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2008年02月29日
大阪院:志賀由章「その時歴史が動いた」
NHKに、「その時歴史が動いた」という番組があります。ある歴史上の出来事がある人物のある決断によって起きた、ということをさまざまな証拠をもとにretrospectiveに検証していくという番組です。番組の途中で松平キャスターが「それは歴史が変わる一ヶ月前の出来事でした」の言葉で私の心はドキドキしはじめます。番組終了10分くらい前には「さて、今日のその時です」の言葉に目はテレビに釘づけ状態です。
私も人生の中でさまざまな分岐点に遭遇します。右か左かどちらに行こう。悩んだときは苦難の道を選べ。といった諺もありますが、retrospectiveに考えると、必ずしもそうではないこともあります。分岐点に立った時、自分の歴史がどう変わるのかを番組を思い出しながらじっくり考えます。
私の歴史は東京院の広比院長に変えていただきました(笑)。(それは歴史が変る3年前の出来事でした)ある美容外科で広比先生と一緒に働いていたことがあります。そこのクリニックが大阪に新規開業することになりました。誰もが大阪に行きたくありません。飲み会でその話をしている時に
広比「大阪人のノリについていけるのは志賀先生しかいないでしょう(酔笑)。」
皆「ハハハ!そうだそうだ(酔笑)!」
私「ハハハ!そうかなあ!じゃあ、いずれは東京に帰ってくるという約束で、行きましょうか(酔笑)。」
数週間後、私は東京を後にしました。私は院長として、そこのクリニックのために必死で働きました。しかし、3年も経ったころ、クリニックと方針があわず、悩んでおりました。私は決意を固め、広比先生に相談したのです。(さて、今日のその時です)
私「もう、このクリニックには限界を感じております。申し訳ないのですが、辞めることにしました。」
広比「え!私も同じことを考えておりました。それなら一緒に開業しましょうか」
思わぬ展開に驚きましたが、真摯に働く広比先生とならば運命共同体でいけるな、と考えリッツ美容外科が誕生したのです。その後、阿部先生、古屋先生、山岸先生に次々と参加していただき現在に至るのです。開業して9年目になりますが、お互いに意見を言い合い仲良くやってきたと思います。
いずれ歴史が動くときがくるのでしょうが、その時まで頑張ります。
2008年02月28日
お勧め手術【下眼瞼下制術】
「つり目を治したい」
「たれ目にして柔らかな印象の目もとにしたい」
「目を大きくして、目ヂカラをアップしたい」
「つり目で細い目を優しくて大きな目にしたいのですが、何かよい方法はありますか」
私たち日本人を含めた東洋人はつり目の方が多く、特に若い人は、目尻の位置が目頭より上がっているのが一般的です。つり目ですときつい印象になりますし、大きな目とは言えません。皆さんが憧れる魅力的な目とは、黒目も白目も大きく見える開きのよい目ではないでしょうか。そのせいか最近は、目を大きくみせるために、目の上下にアイライナーを強く引き、どんどんボリュームと長さがアップしているマスカラが大人気です。
目もとの手術の中でも、上記のような希望をお持ちの方が増えてきました。以前は、上記のような希望にお応えする方法がありませんでした。
そこで当院では「つり目のきつい印象を、たれ目の柔らかな印象にしたい」「できるだけ大きく魅力的な目にしたい」などという要望に対して、下眼瞼の真ん中~外側1/2を下げる「下眼瞼下制術」を考案しました。下方への開きを大きくすることにより、大きな魅力的な目にすると同時に、つり目からたれ目の優しい印象にすることも可能になりました。これが「下眼瞼下制術」の最大のポイントです。
現在まで目の横幅を広げたい方には目頭切開術、上瞼の開きをよくするには挙筋短縮法、挙筋タッキング法でご希望の目もとを実現してきました。それに「下眼瞼下制術」という画期的な手術も加わり、今までお応えできなかったご要望も実現できるようになりました。
貴女の「なりたい目もと」に対して、上瞼、下瞼ともに先進的な手術のヴァリエーションの中から、選択できます。
これで、アイライナーやマスカラが一層映えることうけあいです。
ここがすごい!お勧めポイント
第49回日本形成外科学会総会・学術集会で発表
- つり目を優しい印象のたれ目にできます。
- 目の開きを下方に向かって大きくして大きな瞳に変身できます。
- 下眼瞼の裏側から下方に瞼を引き下げ、外側の白目を大きく見せるように調節します。
- 基本的に瞼の裏側からの手術ですので、傷は残りません(下げる程度に合わせて皮膚切除を行うこともあります)。
- コンタクトレンズの装用は、違和感がなければ当日から可能です。
- 挙筋短縮法や、挙筋タッキング法を同時に行えば、さらに大きな瞳の目に改善されます。
- 患者さまの細かい要望をお聞きしたうえで、先進的な目もとの手術のヴァリエーションの中から適した手術を診断致します。
- 他院手術の修正を多数承っております。前回手術を検証し、ご希望に添う手術方法をご提案します。
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2008年02月27日
東京院:広比利次「カリブ海」
2月4日から6日まで2泊3日でメキシコ(カンクン)に旅行に行ったことは何回か報告させていただきました。マヤ遺跡を訪問した際、私はカメラを紛失したことも書きましたが、実はこのカメラが見つかり、本日無事宅急便でクリニックに戻ってきたのです。そこで遅まきながら、旅行記を書かせていただこうと思います。
