さを感じます。
      ■         ■
 北海道は寒くなりました。
 札幌美容形成外科では、
 暖房を入れています。
 今年は電気料金が上がるので、
 大変な年の瀬になりそうです。
 クリニックや病院の電気料金は、
 事業用なので、
 一般家庭より値上率が大きいです。
      ■         ■
 患者さんが寒かったら大変なので、
 電気料金が上がっても、
 病院やクリニックの暖房は止められません。
 でも、
 自宅ではじっとがまんです
 まだ暖房を入れてません。
 そら君をひざにのせると
 犬の体温であたたかなので、
 寒い朝は犬をひざにのせています。

投稿者 sapporobiyou : 20:43 | コメント (0)

2014年10月13日

診断が難しい眼瞼痙攣

 日本神経眼科学会から、
 2011年7月に出されたガイドラインです
 本態性眼瞼けいれん(以下、眼瞼けいれん)とは、
 眼瞼周囲の筋、主として眼輪筋(がんりんきん)の
 間欠性あるいは持続性の
 過度の収縮により
 不随意的な閉瞼が生ずる疾患で、
 他の神経学的、
 眼科学的異常が
 原因となっていないものと定義される。

      ■         ■
 この文章を読んだだけで、
 あぁ難しいとため息が出ます。
 簡単に言うと、
 目がぴくぴくして、
 目を開けにくくなる病気です。
 理由はわかりませんが、
 なぜか?
 まぶしいという患者さんが多いです。
 サングラスを離せない方もいます。
      ■         ■
 ガイドラインにあるような、
 典型的な症状がある患者さんは、
 診断が難しいことはありません。
 困るのが、
 他の病院で手術を受けた患者さんです。
 眼瞼下垂症手術がうまくいっていないのか?
 眼瞼痙攣なのか判断できないことがあります。
      ■         ■
 ボトックス治療で痙攣が治るようになりました。
 残念なことに、
 注射の効果は一時的で、
 半年もすると薬が切れてしまいます。
 眼輪筋を切除する手術は、
 侵襲が大きく、
 手術をする側も、
 手術を受ける側も大変です。
      ■         ■
 信州大学形成外科の研究で、
 眼瞼痙攣の病態がかなり見えてきました。
 比較的容易にできる診断法も教えていただきました。
 松尾先生の会長講演にはありませんでしたが、
 伴 緑也(ばんりょくや)先生のランチョンセミナーで、
 レーザーを使った眼輪筋治療が、
 眼瞼痙攣の患者さんに有効であると教えていただきました。
 これから有望な治療法だと思います。
 眼瞼痙攣や眼瞼下垂症の手術が進歩し、
 少しずつ病態が解明されてきています。

投稿者 sapporobiyou : 23:16 | コメント (0)

2014年10月12日

眼瞼痙攣の治療2014

 第23回日本形成外科学会基礎学術集会。
 私が3日もかけて、
 札幌から松本まで行って
 一番勉強になったのが眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の治療法です。
 松尾先生の開瞼の生理学
 なぜうまくいかないのか
 私が一番困ったのが、
 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)でした
      ■         ■
 開業して眼瞼下垂症手術を多くするまで、
 約25年間、
 恥ずかしながら、
 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)をよく知りませんでした。
 神経内科の病気だと思っていました。
 外科的に治せる病気だと考えていませんでした。
 学会で松尾先生の手術を見せていただいても
 自分で施術するとは考えませんでした。
      ■         ■
 松尾法と呼ばれる眼瞼下垂症手術は、
 挙筋腱膜を瞼板に固定する手術法です。
 術者によってやり方は多少ちがいますが、
 松尾先生が、
 腱膜すべり症という、
 まぶたの病気について、
 ためしてがってんで、
 広く世の中に広めてくださいました。
      ■         ■
 眼瞼下垂症を訴えて来院される患者さん。
 大部分の方は、
 皮膚を切開して、
 挙筋腱膜を固定すると、
 よく開いて、
 よく見える目になります。
 先生ありがとうございました
 …と感謝されます。
      ■         ■
 ところが、
 手術をしても、
 開かなくて、
 先生、これじゃぁ(不満足
 …ということがあります。
 他院で手術を受けて、
 うまく開かない患者さんもいます。
      ■         ■
 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の患者さんは、
 ふつうの眼瞼下垂症手術をしても、
 目が開きません。
 Meige症候群(めーじゅしょうこうぐん)という病気があります。
 難しい病気です。
 下垂の手術をしても開くようになりません。
 眼瞼痙攣にボトックス注射が効きます。
 (申し訳ありませんが札幌美容形成外科では実施していません)
      ■         ■
 信州大学形成外科では、
 眼瞼痙攣の治療を積極的にしていらっしゃいます。
 従来は眼輪筋切除の手術でしたが、
 今年の松尾先生のご発表では、
 ミューラー筋の処理で、
 眼瞼痙攣が治っていました。
 眼瞼痙攣で困っていらっしゃる患者さんには、
 信州大学形成外科をおすすめします。

