2007年04月23日
下瞼脱脂+下瞼頬脂肪注入
今日は、下瞼脱脂+下瞼頬脂肪注入のモニター症例のbefore/afterです。
この患者様の場合、症例写真の手術前(写真上段)を見ていただくと分かりますが、下まぶたが膨れてクマになっていると同時に、その下が著しく窪んで影になっています。このようなケースでは、通常の下瞼脱脂だけを行って膨らみがなくなっても、窪みが影となって残るので、目の下のクマが良くなったとは言えません。したがって脂肪を抜くと同時に、窪みを埋める処置が必要になります。
この窪みを埋める方法として2つの方法があります。
一つ目はヒアルロン酸注入術です。ヒアルロン酸は皮膚の成分を人工的に合成した注入剤で、シワや窪みを埋める目的で注入します。手軽で、適量だけ注入しますので腫れも少ないのがメリットですが、半年~1年で吸収されてなくなるので、定期的に治療を繰り返さなければならないのがデメリットです。
二つ目は脂肪注入術です。自分の脂肪を材料として、ヒアルロン酸と同様に注入します。注入した脂肪はヒアルロン酸と同様に吸収されて減量しますが、ヒアルロン酸と違い全てなくなるわけではなく、一部が永久に残ってくれるのがメリットです。一方のデメリットは、下まぶたから抜いた脂肪だけでは足りないので、下腹部などから脂肪を少し吸引して材料確保をしなければならないこと、そして、これは特徴上やむを得ないのですが、吸収されて減量することを見越して適量よりも多めに注入するので、1週間程度は腫れが目立つことです。
モニター症例では脂肪を注入しています。手術後3ヶ月経過していますが、脱脂によって膨らみがなくなったことに加えて、適量の脂肪が定着して窪みもなくなりました。また脱脂したことにより、涙袋がくっきり浮かび上がり、目元の印象が明るく改善しています。
脂肪は目の下の窪みのみならず、そこから頬にかけて斜め方向の窪み(ミッドチークライン、通称ゴルゴ線)にも注入しているので、わずかながら頬もリフトしたような効果が得られています。
この症例の手術デザイン、経過写真については、また後日ブログでご説明します。
投稿者 ginzamiyuki : 2007年04月23日 11:32