<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<rss version="2.0">
<channel>
<title>札幌ではたらく院長のブログ - 本間 賢一</title>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/</link>
<description></description>
<language>ja</language>
<copyright>Copyright 2008</copyright>
<lastBuildDate>Fri, 04 Jul 2008 23:33:22 +0900</lastBuildDate>
<generator>http://www.movabletype.org/?v=3.171-ja</generator>
<docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

<item>
<title>また旭岳登山</title>
<description><![CDATA[<p>　平成20年7月3日（木）に<br />
　また旭岳に登山してきました。<br />
　今回で３回目です。<br />
　前回と同じように、<br />
　姿見の池までは<br />
　<a href="http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/">旭岳ロープウェイ</a>で上りました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　11:45分発のロープウェイに乗車。<br />
　約10分ほどで着きます。<br />
　ロープウェイの中では、<br />
　ビデオで旭岳の自然について解説してくれます。<br />
　日本で最初の国立公園だそうです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　登山で一番気になるのが天候です。<br />
　下から山頂が見えていても、<br />
　突然、雲に隠れてしまうこともあります。<br />
　今回は、快晴ではありませんでしたが、<br />
　最初から最後まで視界は良好でした。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　ロープウェイが到着すると、<br />
　自然保護監視員の方から説明があります。<br />
　遊歩道のマナーや<br />
　歩き方の注意事項などを説明してくださいます。<br />
　自然が大好きなお兄さんたちが<br />
　優しく丁寧に説明してくださいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　11:55に入山記録に署名して出発しました。<br />
　姿見の池まで、<br />
　整備された遊歩道を歩きます。<br />
　姿見の池まででしたら、<br />
　スニーカーでも大丈夫です。<br />
　（ヒールの靴は無理です）<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　今年は雨が少ないせいか、<br />
　山頂までの道は歩きにくかったです。<br />
　昨年購入した靴が活躍しました。<br />
　すれ違う方たちと、<br />
　『こんにちは』<br />
　と挨拶を交わしながら上ります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　街ですれ違っても、<br />
　挨拶はしないのに、<br />
　山道では挨拶をします。<br />
　知らない人同士でも、<br />
　友だちになったような感覚で、<br />
　挨拶をするのは気持ちの良いものです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　今年は足元が悪かったために、<br />
　１時間50分で山頂に着きました。<br />
　３回目にしてはじめて、<br />
　山頂から360度の大パノラマが見えました。<br />
　登山は辛いですが、<br />
　山頂に着いた時の達成感が、<br />
　また山に登ろうという気にさせるのだと思います。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　帰りに姿見の池付近の<br />
　お花畑を見てきました。<br />
　お花だけを楽しむのでしたら、<br />
　山頂まで上る必要はありません。<br />
　小さくてかわいいお花がたくさん咲いていました。<br />
　<div align="center"><img title="top1.jpg" src="http://www.s-bi.com/wp_diary/wp-content/uploads/2008/07/top1.jpg" alt="top1.jpg" /><br />
旭岳山頂<br />
後方に見えるのが<br />
姿見の池です<div><br />
　<div align="center"><img title="chin.jpg" src="http://www.s-bi.com/wp_diary/wp-content/uploads/2008/07/chin.jpg" alt="chin.jpg" /><br />
チングルマ<div><br />
　<div align="center"><img title="tsug1.jpg" src="http://www.s-bi.com/wp_diary/wp-content/uploads/2008/07/tsug1.jpg" alt="tsug1.jpg" /><br />
ツガザクラ<div></p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/post_389.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/post_389.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Fri, 04 Jul 2008 23:33:22 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ヤケドとシミの関係</title>
<description><![CDATA[<p>　日本熱傷学会の話題ではありません。<br />
　ヤケドとシミのお話しです。<br />
　役に立つ、ヤケド講座です。<br />
　昨年も書いたことがあります。<br />
　おさらいです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　天ぷら油がはねて、<br />
　ヤケドをすることがあります。<br />
　そこから、<br />
　シミになったという方が<br />
　たくさんいらっしゃいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　これは、<br />
　‘炎症後色素沈着’というシミです。<br />
　天ぷら油のヤケドは、<br />
　Ⅰ度か浅いⅡ度熱傷です。<br />
　上手に治療すると、皮膚は治ります。<br />
　ところが治った皮膚は赤くなっています。<br />
　皮膚が赤い間に、紫外線に当てると、<br />
　そこに色素沈着（シミ）ができます。<br />
　手術後のキズも同じです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　このシミを防ぐためには、<br />
　紫外線が当たらないようにします。<br />
　一番確実なのは、<br />
　ガーゼの間に<br />
　銀紙（アルミホイルやチョコの包装紙）<br />
　を挟んで、<br />
　これをテープで固定することです。<br />
　遮光（しゃこう）と呼びます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　レーザーで<br />
　高いお金を払ってシミを治したのに…<br />
　かえって悪くなったと<br />
　怒っている方がいらっしゃいます。<br />
　大部分は、<br />
　しっかり遮光をしなかったために、<br />
　紫外線が当たってできた<br />
　‘炎症後色素沈着’です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　キレイに治すには…<br />
　赤みがある間は<br />
　光に当てないようにします。<br />
　札幌美容形成外科では<br />
　<a href="http://s-bi.com/wp_diary/2007/08/21/">カバーマーク</a>という化粧品をお薦めしています。<br />
　もともと子供のアザを隠すために<br />
　開発された商品です。<br />
　私が医師になった25年前からありました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　デパートで売っているカバーマークとは違います。<br />
　特定の美容室やクリニックでしか売っていません。<br />
　市販の日焼け止めより抜群に効果があります。<br />
　SPFという紫外線防御指数の値は50です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　このカバーマークがよいのは、<br />
　塗った色がついている間は<br />
　効果があることです。<br />
　他の日焼け止めクリームは、<br />
　汗をかいて落ちてしまったり、<br />
　ハンカチで汗を拭いて落ちてしまっても、<br />
　落ちたこと自体がわかりません。<br />
　カバーマークは、<br />
　ゴルフなどの時でもばっちりです。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/post_388.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/post_388.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Thu, 03 Jul 2008 21:22:42 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第34回日本熱傷学会②</title>
<description><![CDATA[<p>　日本熱傷学会の続きです。<br />
　われわれ形成外科医や救急医にとって、<br />
　ヤケドをキレイに治すのは至難のワザです。<br />
　昨年の熱傷学会の報告でも書きましたが、<br />
　ヤケドのことについて<br />