投稿者 sapporobiyou : 16:00 | コメント (0)

2014年10月11日

第23回基礎学術集会(松本)③

 昨夜、札幌に帰って来ました。
 札幌は寒いです。
 開瞼の生理学を勉強するために、
 松本まで行った甲斐がありました。
 とても勉強になりました。
 松尾清会長の講演は昨日ありました。
      ■         ■
 松尾清先生は、
 形成外科医に眼瞼下垂症手術を広めてくださった
 日本形成外科学会の功労者です。
 私たちが、
 毎日、眼瞼下垂症手術で、
 ご飯を食べられるのは、
 松尾先生のおかげです。
      ■         ■
 眼瞼下垂症手術は、
 やればやるだけ奥が深い手術です
 ただまぶたを切って、
 腱膜を固定するだけではうまくできません。
 もう少し詳しく言うと、
 固定するだけでよくなる患者さんが大部分です。
 でもどうやっても…
 うまくいかない患者さんがいらっしゃいます
      ■         ■
 松尾先生が、
 開瞼の生理学を研究するきっかけは、
 なぜうまくいかないのか
 なぜうまくいったのか
 …をとことん追求なさったからだと、
 講演の最初に説明してくださいました。
      ■         ■
 1時間の講演を聴くために、
 3日間休診して行った甲斐がありました。
 松尾会長の講演のほかにも、
 たくさんのためになる発表がありました。
 さっそく今日からの診療に役立てます。
 信州大学形成外科のみなさん、
 ありがとうございました。

投稿者 sapporobiyou : 20:17 | コメント (0)

2014年10月10日

第23回基礎学術集会(松本)②

 今回の基礎学術集会には、
 松尾清会長の強い思いが込められています。
 その一つがリンパです。
 あまり知られていませんが、
 リンパ浮腫という病気があります。
 下肢が片方だけ、
 ぱんぱんに膨れる病気があります。
 放射線治療の後になることもあります。
      ■         ■
 リンパというと、
 リンパ節を思い浮かべます。
 リンパ管という細い管があります。
 肉眼で見てもわかりません。
 私も今日まで知らなかったのですが、
 リンパ管には、
 平滑筋という筋肉があり、
 心臓のように収縮するのだそうです。
      ■         ■
 東京大学形成外科の光嶋教授は、
 このリンパ管手術の権威です。
 スーパーマイクロという、
 細かい特殊な技術で、
 リンパ管の手術をなさいます。
 今までは、
 リンパ管吻合の手術をしても、
 なかなか良い結果が得られませんでした。
      ■         ■
 大島先生の研究と、
 光嶋先生の手術で、
 リンパ浮腫の患者さんが、
 劇的によくなっていました。
 形成外科とリンパは、
 関係が薄いように思われますが、
 リンパ管移植の技術は、
 形成外科のマイクロサージャリーです。
 学会が終了して、羽田経由で札幌に帰ります。
 モノレールから更新します。

投稿者 sapporobiyou : 23:43 | コメント (0)