今回の旅行はマイアミの学会が主目的で、事前に時差解消のためメキシコに寄りました。メンバーはリッツ横浜院長・阿部先生、銀座いけだクリニック院長・池田先生、福岡大学形成外科・牧野先生と私の4人で成田を出発しました。2月4日の出発日は、東京には珍しく、あいにくの大雪で車で成田に行くはずが、急遽成田エクスプレスに変更になり、先行きに多少の不安を覚えました。写真は出発直前、成田空港のレストランでの写真です。
約16時間のフライトでメキシコに到着し、宿泊先である”フィエスタアメリカーナ”というホテルに直行しました。私は機内でたっぷり睡眠が取れましたので、時差ボケもほどほどで初日の夜を迎えました。夕食はホテルのレストランでメキシコ料理をいただきましたが・・・料理の味は良く覚えておりません。ウェイターさんからたびたびテキーラを勧められ、勧められたままに飲んでいくうちに記憶がだいぶ飛んでしまうくらい酔ってしまいました。写真はレストラン内でのバンド演奏風景ですが、陽気なメキシカン!!!と一緒に撮影させていただきました。初日はほぼこれで終了です。
この日のカリブ海は波も高く、正直二日酔いも手伝ってかなりクルーザーの中では辛かったです。これは私に限らず、同行した3人の先生方もかなり辛かったようです。釣果はご覧のような大きさのカジキマグロを4匹と少し小さめのカツオをさらに6~7匹釣り上げることが出来ました。
クルージング後、この釣った魚は私たちが持ち帰ることができました。ただ、ホテルに持ち帰っても仕方がないので・・ということで小ぶりなカツオとマグロを1匹ずつ持ち帰り、ホテル前の日本料理店に持ち込んでお願いしたところ、調理していただくことになりました。クルーたちは「大きい魚は美味しくない」ということで小さい魚を持ち帰ったのですが 店長に伺ったところ”それはだまされたんだよ!”と事実を教えられ・・・メキシカンは信じられないね、と皆納得せざるを得ませんでした。ま~バカンスだから良しとしますか。その後近くのディスコ(ショーが中心)で2~3時間メキシカンナイトを堪能して床に就きました。
3日目はマヤ遺跡を一日かけて回ってまいりました。何となく疲れもピークに達してきて、記憶がはっきりいたしません。案内してくれたガイドさんがあまり活気がなく、その雰囲気が遺跡の記憶として残ってしまい、正直いまひとつの印象でした。
メキシコの温暖な気候とカリブ海の美しさをあとにマイアミに旅立つことになりました。テキーラ万歳!!といった感じでメキシコでの3日間はあっという間に過ぎ去っていきました。
大阪院:志賀由章「競馬 (第①レース)」
勤務医のころ土日当直の暇なときに競馬をやっていたことがあります。先輩たちにいろいろ教わって研究しているうちに、競馬の奥の深さを知りました。
それまで競馬というものはおじさんたちが赤鉛筆を耳にかけ競馬新聞を片手に酒を飲みながらやっている「ばくち」的な暗い印象があったので近寄り難かったのですが、約20年前くらいから武 豊さんの出現とともに競馬場は整備され女性ファンも増え競馬界のイメージが一新されました。
競馬新聞が読めるようになると、血統を見るために両親の名前を見ます。すると驚いたことに父親が一緒なことが多いことに気付きます。つまり異母兄弟の戦いです。18頭のレースで8頭の父親がサンデーサイレンスということもありました。兄弟喧嘩のようですね。
サンデーサイレンスという有名な牡(オス)馬がいました。この馬は現役時代に大活躍したので、レース馬を育てている人たちは、この馬と自分の持っている牝(メス)馬を交配さ早い子馬を作りたいと考えます。ですからサンデーサイレンスは毎日のように、交配料をいただいて牝馬と交配しているのです。一夫多妻性どころではないモテモテぶりです(こういうのを種牡馬つまり種馬といいます)。ですから現役時代にG1レースなど大きなレースに勝てば、楽しく生きていく切符を手に入れたようなものです。
昔からこうやってレース馬は作られてきたので血統の悪い馬はいない訳です。ですから牝馬の場合は現役時代のレースの成績が悪くても出産できるので、生きていけるわけです。
大変なのは牡馬です。サンデーサイレンスが何頭もの牝馬と交配させてしまうから、優秀ではない牡馬は余ってしまうのです。しかし、たとえ現役時代に成績が良くて種馬になったとしても、できた子供たちがレースで良い成績をあげなければ種牡馬失格になってしまうこともあります。人間は競馬を楽しんで見てますが、馬にとったら生き残りレースなんです。そう思うと、人間のしていることは残酷なものですね。
あばれ馬はおとなしくさせるために去勢手術をしておとなしくさせます(犬も去勢手術をするとおとなしくなりますよね)。そういった馬をせん馬と呼びますが、当然、現役が終わっても種馬になれませんから、たとえG1レースに勝っても走れなくなるまで走らされるのです。かわいそうですね。
聞こえませんか?G1レースの出走前です。
A牡馬 G3,G2と勝ち続けてきたんだ!このレースに勝ってかわいいあのメス馬と子供をつくるぞ!ブルルルル!!
B牡馬 そうはさせるか!オレだって長い間このチャンスを待ってたんだ。負けてソーセージなんかになってたまるか!!ブヒン!ブヒン!
C牡馬 フフフ!オレなんか種馬が決定してるから余裕さ!まあ種馬代をつりあげるためにもう少し走ってやるか。ヒヒヒーンヒン♪
D牝馬 私は女の子だからソーセージにはならないけど、いい男と子供作るためにがんばっちゃお!みんながんばってね♪待ってるわ♪
Eせん馬 どうせオレは種馬になれねーから、稼ぐだけ稼いで北海道で悠々自適さ!ブヒヒーン!
