2008年02月01日

横浜院:阿部聖孝「スレッドリフト自己診断チャート」

「私にはどのスレッドリフトが良いのかしら?」
「たくさんスレッドリフトがあって迷ってしまう」
「実際にカウンセリングに行く前に、自分に合った方法の予備知識が欲しい」

皆さまにこのようなご質問をよく頂きます。スレッドリフトは多様化し、
皆様への認知度も高っていますが、反面、選択肢がありすぎて困惑されている方も多いようです。
そこで、簡単に自己診断ができるチャートを作ってみました。
スレッドリフトに興味をお持ちの皆さま、では、実際に始めてみましょう。

(※アンチエイジングに対しましては、いろいろな種類の治療方法や改善方法がありますが、それとともに加齢変化対しての診断や評価も様々な方法があります。この自己診断チャートは、医学的にスタンダードなものではありませんが、『シワ・タルミ』に対しての一般的な自己評価法として皆さまのお役に立てるものであると思います)

     

投稿者 ritz : 12:54 | コメント (0)

2008年01月18日

横浜院:阿部聖孝「ボウリングについて」

ゴルフやテニス、そして草野球、ママさんバレーなど、趣味として球技をされるかたも多いと思います。私も趣味として(球技といえるかどうかわかりませんが)ボウリングを楽しんでおります。ボウリングといいますと遊びのイメージがあり、一般的にはスポーツというよりはむしろ遊戯的要素の強い娯楽やゲームとして認識されがちですが、過去にはオリンピック種目(ソウルオリンピックの公開競技でした)になったこともある立派なスポーツなのです。

日本医師会の中でも一部ではボウリングが盛んでして、毎年秋に全国の医師が集まって競技を行う『全日本医師ボウリング大会』というものがあります。全国の各都道府県医師会が後援しており、主催は全日本医師ボウリング連合が運営しています。昨年は長野県で第37回大会が行なわれ、全国の31都道府県から196名の参加者があり2日間にわたってチーム戦と個人戦を戦い抜きました。初日は長野県知事の挨拶から始まり、前半戦が終了した後に懇親会が催され、県をあげての盛況な一大イベントとなりました。私は神奈川県代表チームとして頑張ったのですが、残念ながら4人チーム戦(49チーム中)20位、ダブルス戦(98チーム中)79位、シングルス戦(190人中)52位、種目総合(194人中)40位というパッとしない結果に終わりました。しかし神奈川県近辺だけではなく各地方の同業医師達と親交が深められたことは今後の診療にも大いにプラスになるところで大変良かったと思います。

現在の医療は細分化されており、美容外科はその末端に存在する診療科といえます。美容外科の基礎となるのは形成外科ですが、二重瞼の手術においては眼科、バストの手術では乳腺外科や胸部外科など他の診療科の知識や技術が必要です。一つの診療科だけの枠に留まることなく、各科の先生方と連携を保つことで診療の幅が広がり、それが良い医療につながっていくと思います。
仕事を充実させるためにも趣味を持つことは良いことですので、皆様も趣味にかける時間や意識を大切にして、ライフスタイルを充実させるようにしてまいりましょう。

投稿者 ritz : 12:43 | コメント (0)

2007年12月17日

横浜院:阿部聖孝「スレッドリフトについて」

12月に入りまして日増しに寒さが厳しくなり冬本番といったところですが、皮膚の乾燥によりシワやタルミが気になる時期でもあります。美容外科的なタルミの改善方法としましてはフェイスリフト手術が効果的ですが、最近では皮膚を切開しないで糸で引き上げる『スレッドリフト』を希望される患者様も多くなってまいりました。『スレッドリフト』は1998年にロシアの医師Sulamanidzeによってデザインされた糸のリフト(ロシアンリフト)が初めとされていますが、現在ではその形態や種類にも様々な方法があります。他にも、切らないフェイスリフトとしましては、『金の糸美容術』や『サーマクール』『フラクセル』などが紹介されています。あまりにたくさんの種類・方法があるので「自分にはどの方法が良いのだろう?」と、その適応を迷われていらっしゃる患者様も多いと思います。

