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2009年06月27日
齋藤 薫さんの新刊、「されど“服”で人生は変わる」を読みました。

齋藤薫さんといえば美容ジャーナリストの先駆者的存在で、化粧品のみならずファッションから精神論まで、“美”というものに関する洞察力が鋭く、大人の女性の熱烈な支持を集めています。
私も時々、大人の女性の美意識などを学ばせてもらうために、彼女のエッセイなどを読ませていただき‘なるほど’と納得させられております。
彼女は、もともと25ans創刊時に編集部におられ、その後独立されて現在は美容ジャーナリストとして活躍されているわけですが、25ansといえば、私が医学部の学生時代には教室の後ろの方で回し読みされていた遊び人の愛読書でした。
この雑誌から得た情報を元にデートコースを決めたり、プレゼントを選んだりと、女性の心をつかむための大きな武器として当時最も愛読されていた雑誌です。
この頃から彼女のお世話になっていたのだなーと考えると何か感慨深いものがあります。
今回、新刊の「されど“服”で人生は変わる」を読ませていただきましたが「女性が常に輝いているためにはファッションにこんなに気を遣っていなければいけないのか?」「女性はこんなことまで考えているのか」と女性に対して同情してしまうような内容でしたが、ほとんどの患者様が女性である美容外科医としては、ところどころに深く納得させられる内容でした。
もし、可能であれば、一度 齋藤薫さんと“女性の美”について語り合う機会がもてたらすばらしいなと思っています。
関係者の方、よろしくお願いいたします。
2009年06月26日
セルリバイブ・ジータ経過報告(7ヶ月半)

ブログの愛読者の方からもリクエストがありましたので、最近の私の目の下の状態をお見せいたします。
左がセルリバイブ・ジータ注入前、真ん中が注入後2ヶ月半、右が本日撮った写真で、注入後約7ヶ月半になります。
注入部位は目の下のnaso-jugal grooveといわれるところと、眉間の縦ジワ、法令線に部分で、目の下の部分の変化が最もわかりやすいと思われますが、2ヵ月半の頃の状態とほぼ変わらないか、むしろ良くなっているような感じさえします。
眉間については明らかに良くなっています。
ヒアルロン酸や、ボトックスであればそろそろ効果がなくなってくる時期なのですが、この方法の場合はまだまだ効果が続きそうです。
さらに経過を追って報告させていただきます。
2009年06月25日
医療レーザー脱毛

新聞の折込チラシやフリーペーパーなどで、良く脱毛の広告を目にします。
そのほとんどは、エステサロンによるものですが、その値段の安さときれいな広告の写真にひきつけられ、行かれている方も多いのではないかと思います。
本来、脱毛行為というのは「医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しないものが業として行えば医師法第17条に違反すること」とされています。
この際の脱毛の定義は「用いる機械が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為」と定義されています。
エステサロンがどのようにしてこの法の隙間をすり抜けているのかは良くわかりませんが、現実にはエステサロンで脱毛治療を受けている方のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか?
少なくとも脱毛効果の高いレーザー機器は医療機器であるため、医師のいないエステサロンでは使用することができないはずなのですが。
私のところでも脱毛は行っておりますが、クリニックで行われている医療レーザー脱毛は、脱毛に最適なレーザーの出力で、効果的に短期間に脱毛が可能であり、もし万が一、皮膚にトラブルが発生しても、すぐさま皮膚科的な処置ができるため、安全であるというのがメリットです。
エステよりも値段が高くなってしまうというデメリットはありますが、最近は医療レーザー脱毛も安くなってきて受けやすくなっているとは思います。
その辺を良くお考えになったうえで自分が受けるところを選ぶべきでしょう。
2009年06月22日
美人の正体(その6):ハーフやクォーターの個性派美人はとても参考になる。
美人の正体(その5):ハーフやクォーターに個性派美人は多いのか?に関連することなのですが、日本における美容の歴史は、白人顔への憧れから始まったともいえます。
白人のパッチリとした目、スッと通った高い鼻、彫りの深い輪郭などがその対象で、その関係で日本の美容外科は二重手術、隆鼻術などを中心に発達してきました。
いまだに白人のように変えてくださいという患者様が存在しているのも事実です。
しかし、私は白人のように変えるような大きな変化をもたらす手術はあまり好んで行いません。
やっても日本人には無理があり、似合わないからです。
髪の毛や眉毛の色、肌の色、さらにどうにもならない眼の色の違いが、どうしても日本人から白人には変われない大きな壁になっています。
その点、ハーフやクォーターのかたの顔を参考にして、その顔に近づけるくらいの手術ならばそれ程違和感無くできるのではないかと考えています。
今もっている素材を生かしてそれをより綺麗に見せていくことが最適な方法なんだと私は思っています。
ロウアーサードのフェイスリフト(術後1ヶ月目)

