2008年02月08日
東京院:広比利次「カンクンからマイアミへ」
カンクンは世界的なリゾート地として有名でビジターもアメリカを中心に世界各国から来ているようです。日本人観光客は新婚さんがアツアツで多かったですね。うらやましい限りです。カンクンでの思いでは写真を含めましてまた東京に帰りましたら報告させていただきます。カリブ海でのトローリングなど情報満載です。
とりあえず私は3日間何もせずに時差を解消することに努めまして、本日の学会初日は約10時間ぴっちりと内容を聞くことができました。初日の本日はJ.Stuzinによるおなじみのフェイスリフト(私は過去4回同じものを見ておりますので新たな感動はありませんでしたが)で、きめ細かく解剖を熟知した卓越した手術でした。SMASの剥離が以前より小さくなったか?ややおとなしい手術に感じました。
次。。はBahman.Gayronによる額の内視鏡リフトでしたが・・・多少私であればもう少し出せたかな?と自分に重ね合わせてみておりました。さらに4LIDといいまして上下の瞼のしわ取りを同時に行っておりました。こちらは日本でも良く行われる手術です。
2008年02月04日
東京院:広比利次「ベーカーゴードン学会出張・・・」
明日2月3日より私はメキシコ・カンクン経由でフロリダ州マイアミに毎年恒例のベーカーゴードン学会(第42回)に参加してまいります。この学会は米国のみならず世界各国から約600名の医師が参加して行われている、世界で最もレベルの高い!美容外科学会であります。
通常は3日間で、そのときを代表する美容外科医によるライブサージェリー、ビデオを6症例以上見ることができ、私も毎年この時期を非常に楽しみにしています。今年のメインテーマはアンチエイジングとバストですが、それぞれ私の尊敬するD.Baker(フェイスリフト)、J.Tebbetts(バスト)のライブサージェリーを見れますので、今からワクワクしています。
この2人のドクターは紛れもなくその分野での最高権威であります。またレセプションパーティーでもお話しする機会もあると思いますのでいろいろ情報を得てまいりたいと思います。また同じバストのセッションにDr,マックスウェルがゲストスピーカーとして講演をされますが、以前私のクリニックに来たことがあり、いろいろお話をさせていただき、また今回一緒にお会いできることを楽しみにしております。

そんなこんなで2月11日に帰国するまで、クリニックを留守にいたします。大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。われわれ美容外科医は一生が勉強であると思っております。また海外よりブログは更新してまいります。それでは行って参ります。
2008年01月30日
東京院:広比利次「タレントSさん-鼻中隔延長術」
本日は鼻のお話をいたします。昨年10月にタレントSさんの鼻の手術を行いました。この手術はリッツモニターとして手術を行い、昨日無事に術後3ヶ月で撮影を終了しました。
Sさんは10年以上前より鼻の手術を繰り返しておりまして、今回が4回目の手術となります。40歳というご年齢よりは実際には若く見え、美しい方ですね。鼻の悩みは何かと申しますと・・・・”鼻先が上を向いているのが気になる”ということで、鼻中隔延長術を行うことになりました。目標は鼻先をもう少し下に向け、横顔で鼻先をシャープにすることです。この手術は当院のもっとも得意とする手術のひとつです。さらに正面から見る際に、左の鼻の孔が右に比べると、上に上がっているのも修正したいとのことで、左側のみ鼻孔縁軟骨移植も同時に行いました。
私の鼻の手術はこのようにプロテーゼだけを入れるというより、複雑な手術が多いです。といいますのは、鼻の悩みというのはさまざまであるため、このような手術が増えるのです。
術前、術後の写真を比較してみてください。正面から左右の鼻の孔の見え方はほぼ左右対称になりました。また横顔では鼻先にポイントが出来まして、更にそのポイントは手術前よりだいぶ下を向きました。
この結果Sさんは大変喜んでいただき、今後芸能活動をする上でも自信がついたと、うれしいお言葉をいただきました。