　もう一度、おさらいをします。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　<span style="color: #0000a0;"><strong>ステーキ</strong>を注文すると焼き加減を聞かれます。<br />
　・レア、<br />
　・ミディアムレア、<br />
　・ミディアム、<br />
　・ウエルダン。<br />
　<strong>ヤケド</strong>も<br />
　・Ⅰ度、<br />
　・浅達性Ⅱ度、<br />
　・深達性Ⅱ度、<br />
　・Ⅲ度、<br />
　と分類されます。<br />
　日焼けしてピリピリ痛いのがⅠ度、<br />
　水胞ができるのがⅡ度、<br />
　皮膚が全部焼けてしまったのがⅢ度です。</span><br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　問題なのはⅡ度のヤケドです。<br />
　キズ痕が残るか残らないかは、<br />
　いかにヤケドの処置を、<br />
　上手にするかどうかで決まります。<br />
　Ⅱ度のヤケドには水疱ができます。<br />
　この水ぶくれは、破らずに処置をします。<br />
　そうすると、<br />
　中から新しい皮膚ができてきます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　昨年の日本熱傷学会で<br />
　フィブラストスプレーという薬が、<br />
　ヤケドをキレイに治すという発表がありました。<br />
　遺伝子組み換えのバイオ技術で作った製品です。<br />
　この薬を、子供のヤケドに使ったところ、<br />
　普通なら絶対に痕が残るヤケドなのに<br />
　キレイに早く治ったのです。<br />
　すごいことです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　今年もたくさんの施設から、<br />
　このbFGF（ベーシック･エフジーエフ）という薬が<br />
　子供のヤケドに効くという報告がありました。<br />
　広島県の皮膚科の先生は、<br />
　詳しくまとめて報告されていました。<br />
　大学の先生からも評価されていました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　問題なのは、<br />
　熱傷学会で早くキレイに治ることがわかっても、<br />
　保険診療でこの薬をヤケドに使うことができません。<br />
　厚生労働省が認可していないからです。<br />
　もっと悪いことに、<br />
　薬の説明書にはヤケドにも子供にも使わないようにと<br />
　記載されています。<br />
　とても残念なことです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　一本一万円以上もする薬ですが、<br />
　それだけの価値があります。<br />
　厚生労働省に働きかけて、<br />
　早く正式に認可していただきたいと思います。<br />
　製薬メーカーにも頑張っていただきたいです。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/34_1.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/34_1.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Wed, 02 Jul 2008 17:04:51 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第34回日本熱傷学会①</title>
<description><![CDATA[<p>　平成20年6月28日（土）と29日（日）に<br />
　名古屋で第34回日本熱傷学会が開催されました。<br />
　私が医師になった、<br />
　昭和55年（1980年）に、<br />
　札幌で第6回日本熱傷学会が開催されました。<br />
　28年間の進歩というのは、<br />
　素晴らしいものです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　今回の学会では、<br />
　聖マリアンナ医科大学形成外科の<br />
　熊谷憲夫教授の招待講演がありました。<br />
　‘皮膚再生医療による創傷治療’<br />
　というタイトルでした。<br />
　熊谷先生は、<br />
　日本における培養表皮移植のスペシャリストです。<br />
　今回の講演でも、<br />
　培養表皮移植の素晴らしさを見せていただきました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　熊谷先生の講演をお聞きして、<br />
　正直なところ、<br />
　培養表皮移植を見直しました。<br />
　オブラートのように薄い培養表皮で、<br />
　よく治せるものだ…<br />
　というのが、<br />
　私の感想です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　何度も書いていますが、<br />
　ふつうの人は、<br />
　培養表皮移植をすると、<br />
　どんなにひどいヤケドでも、<br />
　元のツルツルのお肌に戻せる…<br />
　と‘誤解’されます。<br />
　実際に、焼けただれてしまった皮膚を、<br />
　元に戻せるのではありません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　今回の熊谷教授の講演をお聞きして、<br />
　先人の培養表皮に対する思い。<br />
　培養表皮移植の歴史。<br />
　現在の培養表皮移植の状況が、<br />
　とてもよくわかりました。<br />
　まだまだ私たち開業医が、<br />
　手軽に利用できる状況ではありませんが、<br />
　熊谷教授の聖マリアンナ医大形成外科でしたら、<br />
　世界一の治療が受けられます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私たち形成外科医が、<br />
　一番頭を悩ますのが、<br />
　ヤケドのキズ痕です。<br />
　若い女性に、<br />
　広範囲にヤケドの痕が残っている。<br />
　なんとかキレイにしてあげたいと思っても、　<br />
　なかなか、<br />
　元のツルツルのお肌にはできません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　もちろん培養表皮を使っても、<br />
　完全に元通りにはできません。<br />
　熊谷教授がスライドで見せてくださった症例は、<br />
　今まで私たちが考えていたより、<br />
　ずっとキレイになっていました。<br />
　費用も時間もかかりますが、<br />
　聖マリアンナ医大形成外科へ行けば、<br />
　かなり改善できると思います。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　神様がおつくりになった皮膚には、<br />
　表皮だけではなく、<br />
　真皮も、<br />
　毛も<br />
　汗腺も<br />
　神経も<br />
　皮脂腺などの付属器もあります。<br />
　培養できるのは、<br />
　今のところはこの一番上の<br />
　表皮だけです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　将来、<br />
　表皮以外の皮膚成分も培養できるようなれば、<br />
　ヤケドやキズの治療は変わると思います。<br />
　火災や事故で<br />
　大ヤケドをした人の命を救うのが皮膚です。<br />
　救命のためには、<br />
　培養表皮だけではなく、<br />
　スキンバンクに保存された、<br />
　屍体皮膚も必要なのが現状です。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/34.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/07/34.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Tue, 01 Jul 2008 23:59:59 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>山形大学の事件⑥</title>
<description><![CDATA[<p>　美容形成外科、<br />
　美容外科、<br />
　美容整形、<br />
　このうち厚生労働省が認めた、<br />
　正式な標榜科目名はどれでしょうか？<br />
　医師免許を持っていても間違う人がいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　正解は美容外科です。<br />
　いちばん一般的な美容整形は、<br />
　認められていません。<br />
　でも、<br />
　‘整形する’<br />
　という日本語を聞くと、<br />
　整形外科で骨の手術をするのではなく、<br />
　美容外科で<br />
　二重の手術や鼻を高くするする手術を連想します。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　形成外科は、<br />
　よく誤解されます。<br />
　最近では、<br />
　さすがに、<br />
　形成外科医です、<br />
　といって<br />
　整形外科医と間違える人は<br />
　少なくなりました。<br />
　でも、形成外科と美容外科は混同されます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　いちばん多い誤解は、<br />
　山形大学医学部が間違った誤解です。<br />
　つまり、<br />
　事故などでできたキズを<br />
　キレイに治す手術は、<br />
　‘美容外科的手術’であるという誤解です。<br />
　これは、<br />
　私の先輩にあたる形成外科医が<br />
　長い年月をかけて保険適応にしてきた、<br />
　‘形成外科戦いの歴史’です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　生まれつき、<br />
　耳がない子どもさんがいます。<br />
　今は、保険適応になっていますが、<br />
　昔は耳をつくる手術が<br />
　保険適応になりませんでした。<br />
　昭和50年の毎日新聞社会欄に<br />
　「ボク、左耳がほしい。健保なぜきかないの？」<br />
　という記事が出ました。<br />
　耳がない病気の子どもさんが、<br />
