2008年08月23日
ケーブルスーチャー法のモニター報告(その2)

先週ご紹介したケーブルスーチャー法による頬の部分の引き上げのモニター患者様の1週目の経過です。
手術直後の違和感も大分なくなって、それでいて頬の位置は十分上がっています。
傷跡(法令線上の1点)もほとんどわかりません。
次は手術から1ヶ月目で来ていただく予定です。
2008年08月21日
注入患者様の2週間後


8月7日にこのブログでご紹介した(脂肪注入+PRP注入)手術を受けられたモニター患者様が2週間目で来られたので現在の状態を掲載させていただきます。
写真左が注入前、右が注入2週間後になります。
手術直後からの腫れはほとんどなくなり、大分自然な感じに頬の辺りがちょっとふっくらしています。
正面からですと大きな変化を感じにくいのですが、もう一枚の斜めからの写真を見ていただくと、右頬の輪郭がキレイに膨らんでキレイなカーブを描いているのがわかると思います。
後は脂肪がこのまま残ってくれることを祈るばかりです。
2008年08月18日
ケーブルスーチャー法のモニター報告

今回、久しぶりにケーブルスーチャー法による頬の部分の引き上げのモニター患者様が来られましたので報告させていただきます。
患者様は30代半ばの方ですが、他院にてフェイスリフトや、頬への脂肪注入を受けられたことがあるということです。
目の下から頬にかけての下がった感じがどうしても気になるということで当院を受診されました。
来院時の所見では、目の下の窪みと法令線は多少気になりますが、顔の輪郭はきれいで弛んでいる感じはあまりありませんでした。フェイスリフト手術の効果が出ているといえます。
輪郭がキレイで頬だけの問題でしたら、ケーブルスーチャー法による頬の脂肪の抱え上げで行けると判断し、先日その手術を行いました。
この方法は法令線のところに針穴を1箇所、髪の毛の中に1センチ程度の切開を1箇所置くだけでできますので、傷跡がほとんど残らないため、患者様も抵抗なくこの手術を受けることに同意されました。

手術直後の状態です。
法令線上の針穴のところにテープが貼ってありますが、法令線上まで下がってきていた脂肪が引き上げられて、頬の上の方が膨らんで、下の方がへこんでいます。
手術直後は皆さんこんな感じになり、多少は心配されますが、時間が経つにつれ違和感はなくなり、自然な感じで頬の引きあがりが得られます。
今後の経過を引き続きご紹介していきますので、興味のある方はご覧ください。
2008年08月14日
注入患者様の1週間後

8月7日にこのブログでご紹介した(脂肪注入+PRP注入)手術を受けられたモニター患者様が1週間目で来られたので現在の状態を掲載させていただきます。
ゴルゴ線がほとんど消え、頬の高まりがきれいに作られ、特にリフトはしていませんが、頬を中心に、全体に引きあがった感じがします。
今の状態が続いてくれれば良いのですが、少なからず注入した脂肪は吸収されていきます。
脂肪の吸収の割合には多分に個人差がありますが、さらに経過を追いながらどこまで脂肪が吸収されるのかを検証していきたいと思います。
2008年08月08日
注入翌日

注入後1日経って処置に来られました。
お腹から脂肪を吸引したため、その部分に一日だけガーゼをあてておかないとそこから出血があるので、処置の翌日にはたいてい来院していただきます。
その際にその部分を防水のテープに張り替えるとその日からお風呂にも入れます。
今回は左の下瞼に内出血を少し作ってしまいましたが、脂肪注入だけの場合にはほとんど内出血はありません。
完全にはゴルゴ線は消失していませんが、腫れがひけるとかなり良い感じになってくると思います。
次回は1週間目に来ていただく予定です。
2008年08月06日
スレッドリフト研究会を立ち上げました

