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2008年07月14日
東京院:広比利次「フェイスリフト学術論文」
実はここ数日間、医学雑誌『形成外科』克誠堂社から依頼がありました”フェイスリフト~私の方法”という原稿を仕上げるのに忙しい日々を送っておりました。ボリュームは原稿用紙で32枚程度のものですが、実際には海外の医学論文を30以上読んだ上で”私の方法”の長所、短所までを美容形成外科医に向けて説明しなければなりません。通常このような原稿に1~2ヶ月は費やしてしまいますが・・・・今回は学会での講演が2回続いたり、英文論文も並行して書いていたりと、正直本当に疲れました。
ところでフェイスリフトという手術では、今は何がトレンドだかおわかりでしょうか?現在は糸による”切らないリフト”というのが流行しています。患者さまの負担は少なく、ダウンタイムは短く、自然な仕上がりでそれはそれでよいと思います。ただしスレッドリフト(糸のリフト)では劇的な変化を求めることは難しく、たとえば「10年ほど若返りたい!」というのであれば、やはり本格的にフェイスリフトを考えていただくことになりますね。
まずはじめに東洋人と西洋人では西洋人のほうが手術はやりやすく効果が出やすいのはご存知ですか? これは骨格の差、皮膚の厚み、弾力性など人種的に異なっているからです。
ちなみに両者の差をCT画像で見てみましょう!違いが明らかにわかりますね。
日本人の場合には顔の中央から耳までの距離が長いため、特に法令線(医学的には鼻唇溝といいます)は非常に改善しにくくなります。
そこで今回の論文のテーマである”いかに鼻唇溝を改善するか?”ということに、私のみならず世界中の外科医がしのぎを削っているわけです。私の方法は鼻の横のふくらみ(malar fat padといいます)は棘付の糸を用いてこめかみの方向に引き上げ、皮膚は裏側のretaining ligament(靭帯です)をアンカーに利用して効果を上げています。手術は全身麻酔で行い、通常4~5時間かかりますが、若返り効果!!!は並みのフェイスリフトとはまったく異なります。
もし読者の皆様の中で頬のたるみが強く、鼻唇溝が気になっている方がいらっしゃいましたら是非ご相談にいらして下さい。
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投稿者 ritz : 2008年07月14日 13:36