　当時の田中厚生大臣に手紙を書きました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　その翌日に、<br />
　「左耳、手術できるよ」と、<br />
　田中厚生大臣が健康保険の適応を認め、<br />
　それが毎日新聞の記事になっています。<br />
　このことを書かれたのは　<br />
　日本形成外科学会で、<br />
　長い間、社会保険委員をなさった、<br />
　東京厚生年金病院の故中村純次先生でした。<br />
　中村先生が、<br />
　1982年に<br />
　日本形成外科学会25周年記念誌に書かれました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　キレイなるために<br />
　鼻を高くする、<br />
　おっぱいを大きくする、<br />
　これはもちろん美容外科の手術です。<br />
　保険はききません。<br />
　不慮の事故や<br />
　熱傷で<br />
　キズができてつっぱっている、<br />
　そのキズを少しでもよくしたい。<br />
　これは形成外科の手術です。<br />
　形成外科では保険診療で手術をしています。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　<a href="http://www.jsprs.or.jp/kenkou/index.htm">日本形成外科学会HP</a>には、<br />
　次のように書かれています。<br />
　<span style="color: #0000a0;">生まれつきの病気や<br />
　変形の治療、<br />
　外傷や熱傷（ヤケド）の治療、<br />
　ガン切除後の再建手術などは<br />
　健康保険の対象になります</span><br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　山形大学医学部に入院された患者様は<br />
　私の推測では、<br />
　健康保険の適応手術だったと思います。<br />
　それを<br />
　「美容的外科手術」<br />
　などと報道発表すること自体が、<br />
　形成外科を理解していない証拠なのです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　同じような事故を防ぐためには、<br />
　山形大学医学部に形成外科をつくり、<br />
　形成外科の診療体制を確立することです。<br />
　それが患者様への償いになります。<br />
　私は、<br />
　今でも患者様の脚にはキズが残り、<br />
　少しでも、<br />
　それを改善したいと<br />
　願っていらっしゃると思います。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_387.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_387.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Mon, 30 Jun 2008 23:23:56 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>山形大学の事件⑤</title>
<description><![CDATA[<p>　山形大学の医療事故は、<br />
　山形大学医学部が<br />
　形成外科のこと、<br />
　手術を希望する患者さんのことを、<br />
　軽視したために、<br />
　起こるべくして起こったと考えます。<br />
　山形大学医学部が<br />
　いかに形成外科を理解していなかったか？<br />
　ということは、<br />
　発表された文書を見ても明らかです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　2007年1月の調査委員会発足の会見で、<br />
　事故のことを附属病院長から<br />
　「生命と関係ないいわゆる美容的外科手術」<br />
　と発表されました。<br />
　2007年12月19日に、<br />
　<a href="http://www.id.yamagata-u.ac.jp/General/teisei071219.html">【医療事故に係る手術名訂正について】</a>と<br />
　山形大学医学部附属病院長山下英俊先生の名前で<br />
　訂正の公示が出ています。　<br />
　「美容的外科手術」を<br />
　「形成外科的再建術」<br />
　と訂正させていただきます。<br />
　という内容です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　何のことか？<br />
　よくわからない方がいらっしゃると思います。<br />
　大学当局は、<br />
　「美容的外科手術」と<br />
　「形成外科的再建術」<br />
　の違いすら認識していなかったのです。<br />
　本間先生、何？言ってんの？<br />
　『美容形成外科』って言うくらいだから、<br />
　美容も形成も同じでしょ？　<br />
　という方がいらっしゃると思います。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　そこが大きな違いなのです！<br />
　「形成外科的再建術」であれば、<br />
　保険適応で手術をすることができます。<br />
　「美容的外科手術」であれば、<br />
　大学病院といえども、<br />
　絶対に保険適応にはできません。<br />
　保険適応にならない、美容的外科手術を、<br />
　保険請求していたとします。<br />
　そうすると、不正請求になります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　不正請求をした病院は、<br />
　保険医療機関の取消しになることもあります。<br />
　社会保険事務局の調査が入って、<br />
　山形大学医学部附属病院が、<br />
　保険医療機関の取消し処分を受けると、<br />
　さくらんぼさんも診療が受けられなくなります。<br />
　これは、<br />
　<font color="#ff0000">【重大な誤り】</font>です。<br />
　ちょっと、文言を誤りましたで、<br />
　済むことではありません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　もし、山形大学医学部が<br />
　形成外科専門医に相談をして、<br />
　報道発表をしていれば、<br />
　絶対に「美容的外科手術」とは書きません。<br />
　山形大学医学部HPの記載です。<br />
　<font color="#0000a0"><strong>【医療事故に係る手術名訂正について】</strong><br />
　山形大学医学部附属病院は、<br />
　平成17年5月に本院で手術された患者様が<br />
　術後経過不良となった件について、<br />
　平成19年1月に調査委員会発足の会見をした際、<br />
　現病及び診療科名等から患者様が特定されないよう<br />
　「生命と関係ないいわゆる美容的外科手術」<br />
　の表現を用いました。 <br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　平成19年3月の調査結果報告の会見をした際は、<br />
　調査結果を踏まえ、<br />
　手術名は<br />
　「形成外科的再建術」<br />
　と訂正し、<br />
　診療科名と共に公表いたしました。 <br />
　この案件に関しては、<br />
　「美容的外科手術」を<br />
　「形成外科的再建術」と訂正させていただきます。 <br />
　平成19年12月19日　　　　　　<br />
　山形大学医学部附属病院長　山下英俊</font><br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　もっともらしく発表していますが、<br />
　読む人が読めば不正請求の疑いがあります。<br />
　山形大学は荻野先生を処分して、<br />
　安全対策を万全にしたと公表しています。<br />
　ところが、実際には<br />
　事故の後も、<br />
　発表の後も、<br />
　何も変わっていません。<br />
　残念なことに、山形大学医学部には、<br />
　形成外科的再建術を必要とする患者さんを<br />
　これからどうしようという姿勢がありません。<br />
　同じような形成外科患者さんの手術で、<br />
　また事故が起こる可能性も考えられます。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_386.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_386.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Sun, 29 Jun 2008 16:32:11 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>山形大学の事件④</title>
<description><![CDATA[<p>　北海道には、<br />
　北海道大学医学部、<br />
　札幌医科大学、<br />
　旭川医科大学の<br />
　３つの医育機関があります。<br />
　旭川医科大学には形成外科はありません。<br />
　形成外科専門医もいません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　東北には、<br />
　青森県→弘前大学医学部、<br />
　岩手県→岩手医科大学、<br />
　秋田県→秋田大学医学部、<br />
　山形県→山形大学医学部、<br />
　宮城県→東北大学医学部、<br />
　福島県→福島県立医科大学<br />
　の医学部があります。<br />
　このうち、秋田大学医学部と<br />
　山形大学医学部には形成外科がありません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　日本の医学部や医科大学には、<br />
　形成外科専門医すらいないところがあります。<br />
　何回か書いたことがありますが、<br />
　もともと形成外科は、<br />
　皮膚科や整形外科の一部から独立しました。<br />
　北大に形成外科ができたのが、<br />
　昭和53年でした。<br />
　私の恩師である、<br />
　大浦武彦先生が血の出るような努力をされて、<br />