あれ?人間の世界と変らないかな(笑)
2008年02月26日
東京院:広比利次「今後の学会講演予定」
先日モニターAさんの手術をほぼ半日かけて行いました。手術内容は目頭切開に始まり、頬骨、エラ、アゴの骨切り3点セット、更に鼻翼縮小と鼻中隔延長とすべて合わせて約10時間にも及びました。
私のクリニックは顔面輪郭形成手術が大変多く、中でも頬骨、エラ、アゴと3つ行うことにより、手術時間は6時間以上ということもざらにあます。美容手術はチョコチョコ短時間で!というイメージとは大きく異なりますね。そのうちでも3点セットはそれなりに手術時間は長くなりますが、かなり小顔に効果的に変身することが可能となりますね。このモニターAさんのように複数個所の手術を同時に行う方は、術後は大きく変化するため患者さまご本人同様、術者として私も正直楽しみにしております。ただ患者さまには、腫れを含め術後はそれなりの負担がありますので頑張っていただきたいものです。
話は変わりますが、私の今後の学会日程ですが、4月11日に名古屋で行われます第51回日本形成外科学会総会・学術集会で”男性患者における下顎角形成術”というタイトルで発表を行ってまいります。下顎角形成は私の最も得意とする手術ですので、また過去にこの分野の発表を数多く行っており、論文もいくつか書いていますので、意外に気楽に行うことが出来ます。発表も5分程度ですので、いかにコンパクトにポイントをまとめるかが焦点になります。実際に準備に取り掛かるのは2週間ほど前からですが、過去の貯金がありますので問題なさそうです。
その次はちょうど1ヵ月後の5月11日で、こちらは(十仁系の)日本美容外科学会で”顔面輪郭形成術における単独・複合手術の適応とpitfall”という演題を発表します。こちらは”教育講演”という形で40分ほどの発表になりそうですので、それなりに1ヶ月ほど準備が必要になります。学会ではコンピューター・プレゼンテーションになるのですが・・スライド枚数で換算しますと100枚~200枚は超えることになりそうです。更に手術シーンの動画撮影が必要になり、編集作業を経て、それをもとに手術のやり方を説明していくわけです。
実はこのような講演というのは、発表する者にとっては結構な負担となりまして、その準備にかなり時間と手間がかかります。今回の場合ですと約1ヶ月間にわたり、毎日の診療終了後数時間と、数少ない休日を犠牲にして行うものです。ただ医者としてこのような努力は非常に重要で、医学の進歩に関しましても微力ながら貢献しているという自負もあります。過去の数多くの発表の努力も決して無駄にはなっておりませんし、自身の術式の進化にも大きく影響してくると実感しております。
今回の講演はちょうどモニターAさんのように顔面骨切りのバランスを考え、手術部位を一箇所に限定してよいか?あるいはバランスを考え複数個所同時に行うべきかということをテーマとしてお話をする予定です。患者さまご自身のお悩みだけを改善すると却ってバランスが悪くなることもありますので注意が必要ですね。
また今回のモニターAさんはこのような学会発表の動画にも協力していただけるわけです。実際のモニターさんだけに行います術前のCT画像も、より正確に術後の変化を把握する良い検査法となります。3D-CTは非常に高額な器械で、検査費用も高くなるため一般の患者さまには適応いたしませんが、”エラの手術を考えているが、手術による変化を画像で見たい”場合には有用な情報を与えてくれます。セファロというレントゲンは2次元での表現ですので一般の方にはわかりにくいのです。
顔面輪郭に関してより詳しい情報をお望みの方はどうぞお気軽にカウンセリングにお越しください。
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2008年02月25日
横浜院:阿部聖孝「カレー」
最近カレーに凝っています。といっても本格的なインド料理ではなくて、JR大塚駅近くのインドカレー屋さん:テトウリアというお店に通っています。
ターメリック、カルダモン、ガラムマサラなど各種のスパイスを豊富に使って作られたカレーは絶品で、ホントにおいしいです。これをスプーンやフォークを使わずに右手で食べます。カレーとナンであれば、ナンをちぎってカレーにつけて食べることで、手を使って食べても抵抗ありませんが、サフランライスを手づかみで食べるのは、初めのうちはさすがに勇気が入りました。お店のスタッフのヨゲンさんに教えてもらいながら、右手指5本を使ってカレーとライスをまぜ合わせ、人差し指から小指までの4本を窄めてスプーンを造り、そこに乗せたカレーライスを親指の爪側で押すように(はじくように)口の中へ放り込むのです。
やってみると、☆新発見です!
いつもスプーンを使って食べているので、わからなかった事がありました。
カレールーとライスをつかむ指が熱い!
いきなりではとても戸惑います。口よりも指のほうが温度に対して敏感なんですね。中指をヤケドしそうになりました。しかし、口に入れる前に食物の温度がわかるので、ネコ舌の人にとっては安心できる食べ方であると思います。慣れるととてもおいしく感じてきます。
手ですくった一口分のカレーですが、その刺激的な色合いを目で見て(視覚)、サフランライスに混ぜる音を聞いて(聴覚)、手で触って(触覚)、舌で味わって(味覚)、胃袋の満足感(満腹感)と、まさに五感を使って楽しめるので食べ物のありがたみを感じることができます。
最初は『手づかみで食べるのは野蛮な行為』とも思っていましたが、考え方によっては、食べ物を最大限に認識して大切にするという実に合理的な食べ方であるといえます。考えてみると、和食や洋食でも寿司やサンドイッチは手で食べても違和感は有りません。
皆様もたまにはカレーライスを手づかみで召し上がってみてはいかがでしょうか。
いきなり人前で食べるのは抵抗があると思いますが、『へぇ、なるほど』『ふぅ~ん、そんな感じなのか』と妙に納得してしまうところがあります。
2008年02月23日
大阪院:志賀由章「輪郭(エラ・アゴ・小顔)の適応」
