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2008年02月26日

東京院:広比利次「今後の学会講演予定」

先日モニターAさんの手術をほぼ半日かけて行いました。手術内容は目頭切開に始まり、頬骨、エラ、アゴの骨切り3点セット、更に鼻翼縮小と鼻中隔延長とすべて合わせて約10時間にも及びました。

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私のクリニックは顔面輪郭形成手術が大変多く、中でも頬骨、エラ、アゴと3つ行うことにより、手術時間は6時間以上ということもざらにあます。美容手術はチョコチョコ短時間で!というイメージとは大きく異なりますね。そのうちでも3点セットはそれなりに手術時間は長くなりますが、かなり小顔に効果的に変身することが可能となりますね。このモニターAさんのように複数個所の手術を同時に行う方は、術後は大きく変化するため患者さまご本人同様、術者として私も正直楽しみにしております。ただ患者さまには、腫れを含め術後はそれなりの負担がありますので頑張っていただきたいものです。

話は変わりますが、私の今後の学会日程ですが、4月11日に名古屋で行われます第51回日本形成外科学会総会・学術集会で”男性患者における下顎角形成術”というタイトルで発表を行ってまいります。下顎角形成は私の最も得意とする手術ですので、また過去にこの分野の発表を数多く行っており、論文もいくつか書いていますので、意外に気楽に行うことが出来ます。発表も5分程度ですので、いかにコンパクトにポイントをまとめるかが焦点になります。実際に準備に取り掛かるのは2週間ほど前からですが、過去の貯金がありますので問題なさそうです。

その次はちょうど1ヵ月後の5月11日で、こちらは(十仁系の)日本美容外科学会で”顔面輪郭形成術における単独・複合手術の適応とpitfall”という演題を発表します。こちらは”教育講演”という形で40分ほどの発表になりそうですので、それなりに1ヶ月ほど準備が必要になります。学会ではコンピューター・プレゼンテーションになるのですが・・スライド枚数で換算しますと100枚~200枚は超えることになりそうです。更に手術シーンの動画撮影が必要になり、編集作業を経て、それをもとに手術のやり方を説明していくわけです。

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実はこのような講演というのは、発表する者にとっては結構な負担となりまして、その準備にかなり時間と手間がかかります。今回の場合ですと約1ヶ月間にわたり、毎日の診療終了後数時間と、数少ない休日を犠牲にして行うものです。ただ医者としてこのような努力は非常に重要で、医学の進歩に関しましても微力ながら貢献しているという自負もあります。過去の数多くの発表の努力も決して無駄にはなっておりませんし、自身の術式の進化にも大きく影響してくると実感しております。

今回の講演はちょうどモニターAさんのように顔面骨切りのバランスを考え、手術部位を一箇所に限定してよいか?あるいはバランスを考え複数個所同時に行うべきかということをテーマとしてお話をする予定です。患者さまご自身のお悩みだけを改善すると却ってバランスが悪くなることもありますので注意が必要ですね。

また今回のモニターAさんはこのような学会発表の動画にも協力していただけるわけです。実際のモニターさんだけに行います術前のCT画像も、より正確に術後の変化を把握する良い検査法となります。3D-CTは非常に高額な器械で、検査費用も高くなるため一般の患者さまには適応いたしませんが、”エラの手術を考えているが、手術による変化を画像で見たい”場合には有用な情報を与えてくれます。セファロというレントゲンは2次元での表現ですので一般の方にはわかりにくいのです。

 

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投稿者 ritz : 2008年02月26日 18:34

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