2014年10月09日

第23回基礎学術集会(松本)①

 今日の松本は良い天気でした。
 松本へ来るまでは、
 御嶽山の噴火で、
 松本空港が閉鎖になるのでは?
 降灰があるのでは?
 …とか心配していました。
 来てみると松本もアルプスも無事でした。
      ■         ■
 昨日、松本空港に着いた時に、
 自衛隊の大型ヘリが御嶽山方向へ飛んで行きました。
 自衛隊の松本駐屯地からは、
 たくさんの方が救助に参加されています。
 地元の信濃毎日新聞には、
 頭から灰をかぶった自衛隊員が載っていました。
 ほんとうにご苦労様です。
 自衛隊員のみなさんに感謝です
      ■         ■
 松本は学問の街です。
 信州大学の優秀な研究者だけではなく、
 音楽のスズキ・メソードという教育法が、
 松本と関係があると23年前に知りました。
 ヴァイオリンの鈴木鎮一先生が、
 松本音楽院ではじめられたようです。
 街に塾や予備校が目立ちます。
      ■         ■
 今日の学会では、
 信州大学医学部の大橋俊夫先生が、
 特別講演で新しいリンパ管学の創生について教えてくださいました。
 その後のシンポジウムでは、
 リンパ管学の研究がありました。
 詳しい内容は難しすぎて、
 私にもよくわかりません。
      ■         ■
 印象に残ったのが、
 大橋俊夫先生の電動車椅子でした。
 先生は信州大学医学部長を歴任された、
 高名な研究者です。
 腰を悪くなさって、
 車椅子を使っていらっしゃいました。
      ■         ■
 大橋先生が講演の中で、
 研究者は自らの手で実験をしなくてはダメ。
 車椅子になっても、
 ウサギを使った動物実験を、
 ご自身の手でなさっていらっしゃる。
 研究者の鏡のような先生です。
 医学部教授に対する考えと指導も、
 札幌医大で私をクビにした医学部長とは
 まったく違っていました。
 素晴らしい研究が生まれるためには、
 素晴らしい指導者が必要なことがわかりました。
 松本まで来た甲斐がありました。
20141009_1
20141009_2

投稿者 sapporobiyou : 18:34 | コメント (0)

2014年10月08日

松本へ来ました

 今日は、
 第23回日本形成外科学会基礎学術集会に参加するため、
 松本へ来ました。
 23年前、
 1991年5月に、
 第34回日本形成外科学会で来て以来です。
      ■         ■
 FDA(フジドリームエアラインズ)の飛行機で、
 新千歳空港から来ました。
 はじめて搭乗しました。
 小さな飛行機でした。
 一日一便しかないので、
 帰りは東京経由で札幌に戻ります。
      ■         ■
 今年の第23回基礎学術集会、
 会長の松尾清教授は、
 眼瞼下垂症の権威です。
 今回は、
 会長講演、
 開瞼の生理学を聴くために、
 札幌から信州までやってきました。
      ■         ■
 私の眼瞼下垂症を、
 一番先に診断してくださったのが、
 松尾先生でした。
 先生は覚えていらっしゃらないでしょうが、
 平成14年6月に開催された、
 大阪の日本熱傷学会の時でした。
 立ち話で『先生にも(眼瞼下垂)がありますょ』
 …と診断してくださいました。
 人生で一番困っていた時期でした
 松尾教授の診断のおかげで、
 手術を受けて快適になりました。
 開瞼の生理学を勉強して帰ります。
      ■         ■
 補足です。
 FDAの飛行機は快適でした。
 小さな飛行機は揺れて、
 狭いというイメージがありました。
 FDAのブラジル製の機体は、
 天井が高く、
 足元が広い快適なシートでした。
 もう一つ、
 静岡の航空会社なので、
 機内の静岡茶(あたたかいお茶)が、
 とても美味しかったです。
 FDAをおすすめします。
20141008
20141008-2

投稿者 sapporobiyou : 20:51 | コメント (0)