輪郭で悩んでいる方が多く来院します。こういった人には痩せた体型といった傾向があります。痩せていると輪郭の骨が脂肪や筋肉に覆われてないために骨がはっきりと見えてしまうのです。(実際、太ったお相撲さんでエラがはっている人はいませんよね、というかエラが見えません。それは脂肪や筋肉に埋もれているからなのです)。
話は変わりますが、私は芸能界・スポーツ選手含めてフィギュアスケートの浅田真央ちゃんが大好きです。彼女が14歳の時からフィギュアスケートをずっと見てますが、あの年齢で[金メダルをとらなければいけない]というプレッシャーの中で一生懸命に滑って結果を出している姿には心がうたれます。真央ちゃんは顔がとても小さいのですが、それにもまして体も細く、とてもバランスがとれています。しかし彼女のように顔の小さい女の子が太ってしまうと、逆に体型がより大きく太って見えるといった欠点にもなりうるのです。ですから、逆に脂肪吸引にくる患者さんには顔が小さめな人、といった傾向もあるのです。
A.均整のとれた超理想的なスタイルです。
B.身体は細いのに、エラが張っているので必要以上に顔が大きく見えてしまいます。
C.頭が小さいのに太ってていると必要以上に身体の太さが強調されます。
輪郭は目、鼻、口とのバランスもありますが、体型ともかかわりのある難しい場所なのです。
輪郭のカウンセリングは経験とセンスが要求されます。私はまず患者さんの写真を撮り、コンピューターシミュレーションをします。さらにレントゲン写真と照らし合わせ、切除量と切除範囲を決定します。どれだけの変化を希望したいのかが満足度を決定するからです。クリニックに行って「エラを削りたいのですが」→「いつ手術なさいますか」といったものではありません。頬骨を気にして相談に来たかたで、いろいろと検討しているうちにエラが気になっていたということに気付いたということもあるのです。
ボトックスは注射することによって咬筋は萎縮するので良い(補助)治療法なのですが、ボトックスだけで小顔になる方は来院者の2%程度です。骨が張っているのにボトックスを使うと、筋肉の厚みが消えてエラが余計に目立つこともありますので、注意してください。
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2008年02月22日
お勧め手術【額 理想的な横顔~メタクリル酸メチル法~】
「額が貧弱なのでまろやかに出したい」
「横顔のバランスを整えたい」
「額が狭い」
「外国人のように彫りの深い顔立ちにしたい」
「眉骨が出ていて厳つい顔を優しい印象にしたい」
まろやかで立体感のある額は、聡明に見え、貴女の横顔の美しさを一層引き立てます。
理想的なProfile view(横顔)を考える際、顔面の中間1/3にあたる鼻や、顔面の下1/3にあたる口元~顎にかけてのラインについての悩みを訴える方は多いのですが、実際には鼻~顎の顔面の下2/3のラインは綺麗に整っているのに、額が貧弱なためにバランスを悪くしている方が少なくないのです。額が狭い、外国人のように彫りの深い顔立ちになりたい、眉骨が額より出ていることでいかつく見える顔立ちを、優しい印象にしたいなどの様々な希望をお持ちの方が多数いらっしゃいます。
ところが、美容外科で額の手術を行っているクリニックはほとんどありません。
行われていたとしても、額の手術といえばインプラントを挿入する方法、脂肪注入法、ハイドロキシアパタイトなどが一般的です。
「他院でプロテーゼを入れて額を出したけれど、不自然に浮き上がった」「他院で脂肪を注入しましたが、あまり効果がなかった上に凹凸ができた。」「ハイドロキシアパタイトを入れたが、段ができて不均一なった」など、どれもあまり良い結果を得られず、当院で修正を希望される方が後を絶ちません。
そこで、当院では、オリジナルの前額メタクリル酸メチル法を開発し、日本美容外科学会で発表しました。
当院のメタクリル酸メチル法は、額のカーブに沿ってメタクリル酸メチルをのせ、デザイン通りにまったく段差のない理想的な額を実現します。しかも頭髪内からアプローチするため傷が目立ちません。額のカーブに沿って作るため完全に固定され動くことなく、ほとんどの場合、両端は側頭筋下に差し込むような形になりますので、スクリューなどの固定を必要としません。
コメカミを含む額全体を出したい、鼻根部上方、眉間、両眉弓のあたりまでを出したいとご希望される方は、当院のメタクリル酸メチル法で、全く段差のない理想的な額にすることができます。額の丸みは、横方向に丸いのか、縦方向に丸いのかなど詳しくご希望を伺い、頭部X線規格写真(セファロ)を撮影し、ミリ単位でデザインを決定します。
患者さまの希望を忠実に反映させることにおいては、非常に難易度が高い手術です。つまり術者の高い芸術的センスが要求される手術なのです。
当院では、形成外科で10年以上、事故によって負った重度の顔面複雑骨折などを多数手掛けてきた医師が、1~2時間かけて丁寧に彫刻作業を行います。
メタクリル酸メチル法で、理想的なProfile view(横顔)を実現しませんか。
ここがすごい!お勧めポイント
2002年10月 日本美容外科学会発表
- メタクリル酸メチルは、本来交通事故後の頭蓋骨陥没に使用されている医療材料で安全性は保障されています。世界的に有名なジョンソン・アンド・ジョンソンメディカル社の製品です。
- 頭髪の中からアプローチしますので、傷は目立ちませんし、腫れも少ない手術です。
- 辺縁を丁寧に削りグラデーションをつけますので、形が浮き出ません。
- 最先端の麻酔法で、日帰りができます。
- 術後にものものしい包帯圧迫はありません。
- 術後の腫れを最小限におさえるための、内服薬の処方を行い早期の社会復帰を可能としています。
- カウンセリング時に術後イメージのシミュレーションができます。
- 当院では、他院手術の修正を多数承っております。前回手術を検証し、ご希望に添う手術方法をご提案します。
- 万全の医療設備(大学病院レベルの手術室、医療機器)・医療技術(有数の症例数を持つ医師での執刀)・医療スタッフ(執刀医、麻酔医、看護師がチームで手術に臨む)で手術を受けて頂けます。
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横浜院:阿部聖孝「ペットの話 ~アニマルセラピー~」