　北大に形成外科をつくられました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　北大に形成外科ができたのは、<br />
　大浦先生の恩師である、<br />
　北大皮膚科教授の三浦祐晶先生のおかげだと<br />
　私は大浦先生から何度もお聞きしました。<br />
　大学や大きな総合病院に新しい診療科をつくることは、<br />
　大変なことだというのは、<br />
　私自身が肌で感じてきたことです。<br />
　北大では、皮膚科から別れて形成外科ができました。<br />
　当時の詳しいことはわかりませんが、<br />
　一般的には形成外科ができるということは、<br />
　皮膚科の教官が減るということです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私の推測では、<br />
　三浦先生は皮膚科の教官数が減っても、<br />
　形成外科という新しい科をつくって、<br />
　手術が必要な患者さんを助けたいと思われたのです。<br />
　三浦先生のような、<br />
　よき理解者がいないと、<br />
　形成外科のような新しい診療科はできません。<br />
　もちろん、北海道大学医学部付属病院長や<br />
　北海道大学総長の英断もあったと思います。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　北大と同じ昭和50年代前半から、<br />
　形成外科があった国立大学は、<br />
　東大、<br />
　京大、<br />
　長崎大学<br />
　だけだったように記憶しています。<br />
　私は、30年近く形成外科を専門としてきました。<br />
　私自身が、市立札幌病院で、<br />
　平成元年から平成6年まで、<br />
　皮膚科医師として形成外科の診療を、<br />
　6年間も担当しました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　交通事故で顔の骨を骨折した患者さんが搬送されました。<br />
　救急部へ行って、<br />
　『手術が必要です』<br />
　『手術は○○のように行います』と<br />
　ご家族に説明しました。<br />
　何も状況がわからないご家族から、<br />
　『失礼ですが…、<br />
　皮膚科の先生に顔の骨の手術ができるのですか？』<br />
　というようなことを聞かれたことがありました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　山形にも、<br />
　脚のキズをキレイに治したい。<br />
　脚にある、アザをキレイに治したい。<br />
　という患者さんが必ずいると思います。<br />
　形成外科がないので、<br />
　患者さんはどこを受診したらよいかわかりません。<br />
　病院の受付で聞いてもわかりません。<br />
　皮膚のキズだから皮膚科？<br />
　なんて感じで皮膚科をすすめられたことも<br />
　実際にありました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　もし、山形大学医学部に形成外科があれば、<br />
　形成外科専門医が最初から診察し、<br />
　入院･手術計画を立て、<br />
　患者さんやご家族に説明していたと思います。<br />
　そうすれば、形成外科の中で<br />
　手術法についてカンファレンスがあり、<br />
　術後も形成外科専門医がチェックできたはずです。<br />
　患者さんがご不幸だったのは、<br />
　しっかりとした形成外科の診療体制がなかったことです。<br />
　形成外科専門医として本当に申し訳なく思います。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_385.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_385.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Sat, 28 Jun 2008 19:01:12 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>山形大学の事件③</title>
<description><![CDATA[<p>　ここからの記載は、一般的な術後経過です。<br />
　私は山形大学と何の関係もなく、<br />
　手術に入ったわけでもありません。<br />
　ひとりの形成外科専門医の推測です。<br />
　山形大学の先生は、<br />
　下腿のキズを丁寧に縫合したと思います。<br />
　手術終了時には何の問題もなく、<br />
　無事に終了してよかったよかった！<br />
　と手術を終わりました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　手術のトラブルは手術後に起こります。<br />
　術後出血、<br />
　術後感染、<br />
　術後の肺合併症、<br />
　など<br />
　手術の後の管理が大切です。<br />
　外科医は、<br />
　研修医時代に先輩からイヤというほど叱られて<br />
　術後管理を覚えます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　手術が終わると、<br />
　患者さんは入院していた皮膚科病棟へ帰りました。<br />
　ご家族が心配してお待ちになっています。<br />
　ふつうの一般的な大学病院でしたら、<br />
　患者さんの術後管理は入院している病棟、<br />
　すなわち皮膚科病棟で行います。<br />
　問題はそこからです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　病棟へ戻ってから、<br />
　手術後の腫れが出てきます。<br />
　手術直後は問題がなくても、<br />
　手術後の腫れ（医学用語で腫脹（しゅちょう）といいます）<br />
　によって、血流障害が出ることがあります。<br />
　病棟では、担当の看護師が<br />
　術後の観察をします。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　麻酔が切れて、<br />
　腫れが強くなってくると、<br />
　患者さんは痛みを訴えます。<br />
　術後の一過性の痛みか？<br />
　合併症による痛みか？<br />
　の判断が重要になります。<br />
　持続硬膜外麻酔という麻酔が効いていると、<br />
　痛みを訴えないことがあります。<br />
　その時は、足先の血流を見て判断します。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　ベテランの看護師が夜勤をしていると、<br />
　すぐに判断ができて、医師へ報告されます。<br />
　報告先は、皮膚科の当直医です。<br />
　皮膚科の当直医は患者さんを診察して、<br />
　異常が認められれば、主治医へ報告します。<br />
　主治医は、診察をして、<br />
　自分で対応ができなければ、<br />
　手術を手伝ってくれた形成外科専門医へ報告します。<br />
　これが、大学病院のごく一般的な流れです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　病棟での責任者は、<br />
　①主治医<br />
　②病棟医長（ふつうは皮膚科の准教授か講師）<br />
　③皮膚科診療科長（皮膚科教授）<br />
　④附属病院病院長<br />
　となるのが一般的です。<br />
　実際に毎日回診して、キズを診るのが、<br />
　研修医＋指導医（皮膚科）<br />
　何か問題が生じたら…<br />
　整形外科の形成外科専門医に連絡！<br />
　というのが、<br />
　日本における平均的な医学部附属病院です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　白い巨搭でおなじみの教授回診。<br />
　浪速大学医学部第一外科では、<br />
　外科の財前教授が回診をしていました。<br />
　内科の里見助教授は、外科の回診には来ません。<br />
　山形大学の患者様は、<br />
　皮膚科に入院されていたので、<br />
　ふつうの医学部附属病院であれば、<br />
　診療科長である皮膚科教授が責任者です。<br />
　皮膚科病棟の教授回診は皮膚科教授がします。<br />
　教授が不在の時は、准教授がします。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　医療事故の報告も同じです。<br />
　このような、事故があった際には、<br />
　まず担当した診療科の皮膚科医師から<br />
　診療科長の皮膚科教授に報告が上がり、<br />
　そこから病院長へと報告が上がるのが<br />
　一般的なルールです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　山形大学の患者様の主治医は<br />
　皮膚科医師であり、<br />
　手術に際して、<br />
　皮膚科から整形外科に組織的な要請はなく、<br />
　整形外科の所属である形成外科専門医に<br />
　直接執刀をお願いしたことで、<br />
　結果的に、整形外科内でのカンファレンスがおこなわれず、<br />
　整形外科長（荻野教授）に状況が伝えられないまま<br />
　医療事故になりました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私は、<br />
　患者様が、<br />
　もし整形外科病棟へ入院されていたら…<br />
　この事故は防げたと考えます。<br />
　整形外科の病棟では、<br />
　術後に下肢の状態をチェックするのは…<br />
　日常茶飯事。<br />
　どんな新人のナースでも、<br />
　患者さんの訴えを見逃すはずはありません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　荻野教授の指揮監督下であれば、<br />
　必ず教授回診で善処されたと思います。<br />
　この事故は、<br />
　荻野教授の守備範囲以外の部署で起こりました。<br />
　ですから、<br />
　処置が後手後手になったのだと推測します。<br />
　私は荻野教授の手術を知っています。<br />
　とても丁寧でキレイな手術をなさる先生です。<br />
　問題なのは山形大学医学部の診療体制なのです。<br />
