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2007年06月16日

梅雨入り

 関東地方もようやく梅雨入り宣言が出されました。例年に比べてかなり遅いそうです。しかも梅雨入り宣言だ出された後は晴天続き。今年はカラ梅雨なんでしょうか?すでに全国各地のダムの貯水量が減っていると聞きますので、水不足が心配ですね。

 たしか12~13年前のことでしょうか、四国の早明浦(さめうら)ダムが完全に干上がり、ダムの底に沈んでいた以前の役場か学校であったかの建物が姿を現し、その供給地である高松が大渇水に見舞われたときがありました。何の因果かちょうどその時に私は高松に住んでいまして、その大渇水を体験してしまったのです。

 水不足が深刻になってくるとまずは給水制限がされ、水道の出が悪くなります。水の出が悪くなったからといっても常に水が使えるので、それほど不便は感じません。しかし、さらに水不足になり、断水が始まるとたちまちたいへんなことになってきます。

 たしかその時は、朝2時間、夜2時間しか水が出なかったと思います。気候は来る日も来る日も炎天下の猛暑。汗みどろなってしまいますので、朝の身支度と夜の入浴は、給水時間内に何が何でも済ませないといけません。ですから仕事が終わるとさっさと帰宅しないとお風呂に入り損ねてしまうものですから、いつもは飲みに繰り出す人たちもこのときばかりはまじめに帰宅しないといけなかったのです。

 夜の歓楽街も閑古鳥が鳴いてたいへんでしたが、昼間の飲食店でもたいへんでした。席に座っても水も出ず、お皿を洗うこともできないので、ラップの巻かれたお皿に料理が盛られて出てきました。美容院ではジョウロで洗髪。などなど、ウソのような珍光景が繰り広げられました。そのような状態が40日ほど続き、恵の雨を渇望すること、甚だしく深刻でした。

 そもそも讃岐地方は、はるか昔から雨の少ない地方で、常に渇水の心配をしないといけない土地柄です。そのために昔から農作物に被害が出ないようにと、大小たくさんの貯水池が作られてきました。5万分の1の地図で高松をみてみると高松市内ですら数え切れないぐらいたくさんの溜め池があるのがわかります。一説では、讃岐地方全体で5万個はあるだろうということです。讃岐でもっとも大きな満濃池は、弘法大師が作ったといいますから、地元の人は8世紀から渇水を克服するべく努力をしていたのですね。

 讃岐は常に渇水の脅威にさらされている地方だからこそ、大渇水に見舞われても何とか切り抜けることができるのでしょうが、もしも東京で渇水になれば、たいへんなことになりそうです。やはり梅雨は梅雨らしくたくさんの雨が降って欲しいですね。

投稿者 root : 2007年06月16日 17:18

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