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2008年07月16日
大阪院:志賀由章「篤姫」
今年の大河ドラマ「篤姫」は近年稀に見る名作です。私は大河ドラマの中では「利家とまつ」以来の名作だと思います。宮崎あおいさんの熱演も素晴らしいうえに、父親役の長塚京三さん、母親役の樋口可南子さん、島津斉彬役の高橋英樹さんの名演技には感激します。
篤姫は鹿児島に生まれ、13代将軍 徳川家定と政略結婚させられます。しかし家定は数年で亡くなったので、未亡人として大奥に残りました。14代将軍 徳川家茂には天皇家から和宮が降嫁しました。和宮は有栖川親王と婚約していたのに公武合体(天皇家と武士を仲良くさせる)のために、婚約破棄させられ、家茂と政略結婚させられたのです。しかし家茂も数年で死去したため、和宮も未亡人となり大奥に残りました。その後15代将軍 徳川慶喜へと移り変わっていくのです。
大政奉還後は徳川政権を倒すために薩長(薩摩と長州)連合が天皇家を味方に引き入れ、官軍として江戸城を攻撃することになりました。
天皇家が味方しているのが官軍(正義)、それに反抗するものを賊軍(悪)といいます。ですから、徳川家は和宮を嫁に出していることもあり官軍だったのですが、天皇家(それも婚約者だった有栖川親王です)が薩長側に味方することになったので、徳川家の立場は賊軍となってしまいました。篤姫や和宮は政治的に利用され、最後は実家に見捨てられたのです。未亡人となった篤姫、和宮は実家に帰ることもできたのでしょうが、徳川家の人間として無血開場(戦をせずに江戸城を明け渡すこと)へと奔走し、あわやというところで江戸城は攻撃されなかったのです。もし。彼女たちがいなかったら、西郷隆盛は江戸城に攻め込んだのかもしれません。
徳川幕府が崩壊した後も篤姫は生涯、鹿児島に帰ることも援助をうけることもなく、波乱の時代を生きぬいたのです。また数年しか結婚生活をしなかった和宮も 死後は家茂の墓の隣に入ったのです。
*幕末といえば坂本龍馬です。そんなに多くは出ないと思いますが、玉木 宏さんが演じる予定です。また掘北真希さんの和宮も楽しみです。
投稿者 ritz : 2008年07月16日 15:22