　その理由を次に書きます。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_384.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_384.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Fri, 27 Jun 2008 07:00:11 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>山形大学の事件②</title>
<description><![CDATA[<p>　報道発表によると、<br />
　20台の女性患者さんの医療事故の原因は<br />
　コンパートメント症候群です。<br />
　コンパートメント症候群？って何？<br />
　ネットで検索すると、いろいろな説明がでてきます。<br />
　どの説明を読んでも、あまりピンときません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　話しをわかりやすくするために、<br />
　ブーツを例にとってお話しします。<br />
　女性が冬に履くブーツ。<br />
　いろいろなデザインがあります。<br />
　たいていのブーツに、ファスナーがついています。<br />
　体重が増えて、脚（下腿）が太くなったとします。<br />
　昨年は履けたブーツがきつくて入りません。<br />
　ショックです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　気に入っていたブーツで、<br />
　あまり痛んでもいないので、<br />
　無理やりファスナーを引っ張り上げて…<br />
　ブーツが裂けそうになるくらい…<br />
　無理矢理ブーツを履きます。<br />
　ようやく入りました。<br />
　パンパンになったまま、朝お出かけします。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　最初はなんとかガマンできていても、<br />
　そのうち痛みで耐えられなくなってきます。<br />
　でもファスナーを緩めると、<br />
　ブーツが脱げてしまい歩けません。<br />
　仕事中に靴屋さんに行くこともできません。<br />
　痛みをガマンして歩いていると、<br />
　そのうち感覚が麻痺してしまいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　仕事で外回りをしている。<br />
　通勤に長時間かかる。<br />
　きついブーツを長時間履いて、<br />
　歩いていると、脚がパンパンになってきます。<br />
　感覚が麻痺しても歩いていると、<br />
　脚がしびれて、最後には血流が止まってしまいます。<br />
　これがコンパートメント症候群の原理です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　つまり、脚をしめつけて血流が悪くなる病態です。<br />
　ブーツで…<br />
　そこまでガマンする人はいないでしょうが、<br />
　真冬の寒い時期などにガマンしていると<br />
　足先の感覚がなくなってしまうのと同じです。<br />
　痛みを感じているうちは大丈夫ですが、<br />
　きついブーツを履いたまま、<br />
　酔って泥酔してしまったりすると…<br />
　大変なことになります。<br />
　脚が壊死（えし）してしまいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　<a href="http://www.jaam.jp/html/report/dictionary/word/1113.htm">日本救急医学会HP</a>の説明です。（）内は私の捕捉です。　<br />
　<font color="#0000a0">（下腿のように）複数の筋肉がある部位では，<br />
　いくつかの筋ごとに，<br />
　骨，筋膜，筋間中隔などで<br />
　囲まれた区画に分かれて存在する。<br />
　その区画のことをコンパートメントという。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　骨折や打撲などの外傷が原因で<br />
　筋肉組織などの腫脹（しゅちょう）がおこり，<br />
　その区画内圧が上昇すると，<br />
　その中にある筋肉，血管，神経などが圧迫され，<br />
　循環不全のため壊死や神経麻痺をおこすことがある。<br />
　これをコンパートメント症候群という。<br />
　とくに多くの筋が存在する<br />
　前腕，<br />
　下腿や<br />
　大腿部で起きやすい。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　骨折や打撲だけではなく<br />
　ランニングやジャンプなどの<br />
　激しい運動によってもおこりうる。<br />
　強い疼痛が特徴であり，<br />
　他に<br />
　腫脹（しゅちょう），<br />
　知覚障害，<br />
　強い圧痛などがみられる。<br />
　処置が遅れれば筋肉壊死や神経麻痺をおこす。<br />
　筋区画内圧が40mmHg以上であれば，<br />
　筋膜切開（減張切開）が必要となる。</font><br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　コンパートメント症候群は珍しい病態ではありません。<br />
　整形外科医、<br />
　救急医、<br />
　外科医、<br />
　形成外科医<br />
　であれば、<br />
　必ず知っているべき病態です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　救急医学会HPにあるように、<br />
　処置が遅れれば後遺障害が残ります。<br />
　逆に処置が早ければ<br />
　後遺障害を残さずに治癒することもあります。<br />
　きついブーツだって、<br />
　早く脱げば脚はしびれませんし、<br />
　後遺障害が残るようなことはありません。<br />
　残念なのは、<br />
　山形大学医学部付属病院で<br />
　どうして早く処置ができなかったか？です。<br />
　この理由は、別の日に書きます。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_383.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_383.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Thu, 26 Jun 2008 18:53:54 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>山形大学の事件①</title>
<description><![CDATA[<p>　さくらんぼさんが、<br />
　何回かコメントしてくださっている事件のことです。<br />
　私が山形大学の事件を知ったのは、<br />
　さくらんぼさんからの、一通の相談メールでした。<br />
　最初に、<br />
　手術を受けながら、後遺障害が残ってしまった患者様に、<br />
　一人の形成外科医として、心からお詫びいたします。<br />
　詳細は<br />
　<a href="http://yuunion.web.fc2.com/">山形大学職員組合ホームページ</a>に<br />
　<strong>荻野先生の裁判を支援する会</strong>として記載されています。<br />
　この医療事故は形成外科に関係があります。<br />
　新聞記事や職員組合HPによると次の通りです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　2005年5月一人の女性患者さんが、<br />
　下肢の手術のために、<br />
　山形大学病院の皮膚科に入院しました。<br />
　主治医は皮膚科の先生です。<br />
　手術を引き受けて、<br />
　入院の指示をした皮膚科には、<br />
　形成外科専門医はいませんでした。<br />
　もちろん美容外科を専門とする医師もいません。<br />
　経緯はわかりませんが、<br />
　整形外科に所属する形成外科専門医が手術を執刀しました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　手術の結果が思わしくなく、<br />
　結果的に手術前より状態が悪化したのだと私は思います。<br />
　その事実については、一人の形成外科医師として、<br />
　患者様に本当に申し訳なく思います。<br />
　皮膚科に入院していた患者様は、<br />
　2005年8月山形県外の病院に転院。<br />
　2006年 9月患者側が、山形地裁に証拠保全の申し立て。<br />
　2006年11月27日 山形地裁、証拠保全の決定。<br />
　事件は山形地裁の証拠保全命令が出て、<br />
　初めて明るみに出ました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　2007年6月山形大学医学部附属病院長は、<br />
　荻野教授に対し科長解任および診療中止の処分。<br />
　2007年11月山形大学教育研究評議会が<br />
　荻野教授に対し７日の停職処分決定をしました。<br />
　この事故で整形外科の荻野教授が処分されました。<br />
　それは手術を執刀した形成外科専門医が<br />
　整形外科の所属だったからです。<br />
　荻野先生は診療も手術もできなくなりました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　その結果、さくらんぼさんが書かれていたように、<br />
　ある日、大学病院へ行ったら、<br />
　突然、荻野教授の名前がなくなっていた…<br />
　という事態になったのです。<br />
　皮膚科の担当医は2007年8月までに<br />
　定年退職および転出。<br />
　何の処分も受けなかったようです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私は、<br />
　もし山形大学に形成外科があって、<br />
　形成外科の担当教官がいれば、<br />
　この事故は防げたと思います。<br />
　山形大学の診療体制が事故の原因です。<br />
　荻野教授を処分しても、<br />
　何の問題解決にもなりません。<br />
　荻野先生を頼っている、<br />
　たくさんの患者さんが心配しています。<br />