ここでは現在行われている『スレッドリフト』を中心に、その機序・適応から、どのような方法があるのかをお話しいたします。御自身の皮膚の状態と照らし合わせて、最適な方法を見つけるための参考にして頂きたいと思います。(尚、詳細につきましてはリッツ美容外科ホームページ:トピックスの項をご覧ください)

さて『タルミ』とは何でしょうか?これは、重力の影響により皮膚や皮下組織が下方に伸展してしまった状態です。長く伸びてしまったものを短く縮めるには、物理的には2つの方法しかありません。1つは伸びた分を切り取ってつなぎ合わせてしまう方法で、いわゆる外科的なフェイスリフトがこれに当たります。もう1つは多数の個所を細かく折りたたむことによって、ブラインドやアコーデオンカーテンのように、その幅を縮めてしまうplicationと呼ばれる方法です。『スレッドリフト』はこのplicationの原理を応用しています。

さらに皮膚の直下に存在する糸の刺激で皮膚の生物学的活性が促進され、張りと弾力のある状態を保ちます。これをリバイタライジング(revitalizing)といいますが、これを応用したものが『金の糸美容術』や『サーマクール』『フラクセル』になります。また下がってしまった皮膚や皮下組織を上へ引き上げるリフティングliftingは、上方を固定して下方組織を持ち上げる方法です。加齢変化により下方移動してしまった組織を、元の位置に再移動(リポジショニングrepositioning)するわけです。『スレッドリフト』でタルミがリフトアップできる原理をまとめてみますと、次のようになります。

①リバイタライジングrevitalizing:皮膚、組織の引き締め
②プライケイションplication:皮膚、組織の折りたたみ(広義には①も②もタイトニングtighteningと考えてよいと思います)
③リフティングlifting:皮膚、組織の持ち上げ

さらに現在行われている『スレッドリフト』が、それぞれどのような効果があるかをまとめてみました。

効果

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次に『スレッドリフト』の種類ですが、糸の形状や方法で分類すると仕訳しやすいと思います。

(1)糸の材質による分類
①吸収糸: ハッピーリフトやホワイトリフトに使用される糸ですが、PDO(ポリジオキサノン)と呼ばれる生分解性ポリマーを材質としています。PDOは皮下組織内で8~12か月かけて吸収されていきます。
②非吸収糸:組織に吸収されずに、その部分に残存する糸です。APTOSやWAPTOSの糸は抗張力、組織の維持力が強いポリプロピレンpolypropyleneを材質としています。

(2)糸の長さによる分類
①短い糸:長さ10~12cm程度の糸をタルミのある皮膚に挿入いたします。糸全体に付いている細かいケバ(barbと言います)で周辺組織を糸の端々から中央部へ移動させることによって皮膚の引き締めや皮下組織の折りたたみ、タイトニングを期待する方法です。APTOSやマジックリフト、ハッピーリフトなどの名称で呼ばれています。
②長い糸:顔の上方部を固定点としまして、糸に懸かっている下方の組織を上方へ移動させて固定する方法です。たるんでいる組織の引き上げ、リフティングを行います。WAPTOSやホワイトリフト、ケーブルスーチャー、アンカースレッドリフトなどが、この方法で行われています。

(3)作用する組織による分類
①皮膚および皮下組織:真皮直下の皮下組織の浅層に作用して、タイトニングやリフティングを行います。
②深部組織:皮下の深部組織であるSMASや頬脂肪(malar fat pad)を引き上る方法です。ナチュラルリフトやケーブルスーチャーなどに使われます。

特徴

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さて『スレッドリフト』の種類や方法についてお話しいたしましたが、この分類は完全なものではありません。糸の俗称は、ことばのニュアンスにより正式名称を示したり手術方法を表現したりする場合があるからです。たとえばハッピーリフトはPromoItalia社がメーカーとなっている糸の名称ですが、吸収糸を使ったタイトニングの方法を代表してハッピーリフトと呼んでいる場合もあります。
スレッドリフトの種類を理解するためには、糸の俗称を定義づけるだけではなく、その機序や材質、方法を理解した方がより有意義であると思います。タルミの状態や程度はそれぞれに異なるものですので、その御状態に適した方法を選択して行くことが大切です。

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投稿者 ritz : 12:39 | コメント (0)