ロウアーサードのフェイスリフトを受けられたモニター患者様が術後1ヶ月で来院されました(左:術前、右:1ヶ月目)。
1週間目の時とさほど変化は無いようですが、1ヶ月してさらに顎のラインがスッキリして落ち着いてきた様子です。
中顔面の引き上げは行っておりませんので、目の下の頬の感じは術前とほとんど変わっていません。(下1/3のみのリフトなので)

手術の傷跡ですがこの程度に目立っています。
この時期は傷が赤く硬くなる時期ですので止むを得ませんが、少しずつ赤みが取れて目立たなくなってくる予定です。
2009年06月10日
簡単シュミレーション、あなたも試してみてください。

私が愛読している雑誌に“NEWBEAUTY”というアメリカの雑誌があります。
この雑誌はアメリカの美容に関する最新の情報が盛り沢山に掲載されているのでとても参考になります。
さて、今日はその最新刊に面白いツールがでていましたので紹介いたします。
無料であなたの顔の手術などのシュミレーションができるという情報です。
まずhttp://www.newbeauty.com/を開いて、最初に出てくる‘MAKEOVER TOOL’を開けてみてください。
ステップ1であなたの顔の写真を取り込み、ステップ2であなたが受けたい施術を選んでカーソルを動かしてみてください。
そうするとステップ3に施術後のあなたの顔が現れます。
とても簡単にできますのであなたも色々な手術をモニター上で受けてみてください。
あなたがより綺麗に変身できる方法が見つかるかもしれません。
ちなみに上の写真は、私が全てのオプションを受けた場合の前後の写真になります。
面白いですね?
美人の正体(その5):ハーフやクォーターに個性派美人は多いのか?

