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2009年06月22日

美容医療の光と影(その1):美容整形、やりすぎは禁物

micheljackson.jpg

美容外科医の立場で言えば、沢山の方に美容整形手術を受けていただき、より綺麗になっていただきたいわけですが、あまりやりすぎるのも問題だと思っています。

先日来られた患者様は、とても綺麗なお嬢さんでしたが、眼を大きく見せたいと何度も手術を受けているうちに、とても不自然な目になってしまった方でした。

手術前の写真を持参していただき拝見すると、大きいとはいえませんが自然で綺麗な瞼でした。

最初に受けた埋没式の二重手術が良くなかったようで、それをさらに修正、またさらに修正としていくうちに、眼瞼にあるべき脂肪やら筋肉などがことごとく無くなってしまっていました。

この状態で何とか自然に見えるようにしてくださいと言われても、そう簡単には直せません。

この患者様の場合には、一旦なくなった脂肪を移植してその部分に材料を確保してから次の修正に進むことにいたしました。

この方の場合の最大の失敗は、最初に医者の選択を間違ったことです。

埋没式だからといっても経験豊富で上手なドクターを選ばなければいけません。

安いからといって飛びつくのは大変に危険なことなのです。

その次の失敗は、結果が落ち着かないうちに別のドクターのところを転々として修正の手術を繰り返してしまったことです。

途中のどこかの段階でそのことを戒めてくれるようなドクターに出くわしていれば今のような結果にはならなかったことでしょう。

この方の場合は運が悪かったとも言えますが、概して同じところを何度も手術するのは私は良くないと思っています。

その良い例がマイケルジャクソンの鼻だと思います。

写真でマイケルジャクソンの変化を見ればそれは歴然としています。

また、興味のある方はYou-Tubeの“Jacksons face change”を見つけてご覧になってください。

途中まではとても良い感じに変わってきていますが、その後、やりすぎで失敗しどんどん異様な感じに変化してきています。

きっとスリラーの頃の状態で止めておけばよかったのでしょう(写真中央)。

結論としては、整形手術を受ける場合は医者の選択がとにかくカギとなり、後は何事も程々ということが大切なのでしょう。

投稿者 drspa : 2009年06月22日 11:18

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