2014年10月07日

日本の医療問題2014

 昨日の院長日記北電の社長交代で、
 世界一高いボトックスのため、
 薬問屋さんへの支払いが昨年は1000万円を超え
 私の役員報酬を大幅に下げました
 …とちょっと愚痴を書かせてもらいました。
 もう少し書かせてください。
      ■         ■
 保険診療で使うアラガン社のボトックスと、
 自由診療で使うアラガン社のボトックスビスタは同一製剤です。
 それなのに、
 保険診療で使うボトックスの薬価は、
 自由診療のボトックス流通価格の2倍以上します。
 これは明らかに異常です
      ■         ■
 少子高齢化で日本の医療財源は大変です。
 原発依存度44%だった北電が、
 最近の円安もあって、
 火力発電所の燃料費が高騰し、
 最後に料金値上げという、
 最悪の事態になっています。
 医療費もこのままだと自滅します。
 赤字再建団体になります。
      ■         ■
 30年以上保険医をやってきて思うことです。
 日本は許認可にかかわる人が多すぎます
 薬や医療機器の許認可を変えて
 世界標準の価格にすると
 医療財政は好転します
 もっと議論すべきだと思います。
      ■         ■
 ボトックスも高いですが、
 心臓ペースメーカーも高いと言われています
 心臓ペースメーカーの価格は高いのに、
 医師の技術料が低いのが日本の特徴です
 メーカー側にも、
 いいたいことはあると思います。
 これだけ技術が発達した日本なのに、
 ペースメーカーは外国製です。
      ■         ■
 世界経済では、
 ビッグマック価格が参考にされます。
 2014年10月、
 世界経済のネタ帳によると
 日本:370円で35位
 1位:ノルウェー788円
 2位:スイス693円
 3位:ベネズエラ692円
 20位:アメリカ487円
 28位:韓国407円
 です。
      ■         ■
 ビッグマックとボトックスを同一には扱えませんが、
 世界標準と比べて明らかに高いボトックスや、
 同じ製剤なのに、
 保険診療で使う薬剤価格が、
 異常に高い事態はおかしいと思います。
 ボトックスの注射手技料は180円です
 ビッグマックより安いのには、
 正直、とほほ、、、です。
 厚生労働省の病院でやってほしいです。

投稿者 sapporobiyou : 16:59 | コメント (0)

2014年10月06日

北電の社長交代 道民に寄り添う姿勢を

 平成26年10月6日、北海道新聞朝刊の記事です。
 北電の社長交代 道民に寄り添う姿勢を
 経済部 今川勝照
 急きょ副社長から昇格した北海道電力の真弓明彦新社長。電気料金の大幅な再値上げに厳しい視線を向ける道内企業や道民の声にどう応じていくか、経営姿勢が問われている。
 北海道電力の 電気料金 再値上げに対する国の認可手続きが大詰めに入った2014年9月25日、川合克彦社長が急きょ退任した。真弓明彦新社長は就任会見で、川合氏退任の理由は「持病の治療だ」とし、再値上げや経営悪化に対する引責辞任を否定した。川合氏の健康悪化は疑うべくもないが、こうあっさりと経営責任を否定されると違和感を感じる。再値上げで多大の負担を被る道内企業や道民からは今なお「北電は経営努力が足りない」との反発が渦巻く。北電経営陣にはあらためて影響の大きさをどう認識しているか問いたい。
 川合氏自身、記者会見でたびたび経営責任を問われ、再値上げ申請直後の今年7月末には「大きなミスリードはない」と言い切った。確かに北電が再値上げに至った直接の原因は、 東京電力福島第1原発事故 を受けて国の原発規制が強化され、 泊原発 (後志管内泊村)が停止して火力発電所の燃料費負担が増大したことにある。
 ただ、その背景には2009年に泊原発3号機の運転を始め、発電量に占める原発比率を全国10電力会社で最高の44%まで高めたことがある。原発依存度が高かった分、停止による反動が大きくなった面は否めない。
 消費者団体などは原発に過度に依存して他の電源開発が遅れた、と北電の経営責任を問う。経済産業省の公聴会などでも原発依存の見直しを求める意見が相次いだ。しかし、北電側の回答は「泊が稼働すれば電気料金は安くなる」に行き着く。
 北電役員経験者は「原発比率が高い北電は国の原発政策の模範生。国が補助して経営の面倒を見てもいいくらいだ」という。北電は国の政策に従ってきたのだから、責任を取らなければならないようなことは何もしていないとの論理が透ける。
 北電など大手電力会社は電力販売を地域で独占し、費用と利益を確実に回収できる国の電気事業制度に安住してきた、と多くの有識者が指摘する。経産省の再値上げ審査でも委員から「電力業界の常識は必ずしも世間の常識ではない」との声が上がった。
 再値上げで億単位の負担増を強いられる道内有力企業のトップは「北電の経営を守るために北海道が被る損失は甚大だ。これでいいのか」と憤る。北電経営陣に再値上げは当然で、道内経済や道民生活への影響は「人ごと」との意識はないか。合理化策を小出しにし、役員報酬一つとっても、率先して身を切るつもりがあるのか疑わざるを得ない。
 北電は歴代の道経連会長を輩出してきた道内トップ企業として地域経済を守る使命を担ってきたはずだ。経営陣はいま一度、そうした社会的責任をかみしめ、道内企業や道民に寄り添う姿勢を示してほしい。