Sさんの今後のご活躍を期待しております。
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2008年01月28日
東京院:広比利次「エラの治療法-その2」
連日冷え込みが厳しいですが・・・皆様、お風邪など召してはいないでしょうか?私は来週の日曜日からアメリカ・マイアミに学会出張(8日間)がありますので、その前に駆け込みで手術をお受けになっていただく患者さまも多くいらっしゃり、有難いことに忙しい日々を送っております。
体調は万全ですね。ここ数日はやはり輪郭の手術が多く、本日、明日・・・と更に数日、アゴ、頬骨など複合的な手術も続きます。本日はこれらの中でエラに関しまして、第2弾として正面顔を細くする改善法に関してお話いたします。
一般的に正面顔下3分の1の横幅を決定している解剖的要素は、下顎骨(体部)の張り出し具合、筋肉(咬筋)の厚さ、皮下脂肪の厚さなどがあげられます。患者さまの個人差によりまして、それぞれの要素のどの部分を手術すれば効果があるか?異なります。
太っていて脂肪が厚い人は脂肪吸引で効果が得られます。ただ一般的に吸引をしすぎますと、皮膚がかさついたり、たるみの原因になったり,食事の際に噛んだときに咬筋がはっきり認識されたりと・・・悪いことばかりが強調されます。従って頬の吸引の際には決して取り過ぎてはならず、正直あまり変化が感じられない手術となることが多いのです。
次に咬筋に関してですが、現在ボトックス注射による咬筋萎縮方法(一時的効果ですが・・・)は、患者さまの筋肉の厚みがある場合には効果を感じることができます。ただし筋肉が標準的な厚みの場合にはほとんど効果を感じられず、無駄になることも多いためしっかり適応を選ぶ必要があります。
一方、外科的に筋肉を切除する方法が1950年代から90年代まで行われていた時期がありましたが、非常に重篤な合併症(顔面神経麻痺、筋肉の完全萎縮すなわち筋肉がまったくなくなってしまう(脱神経によるものです)などを理由に現在はほとんど行われなくなってきています。
そこで安全に効果が出る方法ということになりますが、骨格の改善として”エラ削り”がクローズアップされてきました。ここで誤解のないように説明させていただきますが、”エラ”といいますのは解剖学用語では下顎角のことを指しますが、実際に下顎角を切除したところで正面顔はほとんどまったくといっていいほど変化しないのです。下顎角の切除は、横顔、斜め顔を変化させる手術なのです。これが非常に重要なポイントとなります。正面で顔型を卵形にしたい場合には下顎角に限定した骨切りではなく、もっと広範囲に角部だけではなく、体部(ボディ)にまで骨切りを行わないと意味がないということになります。
私の行っている方法の特徴のひとつは前回のブログで述べました内視鏡を使った角部骨切り術と、もうひとつがこの体部を小さくする”外板切除術”ということになります。
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2008年01月25日
東京院:広比利次「頬骨-その1」
本日は輪郭シリーズ第3弾の頬骨につきましてお話させていただきます。一般的に頬骨の手術は難しいと考えられているようです。私にとりましては輪郭の手術の中で、神経の走行による制限を受けないため、大変行いやすい手術と認識しております。
アプローチとしては、口の中と耳の前を小さく切開させていただき、頬の前への突出である頬骨体部(骨が厚い部分です)は口の中からしっかりと削ります。また頬の横への張り出し(すなわち顔の横幅)は、耳の前から骨切りを行い頬骨弓を内側に転位させることにより小さくするのです。頬骨弓は骨の厚さ自体が数ミリしかないため削るだけではほとんど術後の変化を実感できません。必ず骨切りは行うべきですね。
通常は顎関節の前方と体部との移行部で2箇所の骨切りを行います。これによって片側だけでも8~10ミリほど横幅を減らすことができるようになるんですよ。
