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2008年06月03日

日本からブラジルへの移民

一連の国際的な奉仕活動に参加して、ブラジルから日本に来ている交換学生、朋優学院高等学校に通うFernando Yasumoto君に会った。そして、「笠戸丸」のことを知り、この歴史的な事実をみんなとシェアしたいと思っています。


日本からブラジルへの移民

ブラジルは世界最大の日系居住地で、現在約150万人の日系人が住む。なお2008年は、日系移民100周年にあたり両国でさまざまな催しが予定されている。
ブラジルへの正式な移民は、1908年に神戸港を出港した笠戸丸に始まる。当時、土地が有り余るブラジルでは農業労働者が不足しており、日本の農村は貧しく、大日本国政府が海外への移民を奨励したものの、それまで最大の日本人移民の受入国であった米国における日系人に対する人種差別の激化と、それに伴う黄禍論の勃興などにより日本人移民の受け入れを実質禁止したこともあり、ブラジルが最大の日本移民受入国となった。日本人移住者の多くは、多くの移民船の最終目的地となったサントス港を外港とするブラジル最大の都市であるサンパウロ市周辺のコーヒー農園で働き、現在もサンパウロの日本人街「ガルボン・ブエノ通り」を中心とするサンパウロ周辺に日系人が多い。

戦後もアルゼンチナ丸などの移民船で移民した日本人は多い。移民総数は25万人に達し、その子孫である2世、3世は、その勤勉さと教育課程の高さから社会的地位が高い職業についているケースが多く、政・官界、経済界、医者、弁護士、教員、芸術・文化等を含む広範な分野に進出している。ブラジル及びラテンアメリカ諸国全体で見ても屈指の大学とされるサンパウロ大学の学生のうち、約15パーセントが日系人の子孫であるが、1パーセントに満たない日系人の人口比からみて、それがいかに高いものかがわかる(ただし、サンパウロ州としてみれば総人口に占める日系人の比率は2パーセント強であり、サンパウロ大学の本キャンパスが所在するサンパウロ市にいたっては総人口の5パーセント強は日系人である点、ブラジルの中でも日系人が偏在しているサンパウロ州周辺の南東部・南部地域が他の地域に比べ高等教育を受けやすい地域でもある)。現在は4世、5世も誕生し、完全にブラジル社会に同化している。

投稿者 drandy : 2008年06月03日 14:15

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