 (以上、北海道新聞より引用)
      ■         ■
 2014年11月から、
 北海道電力の電気料金が上がります。
 原発依存度44%の北電が、
 原発を止めて2年半です。
 毎月2億円の赤字らしいです。
 円安もあって、
 火力発電所の燃料を買うのも大変です。
      ■         ■
 電気料金値上げは最後の手段。
 原発を動かせば値下げできますと言っているようです。
 北電従業員の冬のボーナス。
 今年はゼロと報道されています。
 北海道で、
 北電に就職は、
 優秀な人たちです。
      ■         ■
 私が納得できないのは、
 社長の役員報酬です。
 私の記憶が正しければ、
 減額前が年収約4200万円。
 減額後で年収約2000万円です。
 はっきり言って、
 経営責任を感じられません
      ■         ■
 医療法人札幌美容形成外科も、
 国の政策で、
 世界一高いボトックスを購入しています
 ほくやくさんという、
 薬問屋さんへの支払いが、
 昨年は1000万円を超えました。
 今年はもっと払うことになります。
      ■         ■
 私の役員報酬を大幅に下げました
 半分以下です。
 あまり下げたので、
 社会保険事務局に標準報酬月額変更届けを出したら、
 議事録の提出を求められました。
 社会保険の規定らしいです。
      ■         ■
 会社が赤字になったら、
 まず真っ先に減らすべきなのが、
 役員報酬です。
 社長は1000万円以上もらっているのに
 従業員の冬のボーナスがゼロでは
 正直言ってやってられません
 社長の役員報酬は、
 半分以下にすべきです。
 それじゃないと道民は納得しません。
 今日も札幌は寒いです。

投稿者 sapporobiyou : 18:00 | コメント (0)

2014年10月05日

もう一枚着たら

 今日は2014年10月5日です。
 札幌は気温が下がってきました。
 朝起きた時、
 室温は20℃程度です。
 寒がりの私は、
 寒い寒いを連発。
 暖房を入れたいなぁ~
 …と思いながら、
 奥さんの目を恐れて入れられません。
      ■         ■
 関西生まれの奥さんと、
 私の体感温度が違います。
 職場でも、
 体感温度が違う人と同じ部屋だと、
 いろいろ大変なことが多いです。
 私は暑がりで
 寒がりです
 苦労しています。
      ■         ■
 病院というところは、
 患者さんが裸になったり、
 薄い術衣一枚で、
 手術や検査を受けるところです。
 基本的に、
 薄い術衣一枚で、
 寒くないように温度調節をします。
      ■         ■
 私が医師になったのが1980年です。
 当時、北海道の病院には、
 病室に暖房はあっても、
 冷房はありませんでした。
 手術後の回復室など、
 限られた部屋にだけ、
 エアコンがついていました。
      ■         ■
 一番空調が完備されていたのが、
 病院の手術室でした
 暑すぎず、
 寒くなく、
 快適な温度を保っていました。
 私が手術室が好きになったのは、
 この快適な温度のためもあります。
      ■         ■
 今年は大変な年です。
 電気料金値上げ
 リッター100円以上する灯油
 …のために、
 家では寒くてもがまんの生活です。
 奥さんには、
 寒いんだったら
 もう一枚着たら?
 …と言われます。
 もう一枚着ても寒いので、
 今年はもう2枚着ることにします。

投稿者 sapporobiyou : 17:22 | コメント (0)

