2008年06月24日
医原性眼瞼下垂
今回は、5月に開催された美容外科学会で発表した内容についてお話します。
あまり聞きなれてないかもしれませんが、読んで字のごとく、
医療が原因で起こる眼瞼下垂のことです。
では、医療とは何でしょうか。
コンタクトレンズによるコンタクトレンズ性眼瞼下垂もありますが、
美容外科的にはやはり、二重の手術でしょう。
埋没法でも方法によっては一時的に眼瞼下垂が起きますが、
時間が経てば、必ず治ります。
切開法による眼瞼下垂は術後すぐに起きるものと、
手術を受けてから暫くしてから起きてくるものがあります。
術後すぐに起こるものは、二重の手術を行う際に誤って瞼板と挙筋腱膜を切離してしまうことによるものがあります。
この場合は眼を閉じたときに、非常に不自然な段差が出来てしまいます。
もうひとつは、ラインが強く付き過ぎた為に起こる眼瞼下垂です。
特徴は、目を閉じた時もラインが食い込んでいることです。
皮膚と挙筋腱膜の高い位置が癒着しているのが原因です。
幅を広くしたいというリクエストに応えるためにこのような術式をとっている場合が多いのですが、
挙筋腱膜に負担がかかるので術後すぐには眼瞼下垂になっていなくても、
10~20年後には少しずつ目が開きにくくなってきます。
もちろん腱膜には個人差もあるので、
この術式でも眼瞼下垂にならない方もあります。
切開法で二重の手術を受けた方で、
ラインが強すぎたり、広すぎたりして悩んでいる方も多いと思います。
極端に広すぎる二重でも、たいていの場合は、
ラインが奥に引き込まれて広くなっていることが多いので、
今の切開線を変えずに狭くして、
ラインも弱くすることができます。
一度ご相談してください。
投稿者 haruhiko : 19:08 | コメント (0)
2008年06月19日
埋没について
シエル美容クリニックのホームページには
患者様から直接私に届くメールフォームが設定されています。
中でも一番多いのが二重についての質問です。
先日も二重の瞼板法と挙筋法の結び目の見え方の違いについてご相談がありました。
返信をしたのですが、こちらの設定が悪いのか帰ってきてしまいました。
この質問はとても多いので、
ブログでお答えします。
「挙筋法よりも瞼板法の方が糸の結び目が浮いて見えたり、
縫い目が見えたりすることがあります。
挙筋法の場合、施術直後は食い込みが多少目立ちます。
腫れが完全に引けば、食い込みが完全になくなります。
二重の幅が通常、もしくは少し広めの場合は、
挙筋法の方がラインもしっかり付き、戻る可能性も低くなります。
当院では埋没法はほとんどの場合、挙筋法で行っています。
挙筋法でも、糸を留める数や強さの違いで様々な方法があります。
希望の二重の形や皮膚の厚さなどで、
その方の目に合った術式を選択しています。
術後の腫れは挙筋法の方が瞼板法よりも通常倍くらい長くかかります。」
このブログを見ていただいてる皆様も
ご相談等ありましたらお気軽にメールフォームにてご相談ください。