　この事件に関して数回に分けて記載します。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_382.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_382.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Wed, 25 Jun 2008 18:04:17 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>チェリー１周忌</title>
<description><![CDATA[<p>　愛犬のチェリーが亡くなって、<br />
　6月18日で一年になりました。<br />
　18日は、特に何も行事はしませんでした。<br />
　チェリーが亡くなって一年だね…<br />
　と話した程度です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　6月19日に知り合いのお宅へ伺いました。<br />
　そのお宅では、<br />
　シェルティーを３匹飼っていらっしゃいました。<br />
　チェリーと同じ位の年令の<br />
　お母さんワンコとその仔犬たちでした。<br />
　残念なことに、<br />
　３匹ともチェリーより先に旅立ってしまいました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　チェリーにも<br />
　一匹、子どもがいました。<br />
　メスのクッキーという名前でした。<br />
　北見の知人のお宅で、<br />
　大切に飼っていただいていましたが、<br />
　チェリーより早く亡くなってしまいました。<br />
　人間の世界より、<br />
　イヌの世界の方が、<br />
　親より先に亡くなる仔犬が多いようです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　シェルティーを３匹飼っていらしたお宅では、<br />
　奥様がすっかり元気をなくされていました。<br />
　最後のワンコが亡くなってから…<br />
　約２年間、ペットがいませんでした。<br />
　そのお宅に、仔犬がやってきました。<br />
　まだ、４ヵ月のシェルティーです。<br />
　東京のブリーダーさんが大切に育てたワンコです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　19日に、そのワンコと遊ばせていただきました。<br />
　ともておりこうなワンコでした。<br />
　まだ、４ヵ月なのに…<br />
　とてもおりこうでした。<br />
　チェリーが４ヵ月の時はどうだったかなぁ～？<br />
　と思い出していました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私の小さい頃からの夢は、<br />
　戸建の家に住んで、<br />
　イヌを飼うことでした。<br />
　昨年までは、チェリーがいました。<br />
　一軒家に住んでいました。<br />
　チェリーが亡くなって、<br />
　家も引っ越しました。<br />
　家内はもうイヌは飼わないと言っています。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　わが家は、まだ当分イヌを飼う雰囲気ではありません。<br />
　もうしばらく、喪に服して、<br />
　他に楽しみを見つけて暮らします。<br />
　シェルティーを見るとチェリーを想い出します。<br />
　かわいいワンコでした。<br />
　<div align="center"><img title="min.jpg" src="http://www.s-bi.com/wp_diary/wp-content/uploads/2008/06/min.jpg" alt="min.jpg" /><br />
チェリーの子ども<br />
クッキーの写真です<div></p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_381.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_381.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Tue, 24 Jun 2008 23:37:17 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>切断指再接着</title>
<description><![CDATA[<p>　<a href="http://s-bi.com/wp_diary/2008/06/21/">平成20年6月21日の日記</a>に、<br />
　北海道で最初に、<br />
　切断指再接着を成功させたのが、<br />
　薄井正道先生と書きました。<br />
　切断した指を、<br />
　世界ではじめてつないだのが、<br />
　1965年、<br />
　奈良医大整形外科の玉井先生と小松先生でした。<br />
　これは今でも、欧米の教科書に記載されています。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　北海道で最初の成功例は、<br />
　1974年、<br />
　北海道大学整形外科の薄井正道先生でした。<br />
　1974年3月（昭和49年3月）でした。<br />
　当時、私は一浪の末に、<br />
　札幌医大から合格通知をいただいていました。<br />
　ようやく試験勉強から開放され、<br />
　毎日、ぼ～っとしていました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　当時は朝日新聞を購読していました。<br />
　夕刊の記事だったと思います。<br />
　『せっちゃん、指くっついた！』<br />
　という見出しで、<br />
　写真入りの記事が掲載されました。<br />
　何気なく、読んでいると…<br />
　その記事に載っていたのは、<br />
　私の夕張市立鹿島中学校の同級生でした。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　間違いなく、<br />
　鹿島中学３年Ａ組で、<br />
　渡辺煕（わたなべひろし）先生のクラスで、<br />
　同級生だった、○○勢津子さんでした。<br />
　新聞記事を見た第一印象。<br />
　『キレイになったなぁ！』<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私が大夕張で同級生だったのは、<br />
　15歳の時でした。<br />
　面倒見のよい、明るい子でした。<br />
　目がパッチリと大きかった印象があります。<br />
　それから4年が経過していました。<br />
　私19歳、彼女も19歳です。<br />
　同じ班だったこともあり、<br />
　中学校ではよく話していました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　彼女は、南大夕張の木工場で作業中、<br />
　誤って指を切断してしまいました。<br />
　南大夕張から、北大まで搬送され、<br />
　薄井正道先生に手術を受けました。　<br />
　切断された、<br />
　おや指の血管と神経をつないで、<br />
　再接着術に成功しました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　札幌医大に合格したばかりで、<br />
　私には何の医学的知識もありませんでした。<br />
　新聞に掲載されていた彼女を見て<br />
　ただただ驚きました。<br />
　笑顔で『先生ありがとう！』と言っているのは<br />
　4年前に同じクラスで勉強していた子でした。<br />
　すごいなぁ。<br />
　痛かっただろうなぁ。<br />
　そんな思いが頭をめぐりました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　お見舞いに行こうかなぁ？<br />
　一人では行きにくいなぁ…<br />
　シャイな私は、友人に頼んで、<br />
　一緒に北大病院まで行ってもらいました。<br />
　北大病院の整形外科病棟まで行きました。<br />
　病棟の看護婦さんに、<br />
　『あのぅ～、指の○○さんのお見舞いに…』<br />
　と言ったところ、<br />
　『あっ、今、回診中だから、待ってて！』<br />
　と言われました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　『あっ、それじゃこれ渡してください。』<br />
　と<br />
　持って行った、お菓子を置いて、<br />
　シャイな私は逃げるように帰ってきました。<br />
　看護婦さんが、<br />
　『ちょっと待っててくれればいいのに…』<br />
　『きっと残念がるゎ…』<br />
　と言われたのを覚えています。<br />
　新聞に出ていた○○さんが、<br />
　とてもキレイになっていたので、<br />
　私は会うのが恥ずかしかったのです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　その後、35年が経過しました。<br />
　私は○○さんにお会いしたことがありません。<br />
　医師になってから、<br />
　薄井先生に、話したことがあります。<br />
　先生もよく覚えていらして、<br />
　『あぁ、せっちゃんいい子だった。』<br />
　『確か、天理市へ行かれてその後診ていない…』<br />
　というようなことを話した記憶があります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　日記に書いた、<br />
　<a href="http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ytutida2002/">土田芳彦</a>先生は薄井先生の弟子。<br />
　薄井正道先生は、<br />
　現在、釧路市の<a href="http://www.easthokkaidohospital.com/index.html">東北海道病院院長</a>をなさっていらっしゃいます。<br />
　もし、山形で切断指や重症四肢外傷になったら、<br />
　山形大学医学部整形外科に<br />
　荻野利彦教授がいらっしゃいます。<br />
　山形大学整形外科は、<br />
　一度に多数の指の再接着に成功し、<br />
　ＴＶや新聞で報道されたこともあります。<br />
　荻野教授も<br />
　薄井先生と同じ、北大整形外科上肢班でした。<br />
　さくらんぼさん、<br />
