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2008年11月28日

鼻中隔延長

 最近流行り(?!)の鼻中隔延長術。医局の先輩、菅原先生(知る人ぞ知る骨きりの大家です!美容も手がけますが、手先が器用でセンスがとってもいい)をして、この施術をするようになってから、鼻の綺麗という概念がかわったよ、といわしめた施術です。また、浜崎あゆみさんはじめ「矢印のような鼻」が流行ったこともこの施術が増えている理由でしょうか。

 通常鼻中隔延長術をおこなう方は、それ以外の施術(鼻プロテーゼ、鼻翼縮小等々)も同時に行うことがおおいのですが、この方はまず鼻中隔延長術のみをやって様子を見たいということでしたので、この施術単独で行った際の特徴が非常にわかりやすいかとおもいます。鼻孔の間の鼻柱という組織が下に出て、鼻先が下に向くようになります。

 鼻先の皮膚は非常にかたく、あまりのびず、人工物(L型のプロテーゼ等)で、鼻先を高くしたり、伸ばしたりしようとすると非常にトラブルの多いところです。このために、この施術には、しっかりとした支持組織がひつようで、主には耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨等が用いられます。今回はかなり鼻の先端が上を向いているタイプなので、肋軟骨(乳房の下に3センチ程度の傷ができます)を使用させていただきました。このケースでは鼻先は約6ミリ下に下がっています。これ以上は皮膚や鼻の粘膜の関係できびしかったです(^^;)。

 この施術は、しっかりとした支持組織が鼻柱にはいるために、鼻のさきが固くなります。また、長期の合併症としては、支持組織が徐々には吸収されてくるので、若干鼻のゆがみがでたりする可能性もあり、支持組織をしっかりと固定すること、過度にやりすぎないことなどの注意が必要でしょうか。

 さて、もう少し全体の形を整えたいというとどういう施術があるか、ということですが、好みによって薄いプロテーゼを鼻筋に積んでシャープさを出したり(高さを変えたくなければ骨きりで幅寄せをしてもいいかもしれません)、鼻翼を若干倒したりするのがよいでしょうか。もう少しマニアックにがんばるとすれば、鼻の穴のふちを延長したりしてこないといけないかもしれません。ただ、この施術は結果が意外と安定しないので、美容目的の施術としてはどうかな、と個人的にはおもっています。

鼻中延長.jpg

投稿者 y.mitoma : 2008年11月28日 15:17