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2008年08月16日
大阪院:志賀由章「兄との思い出 1」
私の小さい頃はいつも兄の後をついていくような甘えん坊だったらしいです。幼稚園の年少のときでも2つ年上の兄の教室に入っていって一緒に過ごしてました。これを先生達もあきらめて黙認してくれていたそうです。
私が小中学生のころ、周囲の推薦もあったのですが、生徒会の役員に立候補することが多くありました。中学校に入学したての秋にも生徒会の会計監査役に立候補しました。私の中学校の出身者で生徒会長をした人には中村敦夫(木枯らし門次郎)さんもおり、由緒ある生徒会でした。対立候補は2年生と3年生数名です。半年前に入学した私など勝てるはずもありません。今でこそブログなど書いてますが、文章を書くのが苦手でしたから困りました。兄に
私「明日の立会演説会の演説文考えてよー」
兄はニヤリと笑って
「いいよ。けど文章は当日まであけるなよ。それと書いてあることをそのまま読めよ。」
私「わかった。ありがとう。」
演説会の当日、体育館の壇上に登り、順番をまちます。その当時 生徒会副会長だった兄は私のほうをチラチラと見ております。順番が近づいてきました。いよいよと思い演説文を開きました。「えっ!これを読むの!うそ!」私は驚きました。兄もなにげにニヤニヤと笑っているようです。仕方ありません。約束通り読みました。
「私は しがひろおの弟 しがよしあきです!・・・・」
全校生徒1200人+先生達の大爆笑と拍手喝采の渦に巻き込まれました。私の顔も真っ赤です。黙々とつづきを読み終えて壇上から降りました。「くそぉ。兄貴に騙された!」
選挙の開票は当日でした。学校から帰った兄に文句を言おうとしたら
兄「おめでとう!!」
生徒会会計監査 当選 志賀由章(1年)787票 小沼絵里(仮名 3年)289票・・・・でした。
私の兄はどこへいっても人気者です。イケメンな訳でもなくスポーツができる訳でもありません。小さいころから あんなふうになりたいなあ、と思いながらも真似できない人間なのです。
兄が中学を卒業してからは 私の人気だけで当選することもないので、立候補することはありませんでした。
開業してからも人気者です。患者さんが朝の6時から弁当を持ってクリニックの前に並んでます。私が医師になって一番尊敬できた医師でした。
投稿者 ritz : 2008年08月16日 14:15