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2007年02月10日
YouTube買収
動画投稿サイト「YouTube」が、検索サイト「Google」に総額約2,000億円で買収されました。買収は株式交換方式で行なわれ、創業者の2人はそれぞれ400億円、420億円相当のGoogle株を手に入れました。YouTubeの創業が2005年2月ですので、約2年での大成功です。アイデアだけあれば、ほとんど資金がなくても誰でも始めることができるIT事業ならではの、まさに夢物語ですね。
現在では、インターネットが普及したことにより、誰もが簡単にあらゆる情報を得ることができると同時に情報を発進することができます。さらにプログラムの設計図であるソースコードやその他の情報を開示することにより、誰もがある種のソフトの開発、問題解決、アイデアの構築、情報の発信、自己表現などをおこなうことができるオープンソーシング・コミュ二ティという仮想空間が形成されています。
ソフト開発を例に取ると、インターネットで形成されたネットワークの中でソースコードが開示されることにより、世界中のどこでも誰でもいつでも開示されたソースコードを修正することができるために、膨大な数の優秀な頭脳がオープンソーシング・コミュニティを形成し、非常に優れたソフトが安価に早く作られるというのです。その代表的なものが、リナックス(OS)やファイアーフォックス(ブラウザ)などです。
今やソフトだけでなく、オープンソーシング・コミュニティにおいて様々な問題の解決や創造、構築、作業がなされる時代となっています。以前ならば数人で問題解決に悪戦苦闘いなければならなかったことでも、膨大な数の人が問題解決に参加することにより、瞬く間に、より優れた解決策が提案されるのです。広い意味で言えば、ブログやYouTubeも仮想空間上でのコミュニティに違いありません。
誰もが編集可能なインターネット百科事典「ウィキペディア」は非常に優れた百科事典として日々進化しつつあります。その他にも今後は、企業のある種の事業展開、政治などあらゆる場面にオープンソーシング・コミュニティが利用されるようになることが予想されます。Googleも時代の趨勢から見えるYouTubeの驚異的な可能性に賭けたのでしょうか。
投稿者 root : 2007年02月10日 18:39