美容整形に興味のある方はご存知だと思いますが、7~8年前から特殊な糸を用いたフェイスリフトが出始め、現在も色々な糸を用いた色々なリフト方法が行われています。
このように特殊な糸を用いて少ない切開で行うフェイスリフトのことをスレッドリフトといいますが(シルエットリフトなどもスレッドリフトの一つ)、この方法はしっかりと切開して行う本格的なフェイスリフトには抵抗があり、切らないでリフトできるような方法はないかという希望から生まれたものなのです。
年々、糸の種類が増え、新しいリフト技術も開発され、現状ではそれぞれのドクターが各自の判断で選択して使用しています。
そこで、この辺で糸を使用してリフトを行っているドクター同士の情報交換を行い、それぞれの糸や方法の臨床成績や問題点などを出し合って、今後の手術の発展に役立てようという目的で発足させたのがスレッドリフト研究会です。
7月の第一土曜日に第一回の研究会を開催することができました。
私を含め4人の演者が、スレッドリフトの歴史およびその変遷に始まり、使用経験、その他の治療とのコンビネーションなどを発表し、その後、熱心なディスカッションが行われました。
その後行われた参加者の懇親会ではスレッドリフトの生みの親でもあるイタリアのDr. Ciro Accardoも来られ、大変に有意義な会になりました。
ISAPS(国際美容外科学会)が面白い調査をしました
私も会員の一人なのですが、世界の主要な美容外科医の集まりの国際美容外科学会(ISAPS:www.isaps.org)が、最近、会員のドクターに対して、「患者が手術する際、どんなセレブリティーの影響があるのか」を知るために調査を行いました。
この調査は世界84カ国の2万人以上の美容外科医に対して行われましたが、その内容は11箇所のポピュラーな美容手術に関して、どのセレブリティーが理想的な目標として上げられるかを尋ねたものです。
ISAPSの調査結果では、アンジェリーナ・ジョリーと男性ではブラット・ピットの名前が他の誰よりも頻繁に上がったということです。
この調査結果はクオリティー・メディカル・パブリッシング(www.qmp.com)との提携で年3回発行される学会のニュースレター(ISAPSニュース)の電子版に掲載されています。
参考までに女性でのいくつかの部位の結果を示しておきますと、
・胸:ブレストではパメラ・アンダーソンのようになりたいというのが1位で、ブラジル美人のジゼル・ブンチェン、米ポップ界プリンセスのブリトニー・スピアーズ、ブラジルの人気エンターテイナーであるシュシャと続く。興味深いことに、パメラ・アンダーソンはそっくりにして欲しくないトップでもありました。
・くちびる:手術を受けようとする女性の一番の好みはアンジェリーナ・ジョリーが群を抜いていました。その次はジュリア・ロバーツです。
・ヒップ:1番手は他を大きく引き離してジェニファー・ロベス。その他はブラジルのジュリアーナ・パエスと米国人ハル・ベリー、サンドラ・ブロックです。
・鼻:世界の女性の好みはニコール・キッドマンの鼻とはっきりしている。二番手はジュリア・ロバーツ、ジェニファー・アニストン、シュシャそれに往年のグレース・ケリー、タスマニア島生まれのデンマークのメアリー皇太子妃。
・目:この分野でははっきりアンジェリーナ・ジョリーです。キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、デミ・ムーア、ミシェル・ファイファー、サルマ・ハエックが上位。また銀幕の美人は永遠でソフィア・ローレン、エリザベス・テイラー、カトリーヌ・ドヌーブ、グレタ・ガルボも数多くあがっていました。
こんなところがISAPSが発表した結果の一部ですが、この結果が日本人にそのまま当てはまるわけではないのですが、参考にはなる結果でした。
日本の美容外科学会も日本人の中での調査を行うと面白い結果が出るかもしれませんね。
2008年03月14日
わが国におけるフェイスリフト
特にアメリカではポピュラーになっているフェイスリフト手術ですが、わが国においてはどうでしょうか?
以前は女優さんであるとか顔が商売道具の方が受けることがほとんどのようでしたが、現在は違います。ごく普通の主婦の方も沢山この手術を受けられています。
ただし、日本ではまだ手術を受けたことを他人には知られたくないと考えている方がほとんどです。
そういった意味でも私はなるべく腫れないで、傷も目立たないで、ダウンタイムが短いフェイスリフトを好んで行っています。
かといって効果が乏しくて、効果の持続が短いようなフェイスリフトでは困ります。せっかくやるのですから。
そこで、私はダウンタイムが短くて、効果があって、それが長持ちする日本人に合ったフェイスリフトを作り上げようとしてきました。
そのために何度もアメリカへ足を運んでは、フェイスリフトの第一人者の手術をみて、参考になるところを取り入れてきました。
ただし、そのまま取り入れてもうまくいかないことがありました。それは白人と日本人では皮膚の厚さや重みが違ったり、骨格の形態も異なっていたからです。
そのあたりを日本人向けにアレンジすることが重要でした。
その結果、日本人に最適のフェイスリフトが出来上がったと私は思っています。
2008年03月12日
フェイスリフト手術の始まり
フェイスリフトを始めて行ったのは誰で、いつごろからどのようにして始められたかはっきりしたことはわかっていません。
しかし、いくつかの文献や記録から、20世紀の初めにヨーロッパで、公にできない形でフェイスリフトらしきことが行われるようになっていたようです。
やはり当時も顔のしわやたるみは当然、歓迎されるべきものではなかったのでしょう。
最初はしわの部分を切り取って縫ってしまったり、しわが無くなるように皮膚を引っ張って、余った皮膚を耳の前で切除したりする簡単なものだったようですが、その後、徐々にフェイスリフト手術として体系化されるようになってきました。
それから100年が経過して、医学全体の進歩とともにその方法は飛躍的に発展し、欧米では大変ポピュラーな手術になってきたわけです。
2008年03月10日
顔が老けるということは?
手術に関するお話に入る前に、お顔の老化について考えてみたいと思います。
鏡で自分の顔をみて老けたなと感じたり、自分の若いころの写真をみてずいぶん変わってしまったなと感じられたりした経験はおありでしょうか?
特に電車に乗って吊り革につかまって窓に映っている自分の顔を見たときにはその老化がいっそう強調されているように感じられます。
それでは顔のどこがどのように変わったから老けて見えるようになってしまったのでしょう?
私たちは地球上に住んでいる以上、常に重力を受けています。
当然のごとく頬の脂肪も顎の周りの皮膚も、体中すべてのところが地球に引っ張られているわけです。
若いころは肌にも張りがあり、弾力性も十分にあるため重力の影響を受けにくいのですが、年をとるに従って、肌の張りも弾力性も低下し、重力に負けてしまうようになってくるのです。
ですから、この時期になると寝た状態で鏡を見るとしわや弛みが取れた若い顔になるのがわかります(重力の影響がなくなるため)。
老化の徴候というのはこのようなたるみやしわに加え、肌がくすんできて張りがなくなってくる、肌のきめが粗くなるなどといった皮膚自体の老化も重なって現れてくるものなのです。
それではどうしたら顔の若さを取り戻すことができるのでしょうか?
これについては次回からお話していきます。
by ドクタースパ
2008年03月08日
フェイスリフトってなあに
テレビ番組で取り扱われるようになったりして最近はだいぶ認知度が高まってきたようですが、フェイスリフトというのは老化してきた顔を若返らせるためにする手術のことを意味しています。リフトということばが使われていますし、やっていることも顔のたるみやしわをとるために顔の皮膚や皮膚の下の組織を引っ張りあげる(リフトする)ので、顔のなかの何かを持ち上げる手術だと言うことはイメージしてもらえると思います。何をどうやって持ち上げるかによってさまざまな手術法に分類できるわけですが!特別な方のみがやる手術で、自分には関係ないと思っていられる方も多いでしょうが、アメリカでは一般の人にもかなり人気のある代表的なアンチアイジングのための手術のひとつなのです。これからこの手術について少しずつお話していこうと思っています。ご期待ください。
2008年02月29日
40代の美しさに脱帽

