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2007年03月12日

ハンバーガーは悪者?

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最近、「マクドナルド」の創始者であり、もっとも多くの億万長者を生み出したといわれるレイ・クロックの自伝を読んで見ました。1902年、レイ・クロックはシカゴの生まれといいますから、第一次世界大戦、禁酒法時代のアル・カポネの台頭、1929年の世界大恐慌など、さまざまな荒波にもまれて青春時代を過ごしたようです。
 
 シカゴでペーパーカップやマルチミキサーの営業を35年間行ていました。営業で訪れたマクドナルド兄弟のハンバーガー店のシステム化された様子と繁盛ぶりに驚き、フランチャイズチェーンによるハンバーガービジネスに乗りだすことを決意したのです。精妙に工夫されたマクドナルド兄弟のハンバーガー事業のシステムそのものを売り出していこうと考えたのですね。

 時に1955年、レイ・クロック52歳での大決断でした。 彼によると起業するのに遅すぎるということはない。 むしろ35年間の営業経験という下積みがあったからこそ、 成功することができたということです。 それに何よりも仕事が好き、みんなに喜んでもらうことが好きでなければ、事業は成功しないといっています。

 レイ・クロックの起業から半世紀が過ぎ、マクドナルドはアメリカ文化の象徴のごとく世界中を席巻しています。レイ・クロックの情熱とは裏腹に、ともするとアメリカの悪しき文化の代表として攻撃対象になってしまいがちです。

 ハンバーガーばかり食べて肥満になた人が、マクドナルドがこんな美味しいハンバーガーを作るからいけないのだ、という訴訟社会のアメリカならではのムチャクチャな(?)論理でマクドナルドを訴えたことがあり、ハンバーガーばかり食べ続けるとどうなるかという実験的な映画も作られましたね。幸いにもマクドナルドは有罪にはなりませんでしたが。

 マレーシアでは、肥満が国民の37%におよび糖尿病が急増しているそうです。そこで、チェア保健相がハンバーガーは「静かなる殺し屋」であると断じました。このまま野放しにすると国民の多くが糖尿病になってしまい健康被害を受けてしまうので、広告を禁止し、タバコと同等に扱うべきだという議論が始まっているようです。

 レイ・クロックさんの情熱から始まった事業が、あまりにも巨大になりすぎてしまったのでしょうか?

投稿者 root : 2007年03月12日 17:36

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