このページをご覧の皆様の中にも、犬や猫、熱帯魚などを飼育されているペット愛好家のかたがいらっしゃると思います。
ウチにも1名、テリア犬が家族の一員として君臨しております。
・名前:さくら
・性別:女の子
・年齢:3歳
・犬種:ジャックラッセルテリア
ペットと一緒にいると心が和みます。それによって得られる安心感から、精神的・肉体的に健康を改善して行く『アニマルセラピー』という治療法があります。狭義の『アニマルセラピー』とは、動物介在療法(AAA:Animal Assisted Therapy)のことで、専門職(医師や看護師、ソーシャルワーカー)、作業・心理・言語療法士がプログラムを組んで治療していく医療的方法のことをいいます。そこまで専門的でなくても、可愛がっているペットとただ一緒にいるだけでも、ストレスから解放され穏やかな気持ちになりますね。
アニマルセラピーの歴史は古く、一説には古代ローマ帝国時代にまで起源をさかのぼり、戦争で傷ついた兵士たちのリハビリに乗馬が用いられていたといわれています。また紀元前100年の古文書には盲目のドイツ王が盲導犬を所有していたことが記されています。ポンペイの壁画や13世紀の中国の絵巻物にも盲導犬の記述がみられますし、日本でも1957年(私が生まれた年でもあります)に国産第一号の盲導犬が誕生しました。
療養施設において治療目的で動物が導入されたのは18世紀末のイギリスの精神障害者の収容施設ヨーク収容所が始まりとされていまして、その後今日に至るまで人間と動物の健康に関する研究が進められ、現在では世界規模の国際学会も開かれています。
動物とのかかわりが大切になってきている今、優しくなれる気持ちを与えてくれるペットたちに感謝したいですね。
2008年02月20日
東京院:広比利次「頭蓋顎顔面外科 - 最近の進歩」
本日は暖かく、春の兆しを感じるようになってまいりました。
昨日克誠堂出版から一冊の本が届きました。包装を開けてみますと『頭蓋顎顔面外科ー最近の進歩』という重い医学書でした。
この本は形成、美容外科医を対象とした専門書であるため一般の書店ではお求め出来ないのですが、多数の著者が章ごとに執筆を担当して、厚い一冊の本となっております。ちなみに医学書は値段が高く一冊23,000円です。
実はこの本の美容:Facial contouringの章の執筆を私が担当させていただきました。そのために著者に進呈するということで郵送されてきたというわけです。
ところで”Facial contouring”とは、顔面の輪郭手術のことで、私のライフワークのひとつであり、日本で最先端のテキストのこの部分を担当させていただきまして大変光栄に思っております。ただ実際には、プロ(形成外科医、美容外科医)を対象とした教科書を執筆するというのは、大変労力を要し、骨が折れるものです。この執筆に取り組んでいたのは昨年冬(1~2月)でしたが、1~2ヶ月かけて完成したと記憶しています。
この教科書に限らず、出版物として世に出るものはなかなか後で訂正がききませんので、慎重に原稿を書かなくてはいけません。この点で学会活動は講演ですので、多少間違ったことを話しても許される?なんてこともあります。医師向け教科書(手術書)の執筆は非常に名誉なことであるのですが、また努力が必要となるのです。
この本はこのブログを読まれている皆様には無縁でしょうが、また相談にいらした際にご希望があればご覧いただけますのでお申し出ください。
さて肝心の内容ですが、今回は額を出す、引っ込める、また頬骨を小さくする、アゴに関しては短くする手術を中心に解説いたしました。美容外科で額の手術を行っているクリニックはほとんどありませんが、実際には需要は多く、額が狭い、貧弱なのをまろやかに出したい、あるいは外国人のように彫りのある顔立ちにしたいという相談から、逆に眉骨が出ていることにより、厳つい顔にみえるため優しい雰囲気にしたいなど・・・様々な相談があるのです。
一般的に美容手術としてはかなり高度な技術がいるため浸透しておりませんが、効果がきちんと実感できる手術であります。それにしましても額に関する好みは把握するのがなかなか難しく、手術の日までに理想の写真を持ってきていただいております。外国人モデルの写真を持ってくる方が多いのですが、丸みも横方向に丸いのと、縦方向に丸いのではまったく仕上がりが違います。またレントゲン(セファロ)から手術前に何ミリ出すかを決定した上で、手術は忠実に行われます。
→「メタクリル酸メチル法」に関しての詳しい内容はこちらをクリックしてください
→「前頭洞骨切り術」に関しての詳しい内容はこちらをクリックしてください
2008年02月19日
お勧め手術【プリンセス・バッグ®による豊胸術~その2:バッグの挿入層について~】
「なぜ、術後の痛みが少なく、術後の回復が早く自然な形のバストになるのですか」
>> それは大胸筋筋膜下法を第一選択にしているからです。
自然なバストの形を実現するには、バッグの種類も重要ですが、挿入層にも左右されます。
また、術後の回復にはバッグを挿入する層も影響します。バッグを挿入する層は、乳腺下、大胸筋下、さらに当院では大胸筋筋膜下の選択肢があります。
豊胸術を希望される方の体形・体格・希望はさまざまですから、患者さまに合わせた最適な層を選択する必要があります。
挿入層の選択を含め、豊胸術を成功させるには、術者の経験、技術がとても大切です。
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東京院:広比利次「ベーカーゴードンシンポジウム」
先週参加しておりましたマイアミでの第42回ベーカーゴードン学会のお話の続きです。あいにく私はマイアミの前に寄りましたメキシコ(マヤ遺跡)でカメラをなくしてしまい、本日まで今回の旅行の写真がない状況でした。ところが本日になり、一緒に参加いたしました福岡大学・形成外科の牧野太郎先生が写真を送ってきてくださったため、あらためてご紹介できることになりました。