2014年10月04日

女の子が生まれたら

 男の子が生まれたら
 立派な息子に育てる方法
 …という院長日記があります。
 昔、泌尿器科の先生から教えていただいた、
 秘策です
 ぜひ若いお母さんに覚えていただきたいです。
 将来ご子息から感謝されます。
      ■         ■
 あかちゃんのちんちんは…
 おむつを替えるたびに…
 少しずつ引っ張って…
 皮を剥いてあげる
 そうすると…立派になる
 皮膚が薄い赤ちゃんのうちに、
 包皮を亀頭からすこしずつはがしてあげるのです。
      ■         ■
 はじめての赤ちゃんはわからないことだらけです。
 今は紙おむつです。
 いろいろな紙おむつが市販されています。
 日本製の紙おむつが優秀なので、
 外国でも大人気です。
 一部の商品は品薄らしいです。
      ■         ■
 どんなに高性能の紙おむつでも、
 必ずかぶれや赤味がでます。
 どんな処置をしたらいいのか?
 どんな軟膏を塗ったらいいのか?
 小児科でいいのか?
 皮膚科へ行くべきなのか?
 新米ママにはわからないことだらけです。
      ■         ■
 私は、
 ちょっと重症のおむつかぶれは、
 皮膚科専門医を受診することをおすすめします。
 皮膚科医は、
 皮膚や軟膏の専門家です。
 医院に在庫している、
 軟膏の種類も多いです。
 ベテラン看護師さんがいる医院もあります
      ■         ■
 女の子で気をつけていただきたいのが、
 外陰部の重度の皮膚炎です。
 悪化したまま放置されると、
 小陰唇がくっつくことがあります。
 軽度でしたら、
 簡単にはがれます。
 軟膏を塗って、
 くっつかないようにするべきです。
      ■         ■
 ネットで見てもあまり書かれていないのが、
 クリトリス周囲のことです。
 小陰唇縮小手術2014
 という2014年1月16日の院長日記に書きました。
 大人の女の人でも、
 陰核包茎(クリトリス包茎)はふつうです。
 ただ男性の真性包茎と同じように、
 包皮と陰核亀頭が癒着していて、
 中に直径0.5㎜程度の小さな白い粒が、
 たくさんできている人がいます。
 女性にも男性にもいます。
 角化物という垢のようなものです。

      ■         ■
 女の子でも、
 将来のために、
 陰核包皮の部分を、
 ちょっとだけ見てあげてください。
 もし炎症を起こしたりすると、
 癒着してしまうことがあります。
 早く見つけるとすぐに治ります。
      ■         ■
 男の子と同じように、
 おむつを替えるたびに…
 少しだけ引っ張って…
 ちょっと皮を剥いてあげて
 垢がたまらないようにしてください。
 女性器の手術をたくさんしていると、
 包皮と陰核亀頭が癒着して、
 つぶつぶがたまっている人が、
 意外とたくさんいらっしゃいます。

投稿者 sapporobiyou : 20:03 | コメント (0)

2014年10月03日

赤ちゃんの肌に保湿

 平成26年10月2日、
 朝日新聞の記事です。
 保湿、アレルギー防ぐ効果? 
 皮膚の防御機能守る 国立成育医療研究センター発表
 生まれた直後から皮膚の保湿を続けることで、アトピー性皮膚炎だけでなく、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の発症を抑えられる可能性があると、国立成育医療研究センターが1日発表した。皮膚の防御機能が守られ、アレルギー疾患につながる原因物質が体内に入るのを防ぐためとみている。
 同センターで生まれ、アトピー性皮膚炎になった家族がいる118人の赤ちゃんを、1日1回以上全身に保湿剤を塗る子と、ほとんど保湿剤を塗らない子に、くじ引きで半分に分け、生後約1週から32週まで経過をみた。この結果、アトピー性皮膚炎になったのは、保湿剤を塗った子が19人、塗らなかった子が28人で、塗った子はアトピー性皮膚炎の発症リスクが32%低かったという。また、アトピー性の湿疹がある子とない子を比べると、湿疹がある子の方が卵アレルギーを発症している割合が高かった。
 アトピー性皮膚炎は、皮膚の乾燥などによって防御機能が壊れ、アレルギーの原因物質が体内に入りやすくなって起きるという説が有力だ。アトピーを入り口に、食物アレルギーやぜんそく、花粉症に移っていくと考えられており、保湿でアトピーを防ぐことで、その後のアレルギー疾患の発症も抑えられるのではないかとしている。
 センターの大矢幸弘アレルギー科医長は「今後、より大規模な研究を長期的に行い、アレルギー疾患を完全に予防できる治療法につなげたい」と話す。(岡崎明子)

