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2009年06月03日
美人の正体(その3):形の崩れが美貌を失わせる
私は日頃、総合的にアンチエイジング治療を行い、患者様の美しさと若々しさを保つお手伝いをしていますが、その中で患者様からのリクエストが多いのは何といってもシワ取りの施術です。
その中にはボトックスの注射やヒアルロン酸などのフィラーの注入、あるいは脂肪注入、サーマクールなどの機械による引き締め治療、特殊な糸によるシワ取り手術、究極はフェイスリフト手術などがありますが、それらを日々行いながら感じていることがあります。
それは‘シワを1本消すことによる効果は、それ程大きくない’ということです。
シワは老化現象の象徴ですが、これが発生する頃には、少なからず皮膚の緩みやたるみが同時に起こっています。
これによって顔の形(輪郭)が、少しずつ崩れてきます。
崩れてくるという表現はちょっと酷かもしれませんが、皮膚の下の脂肪の萎縮や、皮膚から骨につながっている靭帯の緩みなどの影響などで、どうしても顔には弛んでふっくらしたところと、凹んでげっそりしたところができてしまうのです。
膨らんでいるところは光を十分に受けるため明るく、凹んだ部分は影になって暗く見えてしまいます。
簡単に言えば顔の表面が凸凹してくるということです。
皆さんはシワができたことに大きなショックを受けるのでしょうが、それはそれで大変なことなのですが、それよりも私はこの皮膚面の凹凸が顕著になってくることの方が、より美貌を失わせ、老け感を増していると確信しています。
そういった意味で、私はシワ1本を消す治療よりも、顔全体の形を整えて、表面の影を無くすような治療を患者様に提供させていただくことが多くなっています。
皆さんは日常の中で、なるべく顔の形を崩さないようにする努力をしてください。
たとえばご自宅でも軽いマッサージや、表情筋の適度な運動などを習慣づけて、肌の水分量を保つように(乾燥させない、日焼けしないなど)心がけてください。
間違っても急激なダイエットなどで、急速に顔痩せをさせてしまうようなことは無いように十分注意してください。
テレビなどで綺麗で若々しい女優さんなどを見ていると、お化粧の技術などもあるのでしょうが、顔に暗い影がありません。
それでも影が出てしまう女優さんの場合には照明でそれをカモフラージュしている訳です。
皆さんも影を作らないように、すなわち形をなるべく崩さないようにする努力を忘れないでください。
投稿者 drspa : 2009年06月03日 16:52