さて本学会の楽しみのひとつが2日目の晩にありますレセプションパーティーです。世界各国から集まりました精鋭の美容外科医と懇親を深められ、私にとって大変意義深いものです。本年はついつい美味しいシャンパーニュをいただきすぎて、後半はあまり記憶がなくなるという失態を演じてしまいましたが、それでも多くの海外美容外科医とお話ができ、情報交換もでき、大変楽しかったです。学会会長のT.Baker,同じく主催のJ.Stuzin、さらにR.Rohlich(PRSという本分野において最高権威の医学雑誌のchief editorです)、そのほかにもS.Fagien,S.Colemannなどビッグな顔ぶれで、さながら美容外科界のアカデミー賞授与式!といった感じです。また同時にこの”華やかな社交界”といった雰囲気は、とても日本では味わえないものです。このムードに酔いしれすぎてしまい、3日目(最終日)は二日酔いで辛い一日となってしまいました。
肝心の学会3日目は、バストに関しての一日でした。内容はインプランとによる豊胸、脂肪注入による豊胸、マストペクシー(乳房吊り上げ術)など非常に内容の濃い、熱い討論が交わされました。
従来アメリカでは脂肪注入には否定的でしたが、今回S.Collemannによりその有用性が発表され、会場を交えて賛否両論で意見が割れておりました。その際、東京大学・美容形成外科の吉村浩太郎先生と当院の共同研究でPRS誌に掲載された''幹細胞+脂肪注入''の報告が数回紹介され、内心ニヤッとしておりました。一般的には脂肪ではそれ程大きく出来ないため、豊胸というよりは整胸という感じで話は進みましたが、術後スライドから十分良い症例も多く見られました。どの手術も長期的に5年以降どうかという問題はありますが、バスト脂肪注入に関しましては、彼自身の経験で10年後でも問題なく経過しているという講演内容でした。今後アメリカでも脂肪注入が見直されるかもしれませんね。今後吉村先生の幹細胞研究が国際的にも期待されます。
一方インプランとによる豊胸は特に進歩はないのですが、アメリカではほとんどのドクターが脇の下を切るのではなく、バスとの下側(乳房下溝)を切開して、直視下に確実な止血のもとにインプラントを挿入しておりました。白人は白い傷が目立たないという特徴がありますが、それにしても手術の容易さを考えましても、確実性を考えましても、かなりメリットが多い手術です。ただし・・・日本人女性はその傷を受諾してもらえるか?もちろん傷跡は体質によっても目立ち方が異なりますので、その点も踏まえて2つの切開位置に関しても患者さまとも相談させていただく必要がありそうです。
2008年02月18日
大阪院:志賀由章「坂本龍馬 (壱)」
1600年 関が原の戦い。
このときに東軍の徳川家康が勝利をおさめなければ坂本龍馬は誕生しなかったのかもしれません。四国の殿様である長宗我部氏は西軍に味方しておりました。ですから関が原の戦いで敗北した西軍は東軍に支配されることになります。家康は土佐を支配するために山内一豊を土佐に配置しました。その瞬間から、それまで長宗我部に仕えていた武士を下級武士、山内家を上級武士という身分差別の中で250年にわたって土佐は支配されたのです。それは上級武士が下級武士を道端で切り捨てても許されてしまう虫けら扱いの差別です。その差別に反発する強いエネルギーの中から革命家として生まれた立役者のひとりが、坂本龍馬です。彼ののびのびとした生き方は日本人の夢を誘います。龍馬は生まれつきの武士ではなく(才谷屋という質屋の息子)、下級武士の階級を買った武士ですから下級武士の中でもさらに下に位置する郷士です。現代こそはっきりとした差別は日本には存在しませんが、そんな時代の身分の低い彼が、どこでどうなったのか勝海舟、西郷隆盛、福井藩の殿様と知りあい仲良くなって世の中を動かし、江戸時代を終わらせてしまったのですからビックリします。
私は関西に来てから史跡めぐりが好きになりました。毎年2月に母が大阪に来るので恒例の「史跡を訪ねて」旅行に行っております。今年は私が最も尊敬する坂本(龍馬)直柔の生まれ故郷である高知県の土佐でした。
桂浜に立つ威風堂々とした龍馬像。今でも龍馬は水平線の遠くを眺めてます。桂浜から見える太平洋の丸い水平線を眺めれば、私ですら水平線の向こうはどうなっているのかを覗いてみたくなる気持ちになってしまいます。もし龍馬が暗殺されなければ日本はどうなっていたでしょう。今よりもっと良い世の中になっていたでしょうね。しかし彼は世界を駆け巡りたい人物でしたから、一度くらいは日本の首相を務めても、それにとどまらず世界的な偉業を成し遂げていたはずです。どの国にもほとんど利益のない戦争もなかったかもしれませんね。そう考えると本当に残念なことです。
2008年02月15日
大阪院:志賀由章「美容院初体験(18歳の私)」
中学時代は学校の規則で全員坊主でした。小学校の6年生の夏休み頃からクラスの中に、ひとりふたりと頭を丸めてくる子供が増えてきます。中学を卒業後、高校では髪型が自由なので、皆のばしはじめます。時代背景は60年代、ビートルズ全盛期、日本ではよしだたくろうが「ぼくの髪がー肩まで伸びてーきみと同じにーなったらー約束どおりー街の教会で結婚しようよー」と歌ってました。町中の男性が江口洋介状態です。しかし私の父は厳格でしたので、高校生になっても家族ルールで常に坊主です。年頃なのに恥ずかしいものでした。
親元を離れて東京に出てきてからは髪を伸ばし放題。大きい顔も髪型によって小さくみえます(笑)。そんなとき、田舎にいたころに憧れていたユウちゃんと連絡が取れ、東京で会おうということになりました。私にとってはワクワク状態。ビシッと決めて惚れてもらおうと気合充分でした。しかし、ストレートの髪型ではいまいちと考え、そのときトップスターだった西城秀樹みたいな髪型になろう!と計画しました。早速、ヒデキの写真の切り抜きを持って美容院にいきました。その当時、床屋さんにしか行ったことのない私にとっては思い切った行動でした。美容院のおにいさんに、こうしてください、と、ヒデキの写真を手渡し、パーマをかけてもらいました。自分の顔を見て、おおヒデキになった。町中のみんなが自分のかっこよさに注目度100%!帰り道で間違われたらどうしよう!など考えながらスキップ状態で帰りました。さあ、明日はデートだ!その当時は風呂なしの四畳半一間でしたから、翌日にそなえて友人と銭湯にいきました。友人もきめてるなあ、と褒めてくれるので鼻高々状態です♪。銭湯で普段よりたっぷりのシャンプーで洗髪し、体中をくまなく洗いました。気になったのは、さっきまでヒデキだった髪型が洗髪するとくるくるになってしまったことでした。当時100円の銭湯代にみあった時間をすごし、髪をドライヤーで乾かしはじめると、ヒデキの髪型はどんどん膨らんでいきます。くるくるドライヤーなんて世の中に存在してませんでしたし、セットの仕方などわかりません。私の手には櫛一本です。
