2007年08月10日
2007/08/10 ビールで乾杯!!
暑い日盛りにたくさんの汗を流して働いた後に、一日の締めくくりとして一気に飲み干すビールの何と美味しいことでしょう!!お酒が呑めない方には、申し訳ないのですが、お酒を呑む人にとっては、夏のビールは人生における大きな楽しみの一つ(大げさではなく)ではないでしょうか?
私はそれほど酒呑みではありませんので、好きなお酒は、ビール、日本酒、ワインぐらいで、その他はほとんど呑むことはありません。世界各地に存在する多くの民族は、それぞれの民族のお酒というものを持っているようです。居住地域の特産品や主要食品を利用してお酒を造ってきたのです。古くから、お酒は民族の生活に根ざした文化といっても過言ではありません。さらにお酒の甘美な酩酊により、民族の文化をも醸成されてきたといえるでしょう。
このように人類の生活で重要な位置を占めるお酒が禁止されるという異常事態が、20世紀初頭のアメリカで起ってしまったのです。悪名高い「禁酒法」が、1920年にアメリカ合衆国全土に施行されました。以後、1933年に廃止されるまでの13年間、少なからぬ混乱に陥ってしまい、時のフーバー大統領は「高貴な実験」と皮肉ったそうです。
アルコールは惑溺しますと風紀が乱れたり、身を崩したり、依存症になったりと、よくない面も確かにありますが、だからといって文化に深く根ざしたお酒を全面的に禁止してしまうというのは、どう考えても無理がありますよね。
無理のある法律は、しょせん遵守されることはなかったようで、密造や闇での販売が横行し、「黒い資金」の温床となってしまい、かの有名なギャング、アル・カポネが勃興する資金源となってしまいました。庶民は修道士や修行僧ではありませんので、「お酒」という文化や娯楽を奪われては生きていくことはできないということなんでしょうね。
日本では、戦争中に兵隊さんたちにお酒の配給があり、飯盒の蓋にお酒を入れてくれるのですが、戦争末期には飯盒の蓋に薄く張り付く程度にしかもらうことができなかったそうです。ある人が、
「お酒もまともに配給できないようは軍隊が、まともに戦ができるわけないや!」
と、憤慨したそうです。戦後も食料難にみまわれ、食うや食わずの生活。まともなお酒など呑めるはずもなく、粗悪品や工業用のメチルアルコールなどを呑んで健康被害に遭われた方もたくさんいたということです。
いつでも好きなときに美味しいお酒が呑めるということは、平和であることの証でもあるのかもしれません。
投稿者 root : 2007年08月10日 22:18