ただし、その際に大切なのは上はこめかみ、下はエラとのバランスを考慮しまして、それよりは細くしすぎないことですね。患者さまの中には”目一杯細くしてほしい”と希望される方が多いのですが、頬骨はあくまで顔全体の中でのバランスが大事です。エラの張り出しよりも頬骨弓の幅を細くしてしまいますと、逆に下膨れの様になり、太った印象となります。そのような場合にはやはりエラの手術も同時に行うべきですね。
また40歳を過ぎた方の場合には、同時にフェイスリフト手術を行うこともしばしばあります。頬骨は、加齢とともにこめかみ、頬がこけて窪んできますとますます目立つため、意外に40歳代、50歳代で頬骨の手術をお受けになる方も多数いらっします。
実際にカウンセリングにお越しになっていただきますと、コンピュータ・シミュレーションをみながら、適切なアドバイスを差し上げることが可能です。それではご来院をお待ちしております。
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2008年01月23日
東京院:広比利次「老紳士」
本日は午前中にエラの手術を一件行いました。そして午後から2件目の患者さまには鼻の複合手術(鼻骨骨切り、鼻中隔延長、鼻孔縁下降、鼻翼縮小)と頬骨の手術を行いまして、たった今終了しました。今は患者さまは全身麻酔からちょうど醒めたところです。
今回のブログの主人公はこの患者さまで、仮にAさんとさせていただきます。実はこのAさんは驚くことなかれ、78歳の男性患者さま!なのです。初めてご相談にいらしたのは昨年末ですが、その際に手術は絶対に行う!という固い決心でした。
私が過去に行いました男性美容手術の最高齢でしたので、動機が不思議でしたので・・・手術を決意した理由をお伺いしますと、やはり『生きている限りは綺麗な顔でいたい、コンプレックスを持って生きているのは良くない』ということでした。受け答えは、もちろんしっかりされておりまして、本日はご自分のお顔をパソコンに取り入れまして、自分なりに理想の鼻の設計図を作っていらっしゃいましたので本当に頭が下がります。
私としましても、これだけの熱意に対して精一杯応えようという意気込みで、全力で手術を行いました。きっと良い結果が得られると確信しております。
Aさんが気にされていらしたことを整理しますと1.鼻筋が太い!~これに対しましては鼻骨外側骨切り術とハンプ切除で鼻筋は細くなりまして、良好な結果が得られます。2.鼻先が横から見ますとつぶれたようにポイントがないため、耳から軟骨を採取しまして鼻中隔軟骨に縫合固定して鼻先シャープにかつ高くしました。3.正面から鼻の穴が丸見えで大きいため、鼻孔の辺縁に軟骨を移植しまして、4.小鼻を小さくすることにより鼻孔の外周も小さくなり目立たなくすることが出来ました。
それにしてもAさんの美に対する執着と、勇気には感服いたします。昭和ひとケタ生まれで、非常に礼儀正しい紳士ですので、今後6ヶ月から1年に及ぶフォロー期間に何回かお会いできるのが本当に楽しみです。また機会がありましたらその後の経過をご報告させていただきます。
2008年01月21日
東京院:広比利次「アゴの手術-その1」
代表的なものとして1) 長いアゴを短くしたい 2) 突出しているアゴを後退させたい 3) アゴ幅が広いのを狭く(太いアゴを細く)したい 4) アゴがないのでシャープにつくりたい、などです。
それらを改善する手術内容としては1:骨切り法 2:骨削り法3:インプラント法などが挙げられます。それぞれに適応がありますので実際に患者さまと相談の上で方法は決定されます。
クリニックに来られる患者さまの中で、もっとも多い相談は、”長いアゴを短くしたい!”といったものです。この場合には水平骨切り術(中抜き法)を行ないます。
何故アゴを短くする際に先端を切除せずに、中間の骨を切除するのか?皆さま疑問に思われるでしょう。実はこの理由は、首に向かうアゴのラインが術後問題となり、アゴを短くする場合には時に二重顎が出ることがあります。この理由は単純にアゴを短くすると首の皮膚が余るからですが、さらに、もし先端を切除しようとすると首に向かう筋肉を一度剥離(筋肉の付着を剥すこと)することにより、筋肉の張りが緩み(ギターの弦が緩んだことを想像ください)、二重顎を増悪させることになります。したがってアゴの骨の先端に付着している筋肉群は基本的に剥がさないで手術をする必要があるのです。