翌日です。ユウちゃんが高田馬場のビッグボックスの前にいました。「久しぶり!」ユウちゃんは私の顔を見て「ぷっ」とふきだし笑いだしました。「志賀君どうしたのーその頭!笑笑笑!つのだ☆ひろみたーい。」一晩中いじりまわしてもどうにもならなく、私の頭はヒデキの髪型ではなくアフロヘアになっていたのでした。東京での初デートは無残に終わり、その後30年間会ってません・・・・・・・・・・・涙涙涙。
写真左のレモンは2006年12月に我が家に来ました。長女で1年5ヶ月になります。食が細く現在体重2.2kgあたりをうろついています。性格的にはおとなしく、警戒心が多少強いためあまり人には寄り付いていきません。顔立ちは”気品がある”顔立ちかな?と自画自賛しております。
右は次女のマリンで現在生後6ヶ月になります。体重はグングン増えて現在お姉ちゃんを抜いて2.5キログラムぐらいに達しています。餌を与えますとガツガツあっという間に食べ終えてしまいます。今後は太り過ぎないように注意が必要ですね。性格は天真爛漫といった感じで、お姉ちゃんとはまったく異なっています。誰が来てもすぐに飛びついていく甘えっこさんです。
本当に犬によって性格が違うものですね。ところで私は幼少期から犬が大好きでいつも犬に囲まれる生活をしておりました。この2匹のダックスもこれから成長が楽しみです。今後も時々私のブログに登場しますのでどうぞよろしくお願いします、ワン・・・・。
2008年02月08日
東京院:広比利次「カンクンからマイアミへ」
カンクンは世界的なリゾート地として有名でビジターもアメリカを中心に世界各国から来ているようです。日本人観光客は新婚さんがアツアツで多かったですね。うらやましい限りです。カンクンでの思いでは写真を含めましてまた東京に帰りましたら報告させていただきます。カリブ海でのトローリングなど情報満載です。
とりあえず私は3日間何もせずに時差を解消することに努めまして、本日の学会初日は約10時間ぴっちりと内容を聞くことができました。初日の本日はJ.Stuzinによるおなじみのフェイスリフト(私は過去4回同じものを見ておりますので新たな感動はありませんでしたが)で、きめ細かく解剖を熟知した卓越した手術でした。SMASの剥離が以前より小さくなったか?ややおとなしい手術に感じました。
次。。はBahman.Gayronによる額の内視鏡リフトでしたが・・・多少私であればもう少し出せたかな?と自分に重ね合わせてみておりました。さらに4LIDといいまして上下の瞼のしわ取りを同時に行っておりました。こちらは日本でも良く行われる手術です。
2008年02月07日
大阪院:志賀由章「未成年の二重」
最近「三年B組金八先生」が放映されてます。マッチが出ているころからの金八ファンなので、毎週かかさず観ております。個人的には大将の将来を心配してます(笑)。この番組を観てて驚いたのは[三年B組裏サイト]の存在でした。三年B組の生徒が同じクラスの生徒の悪口を無記名で書くというネット上の掲示板です。これを知って考え込んでしまいました。
高校生以下の場合は未成年であることもあり母親(稀に父親)と来院することが多いです。「この子は毎朝アイプチに30分も時間をかけて遅刻して学校に行くので、もう二重にしてください」といったケースは、二重の幅についてや、腫れについて話してあげれば済むので物事はスムーズに進みます。
いろいろな方がいます。事前に親から電話がかかってくるケース「高野(仮名)といいます。今日、うちの娘がそちらにカウンセリングに行くので手術する必要ないって断ってくださいね!ガチャッ」こんなときは困ります。けど、普通通りに話して、「ご両親とよく話してくださいね。」と答えるしかありません。
カウンセリングから「私は反対なんですけどね」と親に宣言された場合は、お子さんのコンプレックスの深さを診察し、コンプレックスを持った子供の心の不健康についても話します。最後はやはり「よく話し合ってくださいね」と言うしかありませんね。
手術を受けることになっても、高校生以下の二重の手術はどんな一重でも基本的には埋没法を勧めます。多感期のころは気持ちの揺れも激しいので、カウンセリング時に希望通りの二重になっても、後に希望が変わる場合もあります。さらに難しいのは、キレイになると周囲の子が妬みますから、それが陰口になり、いじめにつながる可能性も秘めています。裏サイトに「最近、可奈ちゃんがキレイになった。整形らしいよ」なんて書かれたら可哀相、なんて考えてしまいます。そうなった時のためにも、戻すことができることを前提で埋没法で二重にして生活させます。「学校で誰にも言われなかったよ」とか、「今後取れるのが怖いので、今の位置でとれないように切開法でしてください」と本人から言うようになったら、切開法でとれない二重を作るようにしています。(そうなっても料金的に損をしないシステムになっております)。私は心配していろいろ考えてますけど、「いじめられたので取ってください」と言った子はひとりもいないのが現実です。
由美さん(高校2年生・仮名)の話です。お母さんと来院し、すんなりと今までのアイプチラインの幅で二重にしました。腫れもなく手術は終了。
ある日クリニックに遊びにきました。
私「どう?学校でからかわれなかった?」
由美さん「えー腫れへんかったし全然気づかれへんかったでー。けど由美なー、みんなに目細工で二重にしたと言ったから、クラスの子たちが目細工を買うてやってはるんやけど誰もなれへんねん(笑)。いまさら言えへんし、先生どうしたらいいと思う?」
「・・・・・・・・・・絶句(苦笑)」
今日も紗江さん(高校一年・仮名)の埋没法をしました。
私「金八先生で裏サイトの話題が出てたけど、そんなの実際にあるの?
