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2008年06月07日

大阪院:志賀由章「49歳」

今日6月6日は私の誕生日です。49歳は織田信長が暗殺された年齢です(笑)。江戸時代は医療が発達していなかったので「人生50年」などと言われてましたが、いまや日本人の平均年齢は世界一となり、80歳超です。まだまだ30年も生きなければいけません。

子供のころに自分がの50歳になるなんて想像すらできませんでしたが、いよいよ一歩手前まで来てしまいました。この49年間を振り返ると、いろいろありました。つらいこと、楽しいことの思い出が山盛りです。でも割合的には85対15くらいで、つらかったことのほうが多かったと思います。

体も心もバラバラになるくらい悲しいことも何度かありました。そんな悲しみを抱え涙が溢れて止まらなくても、街を歩くと、人の笑い声が聞こえ忙しそうに人が動いてます、花も太陽の光を浴びてキラキラと咲きほこっているので、孤独感のなかにすごい違和感を感じた記憶があります。そのときに「自分の悲しみなんて、全宇宙的に考えればちっぽけなことなんだ。これは心の中にしまいこんで、明日からまた元気に生きなきゃ。」と考え直したのです。

50年近く生きていると、多くの患者さんや友人と知り合います。いろいろな方の話を聞いていると、外からは順風満帆に見えている人でも、心の中にひとつくらいは傷をもって生きているということがわかってきました。私はつらいことがあると夜景の良いところに行きます。そこから高層マンションや住宅街の光を見て、「あの家庭ひとつひとつの数だけ悲しみや喜びがあり、みんな悩みながら頑張っているんだ。」と考えると、自分も負けていられない、と奮起できたりするのです。

これから、どんなにつらいことが待ちうけているかわかりませんが、そんなときにも「オレは死ぬまで頑張って生きる!」と自分に言い聞かせて乗り越えていこうと思ってます。

皆さんも、与えられたひとつの大切な命です。つらいことなんかに負けることなく楽しく生きていきましょう。

投稿者 ritz : 2008年06月07日 16:30

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