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2007年02月05日
食育で国家を育てるということ
“おいしい食育”
よくテレビに出演されている服部幸應先生のお話を聞きました。
目黒区民センターでの公演会でした。
服部先生については、栄養学校の先生?程度の認識しかありませんでした。
お話を聞いて、とても素晴らしい考えを持ち、
頭も良く、そして話し方も人を惹きつける魅力があり、
あっという間の2時間でした。
食育というと、親子料理教室、農業体験などを連想される方が多いと思いますが、
そうではありません。
食を通じての教育ということです。
食生活は人を育て、社会を育てるということです。
それも3歳から8歳までの食生活で、その人の一生が決まるそうです。
服部先生が学園の新入生に日頃の朝食を聞いたところ、
それはそれはひどいものでした。
2年間頑張って勉強して、
皆試験では高得点を得ても、
卒業時に再び日頃の食事内容を聞いたところ、
なんと、6%の人しか
改善していなかったということです。
頭で理解していても実行できないということです。
服部先生は問題の6つの“こ食”についてお話されました。
1.孤食
2.個食
3.固食
4.小食
5.粉食
6.濃食
1については、1人でテレビを見たり漫画を読みながら食事をするものだから、
勝手気ままになり人の言うことを聞かなくなるそうです。
2については、家族一人ひとり食べ物がバラバラで、好き勝手なものを食べると言うこと。
お父さんはお寿司、お母さんはシチュー、子供はピザ・・・という感じでしょうか。
家庭内でレストランのメニューになってしまっていること。
3については、毎日同じものばかり食べること。
4については、ダイエットをする女性のようにあまり食べないこと。
5はパンを食べること、とくに柔らかいパン。
6については、調味料、添加物で濃い味に慣れてしまっていること。
なんと日本人の1年間に摂取している添加物の量は1人あたり4kgだそうです。
76カ国の食卓事情を調べたところ、
食事中テレビを見る国は日本ただ1カ国のみだそうです。
(これは、狭い住宅事情も関係していると思いますが。)
テレビを見ながらだと、会話が成り立ちません。
もしテレビをつけて食事をしている人がいたら、
今日からテレビを消しましょう!
我が家にはテレビがない!万歳!よかった!
親が手間暇かけて料理を作り、
家族揃って食卓を囲み、
“美味しいね、これ何?”
“これは旬のものだからたくさん食べようね”
なんて会話をしながら日々を過ごすことが、
人間形成にどれだけ重要か、
言われなくても分かりますね。
世界の高校生で“親を尊敬していますか?”
の問いにYESの回答は平均83.1%
それに対して日本は25.2%
“先生を尊敬していますか?”に対しては、
世界平均71%、日本は16%
50%を切ると、国家として危機的状態にあるそうです。
日本の未来、心配です。
小手先の改革ではどうにもならないでしょう。
これからは教育です。
教育こそ日本を救う道です。
でも、教育する大人が未熟な場合、どうすればいいのでしょうか。
もっと子供たちから尊敬される大人になるためには?
現在世界人口は65億人、
2025年には80億人になる予想。
そうなると食糧不足の問題が出てきます。
今は年間一人当たり171kgも残飯を出している日本。
もったいない!!!計2300万tの残飯を世界中に分配すれば
餓死がなくなるくらいの量だそうです。
日本は第二の経済大国ですが、
中国、インドのGDPの伸び率がすごく、
近い将来、
1位中国、2位インド、3位米国・・・日本はどうなるでしょうか?
食料自給率40%の日本には
いずれ食糧難時代が来るのでは?
ITバブルやヒルズ族なんて浮かれている場合ではありません。
これからは農業の時代?
白洲次郎のように、早いうちから田舎に引っ越して畑仕事をした方がいいのかもしれません。
服部先生は、今日の話を5人に聞かせてくださいと言いました。
このブログをたくさんの方に読んでもらえれば幸いです。
投稿者 root : 2007年02月05日 15:10