 (以上、朝日新聞より引用)
      ■         ■
 北海道新聞など他紙でも取り上げています。
 私は正しい治療だと思います。
 形成外科医から見ると、
 赤ちゃんの皮膚はとても薄いです。
 同じ程度の傷なら、
 思春期より、
 赤ちゃんの時がずっと目立たないです。
      ■         ■
 赤ちゃんの肌はとてもすべすべしています。
 すべての女性のあこがれの肌です。
 でも、
 中にはがさがさ肌の赤ちゃんがいます。
 ちょっと軟膏を塗ってあげると、
 とてもよく治ります。
 軟膏の選択が大切です。
      ■         ■
 注意していただきたいのが、
 ステロイド軟膏です。
 大人の軟膏を、
 そのまま赤ちゃんに使うと、
 強すぎます
 赤ちゃん用のステロイド軟膏があります。
      ■         ■
 赤ちゃんの肌はとても薄いので、
 すぐに傷つきます。
 爪がのびてくると、
 ちょっと爪があたっただけで傷になります。
 保湿してあげると、
 皮膚がかゆくなくなります。
 かゆくなくなると、
 傷つくことも減ります。
      ■         ■
 私は市販のワセリンだけもいいと思います。
 医療機関で処方するなら、
 ヒルドイドローションもいい選択だと思います。
 ステロイド軟膏は、
 おむつかぶれなど、
 炎症が強い時だけ使います。
 私が使う時には、
 赤ちゃん用のステロイド軟膏、
 キンダベート軟膏です。
 それをワセリンで薄めて使います。
 それでちゃんと効きます。
 赤ちゃんの肌トラブルは、
 皮膚科専門医を受診してください
 まちがっても、
 なんちゃって美容皮膚科には行かないでください。
20141003

(以上、朝日新聞より引用)

投稿者 sapporobiyou : 19:50 | コメント (0)

2014年10月02日

困難な時代に原点に立ち返る

 私は不遇な青春時代でした
 いじめられたこともあります
 中学一年生の時には、
 警察に相談に行ってみようかとも思いました
 中学校でいじめられている女子もいました。
 私も他の人と同じように、
 その子を避けていました。
 申し訳ないことをしました。
      ■         ■
 中学校時代の私のあだ名は、
 イカリヤ長介でした。
 私の下くちびるが少し出ていて、
 当時はやっていたドリフターズの長さんこと
 イカリヤ長介さんの下口唇と同じだという理由です。
 中学校時代の学級写真を見ると、
 下くちびるをかんでいます。
 気にしていました。
      ■         ■
 美容整形という言葉が、
 田舎の中学生にも認識されはじめた時代でした。
 私は、
 札幌の美容整形に行けば
 出た下くちびるを手術で治してもらえる?
 …と考えたこともありました。
 後に形成外科や美容外科を志す、
 原点になったのかもしれません。
      ■         ■
 私は形成外科が好きです。
 自分には何の責任もないのに、
 生まれつき(他の人と)、
 ちょっとだけ見かけが違う人がいます
 そんなの気にしなくてもいいじゃん、
 …という人がいても、
 本人が気にしていて、
 手術で治してあげると改善できる人には、
 できるだけ力になってあげようと思っています
      ■         ■
 美容整形の開業医も増えました。
 チェーン店も増えました。
 倒産するところもあります
 価格破壊もあります。
 はっきり言って、
 競争が厳しくなりました。
 経営が楽ではないことは事実です
      ■         ■
 最近残念に思うことです。
 昔、
 表示価格以上には請求しません
 追加料金もありません
 価格が安くて、
 それなりの治療をしていた、
 美容外科チェーン店がありました。
      ■         ■
 ここ2年くらいでしょうか?
 無料クーポンが来たので
 ○○美容外科に行ったら、
 100万円も取られそうになった。
 二重埋没法の手術で行ったのに、
 脂肪を取って、
 眼瞼下垂症手術をして、
 50万円も取られたのに、
 片目だけ開かなくなった

