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2017年05月13日

DNAR指示のあり方についての勧告

 2017年5月12日(金)学術講演会がありました。
 斗南病院の奥芝俊一先生が座長で、
 斗南病院の先生や看護師さんが参加していました。
 私にも案内をいただいたので、
 参加して勉強してきました。
 自分が専門とする診療科以外の情報は、
 意外と知らないものです。
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 昨夜は、
当院における心血管カテーテル治療について
 斗南病院 循環器内科 科長 松井裕先生
日本独自の心臓外科周術期管理法
 日本大学医学部外科系 心臓血管外科学分野
 講師 瀬在明先生
敗血症とβブロッカー
 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院 救急診療科
 部長 石川雅巳先生
 3つの講演がありました。
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 どの先生の講演も素晴らしかったです。
 その中で、
 呉共済病院 救急診療科部長
 石川雅巳先生から、
 Do Not Attempt Resuscitation(DNAR
 …について教えていただきました。
 DNR心肺蘇生をしないでください
 2017年4月29日の院長日記の補足です。
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 日本集中治療医学会雑誌に掲載された、
 Do Not Attempt ResuscitationDNAR指示のあり方についての勧告
 …について詳しく教えていただきました。
 私が読んでも難しい内容です。
 要点は、
 DNAR 指示は心停止時に心肺蘇生をしない指示であり、
 通常の医療・看護・ケアに影響を与えない。

 …ということです。
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 これまた難しい内容です。
 DNR心肺蘇生をしないでください
 …とだけ書いた紙を持っていても、
 心臓が停止した時に蘇生をしなでくださいというだけで、
 気管内挿管をしなでくださいとか、
 人工呼吸器は使わないでください
 …ということにはならないということの再認識です。
 難しい問題です。
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 PDFファイルを読むと
 Do Not Attempt Resuscitation(DNAR)指示のあり方についての勧告
 日本集中治療医学会雑誌掲載
 日本集中治療医学会倫理委員会
 委員長:丸藤 哲がんどうさとし
 (北海道大学大学院医学研究科侵襲制御医学講座救急医学分野)
 受付日2017年1月6日
 採択日2017年1月16日

 …と書いてありました。
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 丸藤哲がんどうさとし先生は、
 私が市立札幌病院でご一緒に働いた先生です。
 日本集中治療医学会倫理委員会の委員長として
 大変なお仕事をなさったと感じました。
 DNR心肺蘇生をしないでください
 …は簡単ではありません。
 丸藤先生の論文を読ませていただき、
 つくづく医療は難しいと思いました。
 私が集中治療室に入ったら、
 信頼できる先生の示指に従って治療を受けます。
 あとは私の子供たちに判断してもらいます。

投稿者 sapporobiyou : 2017年05月13日 18:41

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