非常にわかりにくい説明で申し訳ありませんが、以上の理由でアゴを短くする際には先端の骨は出来るだけ温存して中間の骨を切除する必要があるわけです。
次に顔面の黄金比率について説明します。一般的には鼻の付け根からアゴ先の長さは女性で70ミリ、男性で75ミリといわれています。この基準値を元に短縮する長さを決定します。この際にオトガイ神経が骨から出てくる部分(オトガイ孔)の位置によって短縮量の限界が決まります。通常の短縮量は5~8ミリ程度ですが、極度にアゴが長い患者さまでは12ミリまたはそれ以上短縮したこともあります。
アゴはまた短すぎても美しいわけでなく、適度な長さと突出、細さを兼ね備えたアゴが美しいとされています。横顔ではE-ラインが有名ですが、この基準も鼻先の高さ、口元の出具合に関係しますので絶対的なものではありません。
このあたりは実際に手術を行う際にコンピューターシミュレーションを使って綺麗なアゴをデザインしてまいります。 相談にいらした際には実際に患者さまの写真を撮らせていただき、シミュレーション画面上で術後の完成について検討いたします。

アゴの手術に関しましては更に詳しいお話を今後もしてまいりますので、ご興味のある方は第二話以降も楽しみにしていてくださいね。
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2008年01月18日
東京院:広比利次「鼻形成のお話-その1」
ところでアメリカの美容外科手術書で最もページが割かれているのは、実はこの鼻形成術=rhinoplastyであります。欧米人では最も需要の多い手術であり、また最もヴァリエーションに富んだ手術が存在していることを示唆しています。
一方日本ではどうかと言いますと、依然どのような鼻の状態であってもプロテーゼを挿入するといった短絡的な手術を行っている現実があります。確かにプロテーゼは鼻根~鼻背にかけて高くするのには最高の素材ですが、・・・・鼻先に関してはほとんど無力であります。日本人の鼻は一般的に鼻先が短く、肉厚で、全体に低いことが特徴です。私自身の考えでは、”美しい鼻”を形成する際、鼻先の形が最も重要になると考えています。
また患者さまの相談のなかでは”鼻先を細く!”というお悩みが多いのですが、そのような場合には、斜めからみたらどうか?横から見たらどうか?ということも検討しなければなりません。”鼻先が丸い”という表現は、必ずしも正面から見た際に太いだけでなく、横から見た際にも鼻先のポイント(tip defining point *1 といいます)がなくて、丸く、かつ短い鼻の方が多いのです。このように鼻の形態を変えるのには3次元的な考え方が必要です。以前に鼻先の手術を受けたけど戻ってしまった!という訴えがあまりに多いのに驚きます。この最大の原因は日本人の肉厚で硬い皮膚が大きく原因していますが、更に手術方法が拙いことも原因であります。
鼻先周辺の軟骨は柔らかく、少しの変化を望む場合には鼻先の形成だけでも良いのですが、ある程度の変化を望まれる場合には、耳の軟骨、鼻中隔軟骨などの軟骨で鼻先の弱い土台構造(硬い皮膚に対して・・という意味です)を補強してあげる必要があるのです。私の鼻手術の奥義は、この鼻先にさまざまな軟骨を移植し形成することにあります。
この手術にもっとも適しているのが”鼻中隔延長術”です。日本人の短く丸い鼻先を、モデルさんのようにしっかり長く、シャープに改善できます。(詳しい手術法はこちらをクリックしてください)
この手術は高度な技術と経験を要します。また鼻先は鼻全体のバランスの中で形決めをしなければならずそのあたりのセンスが重要かと思います。鼻に関してはいろいろな手術法がありますが、鼻先の重要さをぜひ認識していただき、もう一度鏡でいろいろな角度からご自分の鼻をチェックしてみてください。