      ■         ■
 こんな患者さんが、
 一人や二人ではないのです
 私がメール相談を受けたり、
 実際に患者さんを診たりするのは、
 ほんの一部の方だけです。
 いくら競争が激しくて、
 売上目標が達成できなくても、
 幸せをつくる美容外科で、
 患者さんを不幸にするのはだめです
 原点に立ち返って、
 困難な時代を乗り越えるべきです。

投稿者 sapporobiyou : 17:52 | コメント (0)

2014年10月01日

自転車屋のおじさん

 今日から10月です。
 早いもので、
 今年も10月11月12月と…
 残すところ3ヵ月です。
 今年は大変な年末になりそうです。
 11月から北海道電力の料金が上がります。
 円安で灯油もリッター100円以上します。
 北国で生活する者にとっては死活問題です。
      ■         ■
 北海道電力の料金値上。
 北海道にとっては、
 リーマンショック以上のダメージです
 ちっぽけな美容形成外科ですが、
 危機感を持っています
 何とか、
 灯油代金だけでも安くなって欲しいです。
      ■         ■
 私は15歳の時に、
 大夕張という山奥から
 札幌に出てきました。
 家は裕福ではありませんでした
 母親も、
 森永製菓の工場のパートをしたり、
 生命保険の外交員をして、
 生活を支えていました。
      ■         ■
 私の唯一の楽しみは、
 自転車でした。
 体育が苦手で、
 マラソンで苦しみ、
 運動も苦手でした。
 唯一、体を使う運動は、
 自転車でした。
      ■         ■
 小学校6年生の時に、
 美唄市茶志内の生協で、
 宮田自転車の、
 5段変速の自転車を買ってもらいました。
 青い自転車でした。
 その自転車を、
 大切に使っていました。
      ■         ■
 美唄→大夕張→札幌と、
 自転車も引っ越してきました。
 ピカピカに磨いていました。
 私のお気に入りでした。
 自分で油をさして、
 いつも手入れをしていました。
 自分では直せない時に、
 自転車屋さんのお世話になりました。
      ■         ■
 高校から大学まで、
 西区八軒にあるフジニ商会という自転車屋さんで、
 よくお世話になりました。
 おじさんの名前が、
 玉井さんということを、
 かなり後になってから知りました。
 おじさんの店で買った自転車ではないのに、
 ちょっとした調整なら、
 (お金は)いいょ
 …と無料で直してくださいました。
      ■         ■
 いつも笑顔のおじさんでした。
 お兄ちゃん西高?
 優秀だねぇ~
 がんばってね
 いつもこんな感じでした。
 (ただで直してもらって)すみません
 出世払いでいいょ
 いいおじさんでした。
      ■         ■
 結婚してからは、
 家内の自転車、
 子どもの自転車、
 いつもおじさんの店から買いました。
 小学生の息子が、
 お父さん
 西友でも(自転車を)売っているのに、
 どうして(遠くの)お店から買うの?
 …と不思議そうに言ってました。
      ■         ■
 おじさんの店の自転車は、
 (ブリジストンの)いい自転車だから。
 お父さんが昔お世話になったから、
 (だから)おじさんの店から買うの。
 電動自転車だけは、
 おじさんの店で、
 走行中に充電できるSANYOの電動自転車を売っていなかったので、
 ネットで買ってしまいました。
 唯一の心残りです。
      ■         ■
 自転車屋のおじさん、
 玉井慎也さんがお亡くなりなりました。
 昨日がお通夜でした。
 家内とお参りに行ってきました。
 79歳でした。
 いつも笑顔の、
 いいおじさんでした。
 心からご冥福をお祈りしています。
 ありがとうございました。
shu

シューパロ湖へ自転車で行った時
私は自転車が好きな少年でした

投稿者 sapporobiyou : 18:04 | コメント (0)