　北海道まで来なくても大丈夫ですょ。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_380.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_380.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Mon, 23 Jun 2008 23:59:59 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>北大形成外科同門会</title>
<description><![CDATA[<p>　昨夜、北大形成外科同門会の会議がありました。<br />
　同門会というのは、<br />
　北大形成外科で修行をした仲間医師の集まりです。<br />
　今は、北大形成外科には所属していなくて、<br />
　病院勤務や開業をしている医師が<br />
　同門会の主要メンバーになります。<br />
　OBによる親睦団体というところです。<br />
　北大形成外科では、<br />
　現在、北大形成外科に在籍している医局員も<br />
　教室会員となります。<br />
　教授や准教授、講師、助教というスタッフの他に<br />
　研修医も教室会員です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　北大で研修した仲間の会ですから、<br />
　30年近くも、ずっと顔見知りです。<br />
　遠い親戚よりも、自分にはずっと身近な存在です。<br />
　自分にいろいろなことを教えてくれた、<br />
　大切な先輩であり、<br />
　自分が手術を教えた、<br />
　かわいい後輩も同門会員です。<br />
　業界の親睦団体と違うのは、<br />
　師弟関係であったり…<br />
　よき相談相手であったり…<br />
　私に言わせると、<br />
　形成外科という、自分にとってかけがいのない<br />
　もう一つの‘親兄弟･親戚’以上の関係が同門会です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　最近の若い先生は、<br />
　卒後に大学病院の医局に入らず、<br />
　すぐに市中病院や民間病院で臨床研修をします。<br />
　結果的に、大学に残る人が少なくなっています。<br />
　確かに、昔から医局制度には問題もありました。<br />
　ただ、私にとっては良い制度で<br />
　良い時代でした。<br />
　採血や点滴すら満足にできなかった私が、<br />
　手術ができるようになったのは、<br />
　北大形成外科のおかげです。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私は、大浦武彦教授が率いる、<br />
　北大形成外科へ入局しました。<br />
　現在の私があるのは、<br />
　大浦武彦先生や北大形成外科の先輩のおかげです。<br />
　いつも感謝しています。<br />
　札幌医大から北大へ行くことは少し勇気がいりました。<br />
　私が北大へ行けたのは、<br />
　松本敏明先生、<br />
　大岩彰先生という、<br />
　お二人の札幌医大の先輩がいらしたからでした。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　特に大岩彰先生は、<br />
　私が札幌医大に入学した時に、<br />
　熱心に弓道部へ誘ってくださった先生でした。<br />
　大岩先生の、<br />
　『私でもやっているんだから大丈夫だょ』<br />
　『おいで！』<br />
　という一言で、<br />
　私は安心して北大形成外科へ来ました。<br />
　大岩先生はお忘れになっていると思いますが、<br />
　私が北大を訪ねた時に、<br />
　生姜焼き定食をごちそうしてくださいました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　松本先生は、アクティブで激しい先生です。<br />
　レーザーのスペシャリストです。<br />
　大岩先生は、穏やかで優しい先生です。<br />
　巻き爪という、手術が難しい爪の病気に、<br />
　独自の大岩法という、手術法を考案されました。<br />
　あまり知られていませんが、<br />
　私は今でも素晴らしい手術法だと思っています。<br />
　大岩先生は現在は形成外科を離れていらっしゃいますが、<br />
　同門会にはいつもいらしてくださいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　同門会の会議で、<br />
　最近、医局を離れる先生のことが話題になりました。<br />
　全国どこの大学の形成外科でも、<br />
　専門医も取らずに、大学を去る先生がいらっしゃいます。<br />
　どこへ行くのも、<br />
　職業選択の自由という、<br />
　日本国憲法が定めた基本的人権です。<br />
　形成外科や自分の将来のことを考えてのことです。<br />
　私は、北大形成外科は円満退局しましたが、<br />
　札幌医大は追い出されました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　前にも書いたことがありますが、<br />
　48歳にして職を失い、<br />
　路頭に迷いました。<br />
　子どもにもお金がかかる時期だったので、<br />
　本当に困りました。<br />
　私は幸いなことに、<br />
　中央クリニックの社長さんに拾っていただきました。<br />
　中央クリニックも円満に退職させていただき、<br />
　札幌美容形成外科を開業できました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私は自分の生き方が正しいとか、<br />
　大学を辞めて美容外科医になるのが悪いとか、<br />
　言うつもりはまったくありません。<br />
　一度しかない人生ですから、<br />
　自分の思うように生きるのがいいと思います。<br />
　ただ、<br />
　私が札幌医大を追い出された時に、<br />
　精神的な力になってくれたのが、<br />
　北大形成外科の先輩や後輩でした。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　医師にもたくさんの悩みや苦しみがあります。<br />
　悩んだり苦しんだりした時に、<br />
　相談できる先輩がいるのは、<br />
　本当にありがたいことです。<br />
　これは苦しんだ人にしかわかりません。<br />
　そんな時に相談できる先輩を持つには、<br />
　北大形成外科同門会は最適なところだと思います。<br />
　私は、自分が一度、<br />
　奈落の底へ落ちて助けてもらったので、<br />
　後輩が困っていたら、<br />
　できるだけのことをしたいと思っています。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_379.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_379.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Sun, 22 Jun 2008 23:59:59 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>札幌東徳洲会病院外傷センター</title>
<description><![CDATA[<p>　昨夜、札幌パークホテルで、<br />
　第５回北海道臨床創傷治癒研究会がありました。<br />
　昨年は、<a href="http://www.tokeidaihosp.or.jp/index.html">時計台記念病院</a>、<br />
　<a href="http://www.tokeidaihosp.or.jp/jyunkanki/index.html">循環器センター</a>長の浦澤一史先生の特別講演がありました。<br />
　浦澤先生の講演は、<br />
　血管に細いカテーテルという管を刺して、<br />
　詰まった血管開通させるという技術でした。<br />
　この日記でご紹介したのが、ご縁で、<br />
　浦澤先生に治療を受けて快くなった方がいらっしゃいました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　昨日の特別講演は、<br />
　<a href="http://www.higashi-tokushukai.or.jp/index.asp">札幌東徳洲会病院</a></a>、<br />
　<a href="http://www.higashi-tokushukai.or.jp/m4/index-02.html">外傷センター</a>、センター長の<br />
　土田芳彦先生でした。<br />
　土田先生は、北大医学部をご卒業後、<br />
　東京で麻酔科研修。<br />
　その後、札幌医大整形外科へ入局され、<br />
　薄井正道先生の下で、<br />
　マイクロサージャリーのスペシャリストになられました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　札幌医科大学高度救急救命センターで<br />
　講師としてご活躍。<br />
　重症の四肢外傷を、<br />
　神業のような手術で再建されていました。<br />
　その手術の腕は、まさにブラックジャック以上。<br />
　通常でしたら、切断になる腕や下肢を、<br />
　見事につなげて、<br />
　社会復帰させていらっしゃいます。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　指を切断したら…<br />
　再接着という手術でつなげます。<br />
　この程度の知識は、一般的になっています。<br />
　つなげるのは容易ではありません。<br />
　細い血管や神経を手術用顕微鏡で縫い合わせます。<br />
　使う糸は髪の毛よりも細く、<br />
　目の良い人が肉眼でようやく見える程度です。<br />
　北海道で一番最初に、<br />
　指の再接着に成功したのが、<br />
　当時、北大整形外科にいらした薄井正道先生でした。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　土田先生の得意技は、<br />
　ダンプに轢かれた…<br />
　機械に腕を巻き込まれた…<br />
　交通事故で足がグチャグチャになった…<br />
　などなど、<br />
　専門医ですら、<br />
　これ…<br />