紗江さん「普通にあるでー。もし自分のこと書かれても、そんなん無視やろー。かわいくなったほうが得やしー」
私「・・・・・・・・・つよいんだね(感心)」
私は考えすぎなのでしょうか・・・・・・・。
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2008年02月04日
東京院:広比利次「ベーカーゴードン学会出張・・・」
明日2月3日より私はメキシコ・カンクン経由でフロリダ州マイアミに毎年恒例のベーカーゴードン学会(第42回)に参加してまいります。この学会は米国のみならず世界各国から約600名の医師が参加して行われている、世界で最もレベルの高い!美容外科学会であります。
通常は3日間で、そのときを代表する美容外科医によるライブサージェリー、ビデオを6症例以上見ることができ、私も毎年この時期を非常に楽しみにしています。今年のメインテーマはアンチエイジングとバストですが、それぞれ私の尊敬するD.Baker(フェイスリフト)、J.Tebbetts(バスト)のライブサージェリーを見れますので、今からワクワクしています。
この2人のドクターは紛れもなくその分野での最高権威であります。またレセプションパーティーでもお話しする機会もあると思いますのでいろいろ情報を得てまいりたいと思います。また同じバストのセッションにDr,マックスウェルがゲストスピーカーとして講演をされますが、以前私のクリニックに来たことがあり、いろいろお話をさせていただき、また今回一緒にお会いできることを楽しみにしております。

そんなこんなで2月11日に帰国するまで、クリニックを留守にいたします。大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。われわれ美容外科医は一生が勉強であると思っております。また海外よりブログは更新してまいります。それでは行って参ります。
2008年02月02日
大阪院:志賀由章「下眼瞼脱脂(クマ取り)or下眼瞼切開(シワ取り)」
今日はサザエさんに登場していただきましょう。
サザエさんは永遠の24歳です。長谷川町子さんが描きはじめて何十年も経っているのに全く老いません(羨ましい)。
フネさんは50歳。現代の50歳よりは若干老いてみえますが、まだまだ元気です。もし、サザエさんが年老いたらどうなってしまうのでしょう。
目の下にシワをいれて、鼻唇溝にシワを加えてイタズラしてみました。おお、年老いた感じになりましたね。これはフネさんじゃありませんよ。
下眼瞼部の相談は①下眼瞼にクマができて疲れたように見られる、と②下眼瞼にシワとタルミが増えて老いてみられる、といった二つに大別されます。
①の場合のクマというものは皮膚の色調のことではなく下眼瞼脂肪が落ちてきて(膨らんで)影となっていることをいいます。こうなった場合は膨らんできた部分を無くし、平坦にすれば影も無くなるので簡単に解決します(クマ取りとでも言うのでしょうか)。この手術は皮膚を切らずに瞼の裏の粘膜側よりリッツ独自の方法で、丁寧に出血させずに脂肪を除去しますから、皮膚に傷もなく腫れも最小限に済みます。ほとんどの方が翌日から出勤することが可能です。
しかし、下眼瞼のクマの上にシワが何本かある場合に、下眼瞼脂肪の膨らみをきれいに取ってしまうと、膨らみがしぼむことによってシワが増えてしまいますので、シワが増えないように除去する脂肪の量を調節します(このあたりは経験とセンスですね!)。これを私たちは下眼瞼減脂術といいます。
②の場合は下眼瞼縁を切らなければ治りません。下まつ毛の1~2mm下を切開し皮膚の下をはがします(剥離)します。充分に剥離したら(必要あらばついでに脂肪を除去)、おおよその皮膚の切除量を決定し仮止めします。仮止めした状態でベッドを起こし(手間がかかりますが、これが大切です)、下眼瞼が外反(いわゆるアカンベエ状態)しないように確認します(これも経験とセンスですね!)丁寧に皮膚を切除した後はきれいに縫合します。抜糸は一週間後になります。この手術は抜糸までまつ毛のような黒い糸が見えますから、ダウンタイムは一週間と考えてください。社会人で時間の取れない方は、片側ずつ眼帯をつけながら施術することも可能です。
クマの下にヒアルロン酸を注入して、一時的に隠そうとする治療法もありますが、基本的には間違いです。下まぶたの皮膚は薄くデリケートなので、ヒアルロン酸によってますます膨らんでしまいます。
はっきりとしたシワが1~2本であるならば一時的にヒアルロン酸を注入すればよいこともありますが、複数の深いシワの場合はヒアルロン酸で治療できるものではありません。こういった場合は余剰皮膚を切除しなければならないのです。
2008年02月01日
名古屋院:山岸誠治「他院で手術を受けられた患者さまのこと・・・」
しばらく見ない間に、みなさん更新してらっしゃるみたいなので、私も第二弾をアップいたします。
同じく3年前に名古屋院の院長ブログに書いたものです。手を抜いているわけではありません、念のため。
先週は、ほとんど毎日鼻の手術をしていました。それも全例過去に他院で手術を受けていた方です。その中で気になる事があったので今日はそれを書いてみます。
偶然二人の方が過去に同じクリニックで手術を受けていたのですが、軟骨を鼻先に入れてかえって鼻先が丸く大きくなったという訴えでした。確かに触ると固い感じがします。鼻筋の部分だけにはプロテーゼを使ったという事ですが、なぜか鼻先を動かすと一緒にプロテーゼも動きます。最近よく目にする、I型といいながらも鼻先まで入っているタイプです。
手術してみると、驚いたことにかなり幅広の軟骨が鼻先にたっぷりと入っています。それも鼻先よりやや上まで入っているので、そのためわし鼻風の厚ぼったい雰囲気になってしまったのでしょう。大量に移植されていた軟骨を除去し、鼻先を細くして、新たに鼻先を下に向ける感じで小さめの軟骨を移植し、当然プロテーゼは本当のI型に入れ替えて手術は無事終了しました。
カウンセリングの時に詳しく患者様に今の状況を説明し、軟骨が悪いわけではなくデザインが悪いんだと言う事をわかっていただけたからよかったですが、多分こういう方がプロテーゼしか行わないクリニックに行くと、軟骨移植は駄目だと言われてL型プロテーゼを入れられてしまうんでしょうね。
これを読んでいる方は、くれぐれもこういう手術をしたり受けたりしないでください。
以上です。
この日記を書いた時は、今ほど鼻中隔延長術が行われていなかったので、軟骨移植のみを行っていましたが、今は鼻先をなるべく下げたい人、とがらせたい人には鼻中隔延長術があるので、患者様の選択の幅が広がりましたね。ただ、鼻中隔延長術でも、元々鼻先の皮膚が薄い人に対して、肋軟骨を使用して無理に下げたりすると、時間がたった後に鼻先に移植した軟骨の輪郭がわかりやすくなってくるので、注意が必要です。
最近、他院で行ったそういう患者さんもポツポツ見かけるようになりました。処置としては、軟骨を減らして筋膜を移植することになります。
新しい手術や美容機器がでてくると、最初は飛びつくのですが、実際の評価には最低でも5年はかかります。当院では、評価が確立するまでは、あまり無理はしないようにしております。