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2008年01月21日

東京院:広比利次「アゴの手術-その1」

 

04イメージ滝.gif
皆さまお元気でしょうか。早速ですが本日はアゴについてお話いたします。患者さまから要望の多い3大輪郭手術といいますと、頬骨、下顎角(エラ)、アゴ(オトガイともいいます)の手術ですが、このうち頬骨、エラはほぼ決まって小さくしたいという要望です。ところがアゴに関してはいくつかの悩み、相談内容があります。

 代表的なものとして1) 長いアゴを短くしたい 2) 突出しているアゴを後退させたい 3) アゴ幅が広いのを狭く(太いアゴを細く)したい 4) アゴがないのでシャープにつくりたい、などです。

それらを改善する手術内容としては1:骨切り法 2:骨削り法3:インプラント法などが挙げられます。それぞれに適応がありますので実際に患者さまと相談の上で方法は決定されます。

クリニックに来られる患者さまの中で、もっとも多い相談は、”長いアゴを短くしたい!”といったものです。この場合には水平骨切り術(中抜き法)を行ないます。

何故アゴを短くする際に先端を切除せずに、中間の骨を切除するのか?皆さま疑問に思われるでしょう。実はこの理由は、首に向かうアゴのラインが術後問題となり、アゴを短くする場合には時に二重顎が出ることがあります。この理由は単純にアゴを短くすると首の皮膚が余るからですが、さらに、もし先端を切除しようとすると首に向かう筋肉を一度剥離(筋肉の付着を剥すこと)することにより、筋肉の張りが緩み(ギターの弦が緩んだことを想像ください)、二重顎を増悪させることになります。したがってアゴの骨の先端に付着している筋肉群は基本的に剥がさないで手術をする必要があるのです。

非常にわかりにくい説明で申し訳ありませんが、以上の理由でアゴを短くする際には先端の骨は出来るだけ温存して中間の骨を切除する必要があるわけです。

 

04水平骨切り術説明.jpg

 

次に顔面の黄金比率について説明します。一般的には鼻の付け根からアゴ先の長さは女性で70ミリ、男性で75ミリといわれています。この基準値を元に短縮する長さを決定します。この際にオトガイ神経が骨から出てくる部分(オトガイ孔)の位置によって短縮量の限界が決まります。通常の短縮量は5~8ミリ程度ですが、極度にアゴが長い患者さまでは12ミリまたはそれ以上短縮したこともあります。

アゴはまた短すぎても美しいわけでなく、適度な長さと突出、細さを兼ね備えたアゴが美しいとされています。横顔ではE-ラインが有名ですが、この基準も鼻先の高さ、口元の出具合に関係しますので絶対的なものではありません。

04黄金比率.jpg

このあたりは実際に手術を行う際にコンピューターシミュレーションを使って綺麗なアゴをデザインしてまいります。 相談にいらした際には実際に患者さまの写真を撮らせていただき、シミュレーション画面上で術後の完成について検討いたします。

 

04術前後セファロ.jpg

 

アゴの手術に関しましては更に詳しいお話を今後もしてまいりますので、ご興味のある方は第二話以降も楽しみにしていてくださいね。

 

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投稿者 ritz : 2008年01月21日 11:49

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