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2008年02月02日
大阪院:志賀由章「下眼瞼脱脂(クマ取り)or下眼瞼切開(シワ取り)」
今日はサザエさんに登場していただきましょう。
サザエさんは永遠の24歳です。長谷川町子さんが描きはじめて何十年も経っているのに全く老いません(羨ましい)。
フネさんは50歳。現代の50歳よりは若干老いてみえますが、まだまだ元気です。もし、サザエさんが年老いたらどうなってしまうのでしょう。
目の下にシワをいれて、鼻唇溝にシワを加えてイタズラしてみました。おお、年老いた感じになりましたね。これはフネさんじゃありませんよ。
下眼瞼部の相談は①下眼瞼にクマができて疲れたように見られる、と②下眼瞼にシワとタルミが増えて老いてみられる、といった二つに大別されます。
①の場合のクマというものは皮膚の色調のことではなく下眼瞼脂肪が落ちてきて(膨らんで)影となっていることをいいます。こうなった場合は膨らんできた部分を無くし、平坦にすれば影も無くなるので簡単に解決します(クマ取りとでも言うのでしょうか)。この手術は皮膚を切らずに瞼の裏の粘膜側よりリッツ独自の方法で、丁寧に出血させずに脂肪を除去しますから、皮膚に傷もなく腫れも最小限に済みます。ほとんどの方が翌日から出勤することが可能です。
しかし、下眼瞼のクマの上にシワが何本かある場合に、下眼瞼脂肪の膨らみをきれいに取ってしまうと、膨らみがしぼむことによってシワが増えてしまいますので、シワが増えないように除去する脂肪の量を調節します(このあたりは経験とセンスですね!)。これを私たちは下眼瞼減脂術といいます。
②の場合は下眼瞼縁を切らなければ治りません。下まつ毛の1~2mm下を切開し皮膚の下をはがします(剥離)します。充分に剥離したら(必要あらばついでに脂肪を除去)、おおよその皮膚の切除量を決定し仮止めします。仮止めした状態でベッドを起こし(手間がかかりますが、これが大切です)、下眼瞼が外反(いわゆるアカンベエ状態)しないように確認します(これも経験とセンスですね!)丁寧に皮膚を切除した後はきれいに縫合します。抜糸は一週間後になります。この手術は抜糸までまつ毛のような黒い糸が見えますから、ダウンタイムは一週間と考えてください。社会人で時間の取れない方は、片側ずつ眼帯をつけながら施術することも可能です。
クマの下にヒアルロン酸を注入して、一時的に隠そうとする治療法もありますが、基本的には間違いです。下まぶたの皮膚は薄くデリケートなので、ヒアルロン酸によってますます膨らんでしまいます。
はっきりとしたシワが1~2本であるならば一時的にヒアルロン酸を注入すればよいこともありますが、複数の深いシワの場合はヒアルロン酸で治療できるものではありません。こういった場合は余剰皮膚を切除しなければならないのです。
投稿者 ritz : 2008年02月02日 12:33