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2009年04月11日
美しく若返るためには?
前回のブログの中で‘優しい顔を作ってあげると美しく若返る’ということに少し触れたのですが、今日はそのことについてもう少し考えてみたいと思います。
ハリウッド女優などを見ていても、年をとって、若い頃よりもさらに美しくなって、それによって実際は年齢が増えているのに昔より若々しく見える方がいます。
先日観た映画“マンマミーア”のメリル・ストリープなどもその一人だと思いますが、もう60代になりますが、何か“恋に落ちて”の頃より若々しくて美しいのです。

何か美容整形的なことをやっているのは間違いないでしょうが、それがいやみなく、自然だということです。
特に、昔よりやさしさと豊かさが加わったような感じがして、そんな印象を与えているのかもしれません。
そして、映画の中で生き生きとした人生を取り戻すという役柄も、さらに若々しさを強調したのかもしれません。
整形手術というと、より多く若返らせようとするあまりに、ひたすら引っ張り上げて、さらに注入をしてという時代が確かにありました。
それが全て悪いことではないのですが、私の中では、それだけではだめで、その結果がより自然な仕上がりになっていて、バランスの取れた結果になっていなければいけないのです。
整形をして失敗したような女優さんを見ると、どうしてもつっぱり感が残って、優しさが失われてしまったような感じがしてなりません。
またやけに唇がプルッとしすぎて、ゴージャスになるのはいいのですが、むしろ怖い感じになってしまっている方も良く見かけます。
そういう方はとても若返ったという感じがしません。
そういった意味でも、ナチュラルな仕上がりとバランスの取れた施術内容が美しくなるためには絶対に必要で、それができるのが優れた美容外科医だと思っています。
ハッピーリフトによる中顔面の若返り
今回、40代の女性で、なるべく簡単な方法で、中顔面の若返りを得たいというモニター患者さんが来られましたので、ハッピーリフトを使って頬の部分を膨らませながら、幾分引き上げる方法を行いました。

患者様は目の下からハの字型に広がる頬部の凹み(いわゆるゴルゴ線)が気になっているようで、それを消しながら頬のタルミを改善させたいとのことでした。
今回は、ハッピーリフトという組織を引っ掛けるために‘トゲ’のようなものがついた特殊な糸を使って行いました。この糸は吸収性の糸で一度は顔の皮下に埋め込まれますが、1年もすると吸収されてなくなってしまいます。その際に、その糸の周りに新しい線維組織が形成されるため、その効果は持続するとされています。

局所麻酔で簡単にできますが、写真(上左)のように横方向に2本、縦方向に1本挿入しています。
挿入後に糸の両端を切り取って手術(手術とはいえないかもしれません)は終了です。写真(上右)のように、糸の刺入点と、排出点の部分が数日間わずかに赤い点としてのこりますが、翌日からお化粧をすれば隠せます。数日すればスッピンでもわからなくなります。

手術前(写真左)と手術後2週間(写真右)の状態です。正面ではなかなかわかりにくいのですが、頬の部分が幾分膨らんで、位置も高くなっています。


斜めからの写真ですと、頬の部分の変化が良くわかるかと思います。
このように、私はほとんどの女性の場合、頬をふっくらさせてあげて、さらにその頬の位置を高く持っていってあげると、にこやかな感じになって、それが他人に優しい印象を与えると考えています。これは誰でも笑うと頬が上がって膨らむわけで、笑った顔はやさしい感じがする顔なんです。その状態を手術で作ってしまうわけですから、手術後は優しい感じが出てきます。
そんな顔にするための方法として、このハッピーリフトを使った若返り手術は簡単にできる良い方法だと考えています。