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2007年07月27日

夏本番!

関東地方は、まだ梅雨明け宣言が出ていないようなのですが、2~3日前から青空が広がり、日差しが急にジリジリとお肌を焼くように強くなってきましたね。もうすっかり梅雨明けしてしまったような感じです。日差しが強くなると同時に蝉の声も急に聞かれ始めました。

 いよいよ夏本番!とても開放的な気分になりますね。きっと多くの皆さんが、夏の予定をいろいろと考えながら、ウキウキとした気持ちになっているのではないでしょうか。今年も猛暑になりそうですが、大いに満喫してくださいね。

 蝉の引っ切り無しの激しい鳴き声は、いかにも「暑い夏」という感じがしませんか?私には、夏の季節感をもっとも感じるのは蝉の鳴き声のような気がします。昔は、多くの少年たちが、夏休みには虫取りに熱中していたように、私も少年時代は、虫とり網と虫籠を持って、一心不乱に野山を駆けずり回っていました。

 少年時代の私にとって、もっとも輝いて見えたのはカブトムシやクワガタムシでした。その黒く輝く硬そうな背中を見つけますと興奮し、恍惚ともいえるほど、気持ちが高揚したものです。カブトムシやクワガタムシが生息しているのは、大きな木が生い茂っているようなところですので、そのような場所に分け入りますと常に耳を圧するがごとく蝉の声が降り注いでいました。

 お目当てのクワガタを探しながらも黒い体に透明のハネの美しいクマゼミが「シャーシャー」と鳴いているのを見つけると気まぐれにクマゼミを捕まえてみたりもしました。少年の私には、茶色一色のアブラゼミよりも透明なきれいなハネを持つクマゼミやミンミンゼミなどの方が、なんとなくステキに見えたものです。

 私は関西方面で少年時代を過ごし、仕事を始めるようになってから関東に拠点を移しました。最近、アブラゼミばかりでクマゼミをあまり見かけないなぁ… クマゼミは少なくなってしまったのだろうか? などと、何となく考えていたのですが、聞くところによりますと、クマゼミは西日本に多く生息し、東日本にはあまり生息していないのだそうです。

 少年時代は、昆虫図鑑をなめるようにボロボロになるまで眺め、野山を駆けずり回って虫取りに熱中し、いっぱしの昆虫物知り少年を自認していた割には、クマゼミの生息分布というごく初歩的なことすら忘れてしまっているとは、まったく情けない話ですね。

 虫に関するいろいろな知識はすっかり忘れ去られてしまいましたが、少年時代、夏の日盛りに一心不乱に野山を駆け回った日々に浴び続けた激しい蝉時雨の音色と暑い暑い夏の匂いの記憶だけは、褪せることはないようです。

投稿者 root : 2007年07月27日 17:55

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