　どうしましょう？？？<br />
　というような重度の外傷を治す技術です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　そのような、重症の患者さんは、<br />
　たいてい頭部外傷や肺損傷という、<br />
　生命にかかわる、合併症を持っています。<br />
　頭部や肺の状態が悪いため、<br />
　手術をためらっているうちに、<br />
　下肢の治療が遅れることがあります。<br />
　逆に、頭部の状態が悪いのに無理に手術をして、<br />
　骨折は治ったのに、脳死になることもあります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　患者さんの意識がない中で、<br />
　同意書も取れない状態で<br />
　緊急手術をする必要があることも<br />
　マレではありません。<br />
　昨日の講演の最初は、<br />
　『やってはいけない治療』という内容でした。<br />
　われわれ医療者に衝撃的な内容でした。<br />
　是非、医学生に聴いて欲しい内容でした。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　その次が、土田先生の手術症例でした。<br />
　私の印象に残ったのが、<br />
　機械に腕を巻き込まれて、<br />
　肘から先が、グチャグチャになってしまった女性でした。<br />
　機械から腕を抜き取れなかったので、<br />
　なんと機械ごと救急車で搬送されてきました。<br />
　病院で機械を壊して、<br />
　腕を引き抜くと、筋肉もグチャグチャ。<br />
　腕は完全に取れていました。。。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　普通でしたら、どう考えても切断です。<br />
　本人の意識はあるものの、<br />
　完璧なパニック状態。<br />
　とにかくつないでみます…！<br />
　土田先生のブラックジャック以上の腕で<br />
　腕はつながりました。<br />
　問題は、その後です。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　指の再接着でしたら、<br />
　多少曲がりが悪いことがあっても、<br />
　まず、機能が問題になることはありません。<br />
　腕は大変です。<br />
　動かない手、<br />
　動かない腕、<br />
　があると、<br />
　義肢より使い勝手が悪いことがあります。<br />
　感覚が悪いと、ヤケドやケガをすることもあります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　土田先生が手術をされたその女性は、<br />
　懸命にリハビリをして、<br />
　『先生、今日はこんなことができました』<br />
　『先生、お鍋が持てるようになりました』<br />
　と先生を逆に励ましてくれたそうです。<br />
　土田先生は、ここが男性と女性の違うところ…<br />
　とおっしゃっていました。<br />
　私も同感です。<br />
　女性は、辛抱強くリハビリを続けられました。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　重症の交通外傷、<br />
　労働災害、<br />
　などの不慮の事故で、<br />
　腕や足がもげたら…<br />
　救急病院で切断と言われたら…<br />
　四肢再建スペシャリストの、<br />
　<strong><font color="#0000A0">土田芳彦</font></strong>先生を思い出してください。<br />
　札幌東徳洲会病院外傷センター<br />
　011-722-1110です。<br />
　腕のよい、優しい先生です。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_378.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_378.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Sat, 21 Jun 2008 22:56:01 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>刑務所の医療</title>
<description><![CDATA[<p>　平成20年6月20日、北海道新聞朝刊の記事です。<br />
　<font color="#0000a0"><strong>医務官診療拒む　福岡</strong><br />
　「刑務所に戻らぬよう苦痛与える」<br />
　福岡刑務所（福岡県宇美町）の受刑者が<br />
　「医務官から投薬や診療を拒否されたり、<br />
　差別的、侮辱的な暴言を受けたりした」と<br />
　福岡県弁護士会に人権救済を申し立てるケースが相次ぎ、<br />
　2002年以降少なくとも70件に上っていることが6月19日、<br />
　関係者の話で分かった。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　ほとんどは医師資格を持つ同刑務所第２医務課長の言動に集中。<br />
　この課長は、<br />
　法務省が福岡県内の大学教授や弁護士らに委嘱した<br />
　福岡刑務所視察委員会の調査に対し<br />
　「二度と刑務所に来させないためにも、<br />
　受刑者には苦痛を与えなければならない」<br />
　という趣旨の説明をしたという。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　特定非営利活動法人（NPO法人）監獄人権センター（東京）は<br />
　「自らに加罰権限があると思っている医務課長の発想はおかしい。<br />
　全国の刑務所に根差している問題ではないか」と指摘している。<br />
　福岡刑務所の広報担当者は<br />
　取材に対し「コメントすることはない」と話した。<br />
　刑務所を管轄する福岡矯正管区は<br />
　「福岡刑務所に問題があるとは考えていない」、<br />
　法務省矯正局は「事情を把握していない」としている。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　関係者によると、<br />
　第二医務課長は投薬や診療を求める受刑者に対し<br />
　「仮病だろう」<br />
　「帰れ」<br />
　「日本で盗みをする中国人は診ない」<br />
　とたびたび発言したとされる。<br />
　県弁護士会や<br />
　監獄人権センターには<br />
　「詐病と決めつけられた」<br />
　「人工透析を受けさせてもらえない」<br />
　「診察要請に一切応じてくれない」<br />
　などの訴えが寄せられている。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　関係者によると、<br />
　課長は自らを<br />
　「コスト力ッター（経費を削減する人）」と公言。<br />
　刑務所の薬剤費は<br />
　2005年度に約５千万円だっが<br />
　2007年度には約３千万円に減ったという。</font><br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　昨日の朝日新聞の投稿記事で、<br />
　受刑者一人に年間300万円の経費がかかるとありました。<br />
　受刑者の医療水準をどの程度にするか、<br />
　とても難しい問題です。<br />
　コストがかかるのは、<br />
　外科手術。<br />
　人工透析。<br />
　抗癌剤治療。<br />
　などなど、さまざまな治療があります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　覚醒剤依存症で、服役したとします。<br />
　覚醒剤を注射する時に、<br />
　注射器を使いまわしして、<br />
　高い確率で、<br />
　ウイルス性肝炎になります。<br />
　肝炎の治療にはお金がかかります。<br />
　新薬ですと、一ヵ月の薬代が数万円。<br />
　インターフェロンの注射なんかをすると、<br />
　数十万円にもなります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　もし刑務所でこのような‘治療’が認められると、<br />
　お金がなくなったら、<br />
　悪いことをして、<br />
　刑務所に入れてもらい、<br />
　医療刑務所で治療してもらう…<br />
　なんて人が増えたらどうしましょうか？<br />
　税金で数百万円もかけて、<br />
　‘治療’してあげる必要があるのでしょうか？<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　私たちは、中学校までの義務教育で、<br />
　悪いことをしたら刑務所に入れられることを教えられます。<br />
　でも、普通の国民は、<br />
　刑務所の中がどうなっているか？<br />
　刑務所の中で病気になったらどうなるのか？<br />
　まったく知識がありません。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　受刑者の人権もわかりますが、<br />
　刑務所で、<br />
　普通の病院と同等か<br />
　それ以上の医療を求めるのは…？<br />
　身勝手すぎると、私は思います。<br />
　どこまで治療するのが、<br />
　受刑者に適当なのか、判断に困ります。<br />
　　　　　　■　　　　　　　　　■<br />
　世の中には、<br />
　毎日、<br />
　朝早くから、夜遅くまで働いて、<br />
　きちんと納税もして、<br />
　選挙には投票にも行っているのに…<br />
　無医村で、<br />
　医療を受けられない人がたくさんいます。<br />
　受刑者だけが、<br />
　際限なく医療を受けられるというのは、<br />
　医療者の一人として、納得できません。</p>]]></description>
<link>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_377.html</link>
<guid>http://www.biyou-m.com/blog/003/archives/2008/06/post_377.html</guid>
<category>美容整形</category>
<pubDate>Fri, 20 Jun 2008 23:59:59 +0900</pubDate>
</item>


</channel>
</rss>