以上述べてきたように、鼻の形は決して正面からだけではなく、斜め、横と3次元で確認してください。といいますのは貴女の顔は正面から見られることより、斜めとか横から見られるほうがよっぽど多いのです。
美しいモデルさんのお顔は必ず横顔が綺麗であり、その中心はお鼻にあるのです。
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2008年01月15日
東京院:広比利次「フェイスリフトのお話-その1」
最近急に寒さが厳しくなってきましたが、皆様風邪などひかれておりませんか?私はつい先日、微熱と嘔吐などで3~4日間体調を崩しておりましたが今は完全復活いたしました。病気になると初めて健康の大切さを痛感いたしますね。皆様もしっかり睡眠、栄養を取って健康には十分気をつけてくださいね。
さて今回は“若返り”についてお話させていただきます。不思議に思われるかもしれませんが、冬はフェイスリフト手術が集中する季節なのです。冬は乾燥することによりしわが目立つため?マフラー等で傷、腫れを隠しやすいため?などの理由からでしょうか!?
冬はとにかくフェイスリフト手術がすごく増えるんです。
実際に診察室で患者さまの悩みを伺っておりますと手で頬を斜め上方に引き上げて、こんな具合にタルミを引き上げたいという要望が多いのがわかります。
これにはフェイスリフトで対応することになります。ただし、いざ手術を受けるとなると、腫れが心配、傷跡が気になる、結果は?・・・などいろいろな問題点をクリアしなければなりませんね。
実はこのフェイスリフトという手術は術者によってさまざまなやり方がありまして“術者の数だけ手術法がある”といわれています。耳の周囲の切開ライン、剥離範囲、SMAS(表在性筋膜)の処理方法、靭帯の処理、皮膚のトリミング方法など数え上げればきりがないほどいろいろな方法が考えられます。いかに効果的な、いかに持続力のあるリフトを行うか、・・・・私自身も美容外科医として初めてフェイスリフトを行って以来15年間、真正面から取り組んでまいりました。それには決して独りよがりではなく、全世界から情報を得る必要がありました。フェイスリフト先進国はなんと言ってもアメリカということになります。私も積極的にアメリカの学会に参加して、実際に手術を見て、それらを自分の術式にも取り入れていき改良を加えてまいりました。
その結果、今では昔より手術時間も長くなっていき、一人の患者さまに平均5時間かけていろいろな工夫を取り入れて進化した最新のフェイスリフト手術を行っております。キーポイントは剥離範囲とRitaining Ligament(靭帯)の処理にあるのです。耳の前から皮膚を引っ張っただけでは、この靭帯が鎖のような役割をして引き上げを妨害して引き戻そうとしてしまうのです。この強い妨害組織を引き上げの味方にして効果を倍増してしまうのが最新のリガメント・フェイスリフトということになります。この術式は決して短時間では終えることができない手の込んだものですが、その効果は抜群で長期的に持続するのが特徴です。 (詳細につきましてはリッツ美容外科ホームページ:頬・頚部フェイスリフトの項をご覧ください)
つい先日も手術を終えられた60歳の患者さまから、手術後『30歳代にみられた!』と冗談?かもしれませんが、驚きとも喜びともつかないお言葉をいただきました。この患者さまは実は過去に他のクリニックで2回フェイスリフト手術を受けていたのですが、今回の手術は以前とは効果が全然違ったとおっしゃっていましたが、まったくその通りでリフト手術はやり方によって全然違った結果が得られるのです。
フェイスリフト手術は大変奥が深く、さまざまな要素を克服してよい結果が得られる手術です。決して短時間で効果の出る手術はないとお考え下さい。そのためにはある程度のダウンタイムは理解した上で手術をお受けになっていただく必要があります。その結果として手術後1ヶ月では、”10年前の自分!“に出会っているかもしれませんね。
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2008年01月11日
東京院:広比利次「エラの治療法-その1」