美人の正体(その1)の「平均顔は美人顔?」のところで、「美人とは本来、あまり際立たないものなのかもしれません。」と述べたことを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、テレビ受けする美人はそうばかりとは言えなそうなのです。
最近は“キャラ立ち”なんていう言葉も一般に浸透しているように、個性が魅力として捉えられる傾向が高まってきています。
いわゆる個性派美人といわれる存在です。
そんな傾向の中で、最近テレビを見ていて感じるのは、タレントさんやアナウンサーなどに、ちょっと外国の血が混ざっているのではと思われる方が増えてきて個性を際立たせているということです。
そのような方達は純粋な日本の正統派美人とは違い、生まれながらにして他民族の血が入ってきますので、それが良い方に作用して良い意味での個性として表現されているような気がするのです。
美容外科医としては、その際、“日本人と何人の組み合わせが最も良いのか?”“父親が日本人で母親が外人が良いのか、それとも母親が日本人で父親が外人が良いのか?”そのあたりに大変興味があるわけで、今後機会があれば調査をしてみたいものです。
そうすると個性派美人を美容外科的に作り出すヒントが得られるかもしれません。
現代は昔と比べ日本に住む外人が増え、昔は国際結婚などと大騒ぎされましたが、今はあまり珍しいことでもなくなってきました。
それだけ他民族の血が混ざる機会が多くなったわけで、そうなると日本人と他民族との間で別の意味の平均化がおき、人類はより美しくなっていく可能性があるのではないでしょうか?
2009年06月06日
美容外科医のジレンマ
私のクリニックは、若返り手術(アンチエイジング治療)を受けに来ていただく患者様が多いため、最も多い患者層は‘アラフォー’世代なのですが、最近の患者様は美容手術に対する知識が豊富な方が増え、また自分でこうなればより若々しく見えるとか、より綺麗に見られるといった分析力を持っている方が多くなってきました。
これは我々美容外科医にとってはとてもありがたいことで、カウンセリングの際にお互いに考えている到達点が早く一致しやすくなってきた、あるいは少なくともぶれ難くなってきたといえます。
私としては患者様の希望をそのままかなえるような手術をしてあげるのが最大で唯一の目標だと今は考えるようにしていますが、その一方で、こうしたほうがより若返るのにとか、こうすればもっと綺麗になるのにと考えている自分もいます。
それを十分に説明して患者様の考え方を変えさせてしまい、それに従った手術を行い、喜ばれることもあるのも現実ですが、ちょっと間違えると不満に思われてしまう可能性もあります。
どちらが美容外科医として良いのかは未だわかりません。
ただ、最近わかってきたことは、フェイスリフトなどの形体を若返らせる手術に関しては、こちらの考えを説明して、それに納得していただき手術を行うことが多いのですが、パーツの手術(眼や鼻など)については患者様の希望をそのまま採用したほうが無難だということです。
人それぞれ美に対する基準は違いますし、求めているものは違うわけですから、私の基準を押し付けることは、患者様によっては迷惑なこともあります。
もっとこうすればより良いのにとか思いながらも、患者様の希望を忠実に再現することで満足していただくことの方が、私自身の満足感を得ることより大切なことなので仕方ありません。
したがって、手術も完全燃焼しないで終わってしまうことも多々あるわけですが、今は、いかに患者様が希望する結果を正確に再現するかに情熱を燃やしています。
2009年06月03日
美人の正体(その4):体だけではない。顔でも大事なプロポーション

私たちは、水着姿の女性や、体型がはっきりわかるドレスを着ている女性をみて、「あの人は見事なプロポーションだ」とか、「彼女、良いプロポーションしてるな」とか表現します。
この場合はウエストがキュッとくびれていて、バストとヒップが程よく形良く飛び出していて、脚の長さや太さ、胴の長さや太さ、頭の大きさなどが良いバランスにあることを言うのでしょうが、私は顔でもプロポーションは重要な要素だと考えています。
体の場合はお臍のところを境に、それより上を上半身、それより下を下半身と分けていますが、顔にもそれと同じように区分が存在していて、左右の眼の中心を結んだ線より上を、アッパーサード、左右の口角を結んだ線より下をロウアーサード、この二本の線の間の部分をミッドサードと私は呼んでいます。
私が理想と考えている顔のプロポーションというのは、ミッドサードの程よい膨らみと、スリムでシャープなロウアーサードです。
すなわち、それは程よい頬の膨らみと、程よく尖った小さい顎の顔ということがいえます。
そして各部位の縦の長さの割合がバランスの取れた状態にあることが重要だと思っています。
老化が進んでくるとフェイスラインが緩んできます。
そして、それが進むと顎の下にもたつきが出てきます。
若い頃は逆三角形に近い輪郭が、徐々にホームベースの形に似てきて、さらにたるみが進むと四角く見えるようになってきてしまうわけです。
また、口角が下がるとミッドサードの縦の長さが延びて、それとは反対にロウアーサードの長さは短くなるのです。
私は常にこんなことを考えながらフェイスリフトの手術をしています。
そして、患者様には「顔全体のたるみが無くなって、キュッと引き上がって、顔のプロポーションが良くなったみたい」といった感想を持ってもらえるように心がけています。
顔も体型と一緒で、下半身デブは避けたいものです。
美人の正体(その3):形の崩れが美貌を失わせる
私は日頃、総合的にアンチエイジング治療を行い、患者様の美しさと若々しさを保つお手伝いをしていますが、その中で患者様からのリクエストが多いのは何といってもシワ取りの施術です。
その中にはボトックスの注射やヒアルロン酸などのフィラーの注入、あるいは脂肪注入、サーマクールなどの機械による引き締め治療、特殊な糸によるシワ取り手術、究極はフェイスリフト手術などがありますが、それらを日々行いながら感じていることがあります。
それは‘シワを1本消すことによる効果は、それ程大きくない’ということです。
シワは老化現象の象徴ですが、これが発生する頃には、少なからず皮膚の緩みやたるみが同時に起こっています。
これによって顔の形(輪郭)が、少しずつ崩れてきます。
崩れてくるという表現はちょっと酷かもしれませんが、皮膚の下の脂肪の萎縮や、皮膚から骨につながっている靭帯の緩みなどの影響などで、どうしても顔には弛んでふっくらしたところと、凹んでげっそりしたところができてしまうのです。
膨らんでいるところは光を十分に受けるため明るく、凹んだ部分は影になって暗く見えてしまいます。
簡単に言えば顔の表面が凸凹してくるということです。
皆さんはシワができたことに大きなショックを受けるのでしょうが、それはそれで大変なことなのですが、それよりも私はこの皮膚面の凹凸が顕著になってくることの方が、より美貌を失わせ、老け感を増していると確信しています。
そういった意味で、私はシワ1本を消す治療よりも、顔全体の形を整えて、表面の影を無くすような治療を患者様に提供させていただくことが多くなっています。
皆さんは日常の中で、なるべく顔の形を崩さないようにする努力をしてください。
たとえばご自宅でも軽いマッサージや、表情筋の適度な運動などを習慣づけて、肌の水分量を保つように(乾燥させない、日焼けしないなど)心がけてください。
間違っても急激なダイエットなどで、急速に顔痩せをさせてしまうようなことは無いように十分注意してください。
テレビなどで綺麗で若々しい女優さんなどを見ていると、お化粧の技術などもあるのでしょうが、顔に暗い影がありません。
それでも影が出てしまう女優さんの場合には照明でそれをカモフラージュしている訳です。
皆さんも影を作らないように、すなわち形をなるべく崩さないようにする努力を忘れないでください。
美人の正体(その2):美人は作られるものなのか?

