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2010年03月01日

健康保険診療

私のクリニックでは健康保険診療を以前から行ってます。
皮膚腫瘍や皮下の腫瘍を切除することが多いですが、爪の変形、瘢痕拘縮(ひきつれのある傷跡)も。もちろん、専門が形成外科ですから、唇裂や眼瞼の問題、外鼻、耳介の変形も診療します。そのほかに、各種のあざ(母斑)、挫創、熱傷(やけど)などの外傷。
大学病院で仕事をしている頃は唇裂口蓋裂、手足の先天異常や顔面骨骨折の修復、癌で組織が欠損した部位の再建、全身熱傷の植皮など全身麻酔で行う疾患が多かったですね。今の診療所のレベルでは入院施設がないのでこれらはどんなに頑張れると思っても無理。
美容に関しては病気ではないので健康保険診療はできません。予防医療もダメです。ですから肥らないようにするアドバイスは厳密にいうとできないのです。メタボリック症候群で世間は騒がしいのですが、生活習慣病は増加の一途。日本の健康保険診療では予防はできないのです。血圧が高くなったり、脂質が異常だったり、血糖が高くならなければ、要するに病気にならなければ、健康保険診療は受けられないのです。もし予防医療も健康保険で賄おうとすると莫大な医療費がかかり、その財源はどこにあるのという状態になるでしょうね。今の政治に似てますね。泉湧くごとくエネルギーと食糧があれば問題ないのですが。お金も?

投稿者 kubota : 2010年03月01日 16:19

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