年をとるということは老化が進むということ。ところが女優さん、特にハリウッド女優の中には40歳を過ぎてもはっとするような‘美しさを保っている人たち’が沢山います。
最近は‘美しさを保っている’というより、むしろ若い頃よりも‘美しさを増している’と言ったほうが良いのではと思われるような方もいるのです。
その中でも私が注目するのはニコール・キッドマンです。
最近の映画では“ライラの冒険”で、コールター夫人役として出演していますが、今年40歳になるとは思えないような美しさと若々しさを見せています。
彼女は15歳からテレビや映画にも出ていましたが、オーストラリア映画に出ていたころは、美形ではあるが‘赤毛で大柄’という印象だけで、あまり目立った存在ではありませんでした。
それがハリウッドに進出し、さらにトム・クルーズと結婚し、離婚し、その後もアカデミー主演女優賞を受賞したり、シャネルのテレビコマーシャルに起用されるなどの経験をつみながら、美しさにどんどん磨きをかけてきました。
“磨けば女はどんどんきれいになっていく”(男もそうかもしれませんが?)ということを実際に証明してくれたとても良いお手本だと思います。
この変貌を実際にささえてきたのは、彼女の美へのこだわりと頭の良さだとは思いますが、その中には、いまどきの美容医療の進歩も見逃せないような気もします。
つまり賢く美容医療を利用すれば40代でも20代の時よりずっときれいになれるのが今の時代なのだということなのです。