明けましておめでとうございます。
早いもので年が明けて10日が経過いたしました。
実は美容外科がもっとも忙しいのは年末でありますが、私も昨年末、最後の10日間は連日10時間以上手術をこなしておりました。年明けも年末に手術をお引き受けできなかった患者さまの手術が続き、本日より忙しさもひと段落し、クリニックも落ち着きを取り戻しました。
また年末集中的に手術した患者さまが抜糸に、検診にお見えになり、術後はじめてお話させていただく時間も長く取れ、今後も精一杯アフターケアを行なってまいります。
大変予約が取り難い状況でご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
さて、本年より時代の波で私もブログを始めることとなりましたのでどうぞよろしくお願いいたします。
出来るだけ多くの正しい情報を皆様にお伝えしていこうと張り切っております。
私の場合には学会発表、学術誌原稿等は書き慣れているのですが、日記は生まれてこの方つけたことがないので三日坊主にならないよう頑張ります。
今回は記念すべき第一回目ですので自分のもっとも得意とする手術に関してお話させていただきます。
すでにご存知の方も多いことと思いますが、私のライフワークのひとつは顔面輪郭(骨格)形成手術であります。
額、頬骨、エラ、アゴ、咬合手術など多いときには1日4~5件の手術をこなしております。
特に年末には術後の腫れを考慮し、ダウンタイムとして休日を長く取れる方も多く、非常に多くの輪郭形成術を行なわせていただきました。
今回はその中でも代表的な"エラ"の 手術に関してお話させていただきます。
私は個人的に平均的に年間約100例のエラ手術を10年以上にわたり行なってきました。
エラは骨格の中で最も小顔に関係してきますので需要の多い手術です。
しかし実際にはエラ手術は口の中から狭い術野で行なうため視界が悪く、難易度の高い手術と認識されています。
また形成外科等で顔面外傷を多く扱って、治療を行ってきた外科医でないとなかなか手を出せない分野でもあります。
そういった理由で顔面骨手術を行なっている美容外科自体決して多くないのですが、当院はその症例数において断トツの日本一を誇っております。
実際に現在私自身の行なっている方法は1000例に及ぶエラ手術から得られた経験を積み重ね、改良を繰り返し現在に至っておりまして、ほぼ完成された領域 に入ったと自負しております。
現在この手術法はオリジナリティーが高いため、英訳し、世界一流医学ジャーナルに投稿準備をしており、今月中にはメドが立ちそうです。
それでは一般的エラ手術と私の方法の差はいかなるものか?を説明しますと、まず第一に内視鏡(エンドスコープ)を導入することにより、従来は術者の勘で骨を切っていたものが、モニターを見ながら確実にミリ単位で骨切りができることにあります。
内視鏡下下顎角(エラ)形成術は世界でも行なわれていない独自の方法です。
私はこれまでもフェイスリフトに内視鏡を使ってきたため、ただこれを応用したまでですが、実際には口の中からエラの奥が見えなかったものが安全に、確実に骨切りを出来るように改善されています。
もうひとつ、従来よりオシレーティング骨鋸と いう器械で骨が切られていたのですが、この器械では安定した理想的な骨を切除することが難しく、私はこれも独自にコントラアングルドリル という器械を駆使して理想的な骨片を切除することを可能としました。エラの手術は決して角だけを取るのではなくアゴ先に向かってなだらかに骨を取ってくるのが重要となります。(編集された手術動画をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください)
それ以外にもさまざまな"コツ"が存在しますが、多くの患者さまの支持をいただき、今後とも患者さまに満足していただける結果を出し続けていくよう努力してまいります。
他院で既に手術を行なわれた方も含めて"内視鏡による下顎角形成術"に関して興味がある方はどうぞメール相談でも結構ですし、また よろしければ是非ご来院お待ちしております。