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2006年12月20日

驚異の冬眠

昨日、六甲山で遭難した後、3週間後に救出された35歳の男性が実は冬眠状態であったということが報道されました。
バーべキューの帰り道に山道から転落して、骨盤を骨折して動けなくなってしまい、当初は焼肉のタレで命をつないでいたと報じられていました。
しかし、実は遭難2日後ぐらいからは意識がなくなり、飲まず食わずの状態であったとのこと。
発見されたとき、体温は22度、心配停止の状態であったそうです。

 遭難された男性は、後遺症もなくお元気に退院することができ、何よりのことです。
それにしても、3週間もの間、低体温で心配停止の状態で生還することができたとは、まったく奇跡としかいいようがありません。現代医学の常識では、到底考えることができない状況です。
生命には、時に今ある理論では説明のできない現象を見せられることがあります。
生命の不思議さを思うと同時に、現代医学の未熟さも感じさせられます。

 冬眠は低体温にすることで身体の各臓器の活動を低下、ないしは停止させることで、代謝を極限にまで下げ、エネルギーの消費を脳を保護することにのみ使用するという理屈はあります。
実際に心臓の手術など、酸素不足に陥りやすい手術の時には、人工的に低体温にして、代謝が下がった状態にするという低体温麻酔という方法もあります。
しかし、人間が3週間もの長い間、心配停止状態で生還できるという明確な説明はできません。

 冬眠のメカニズムを研究している研究機関もあると聞きます。これまで人類は、小説や漫画、映画などで想像した夢物語の多くを現実のものとしてきました。
人間の持つ豊かな想像力こそが、創造力の源なのでしょうか?
あるいは果てしない欲求が源なのでしょうか?

 将来は、冬眠のメカニズムが解明され、人間も人工的に冬眠状態にできるような時代が来るのかもしれません。
最近、宇宙旅行もビジネスとなりました。タイムカプセルならぬ「冬眠カプセルで時空旅行」というものが、ビジネスになるような時代がいつか来るのでしょうか。

投稿者 root : 2006年12月20日 23:21

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