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2007年05月09日
華族家の女性たち
“華族家の女性たち(小田部雄次著、小学館)”という本を読みました。
江戸時代の公卿と諸侯を統一したのが“華族”であります。
藩士の身分からでも国家に勲功ある者は、勲功華族もありました。
そしてご存知の通り、公・侯・伯・子・男の五爵制がありました。
この華族の上には、もちろん皇族があります。
明治17年の華族令制定から昭和22年の廃止までに存在した華族家は1011家に及ぶそうです。
その上流階級の人たちの家系図や写真を交えて、かなり細かく説明されています。
とても興味深く読みました。
印象的だったことは、
華族家の女性たちは、庶民女子の憧れであり規範であったということです。
憧れとして、規範としてふるまうことを期待され余儀なくされたのです。
上流婦人=美人 というわけです。そうでなければならないのです。
さらに、美人とは生まれながらの容貌だけではなく、
豊かな資産によって育まれた心身から発せられる“ゆとり”が
艶なるしぐさや表情となることもあると。
庶民は日々の生活に疲れ、汗や埃に汚れ、明日の不安に襲われているとか・・・
貧富の差は美醜の差。
上流女性らの写真を見ると、確かに美しいのです。
投稿者 root : 2007年05月09日 16:29