先日、歌手の郷ひろみさん(53)が、「ヒップホップ アブス」のイメージリーダーになり、強烈なダンスを披露したと芸能ニュースで伝えていました。
「ヒップホップ アブス」というのは軽快なヒップホップにあわせて腹筋を鍛えるダンスのようなのですが、50歳を越してあの俊敏な動きはすばらしいとしか言いようがありませんでした。
昨日も徹子の部屋に出演されていたようで、「通っているスポーツジムで肉体年齢を測定したら26歳だったので、自分の年齢は26歳だと思っている」と言っていたと、それを観ていた家内から聞かされました。
その際、「心の年齢は自分で決められる」と言っていたそうで、あまりにも前向きな彼の言葉に黒柳徹子さんも半ば呆れ気味の様子だったそうですが、それ程までの美しさ・若さへのパッションがあれば、あの美貌とスタイルと若さは保たれるのかもしれません。
若い方々は知らないかもしれませんが、郷ひろみさんがアイドルの頃は、西城秀樹さん、野口五郎さんの三人がとても人気があり新御三家として注目されていました。
あれから30年以上経って、3人の間で大分見た目の年齢差が出てしまっているような気がします。
他の二人もそれなりに若々しいのですが、郷ひろみさんが突出して若さが目立ってしまったような気がします。
これには色々な要因があるとは思われますが、郷さんの若くあろうとする気持ちがもっとも強く、そのための努力を誰よりもしていたことが大きかったのだと思います。
体も一番鍛えているようですし、ステージに立って人から見られる機会も一番多いのだと思います。
人は、環境によっても作られていくものなのでしょう。
女性も一緒だと思います。
人に見られる仕事をしている女性は、少しずつ美人になっていくというかセンスが磨かれていくというか、大抵は良い方向に変わっていきます。
あなたも毎日鏡の前で‘なりたい顔’をイメージしてください。
そして、自分に自信を持って人から見られている自分を意識してください。
きっと良い方向へ少しずつ変化していくことでしょう。
それでも足りなければ我々美容外科医に相談してください。
目指せ‘郷ひろみ’です。
私も明日はジムに行くつもりです。