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2009年11月14日

夢のお話②

人々は、外に出て、地面に仰向けになり、お互いの星を眺めます。
相手の星の、陸の形が、明かりによって縁取られています。なんとも言えない美しさです。

人々は、相手の星にも、人が住んでいることが分かっています。
あるとき、照明を発明したときも、すぐに相手の星が同じものを発明し、夜空を照らしました。
大きな橋や、お城を作ったときも、相手の星は、同じようなものを作り出し、こちらに示しました。
相手の星が、こちらを見ていることも、お互いに気づいています。
人々は、お互いに刺激しあって、文明を発達させてきました。

人々は次第に、お互いに連絡を取りたい、会ってみたい、相手の星に行ってみたいと思うようになりました。これは、必然的なことでしょう。

まずは、合図を送ってみよう、と言うことになりました。
日食のときに、最初は照明を消しておいて、いっせいに点灯してみることになりました。

日食が訪れました。相手の星は、いつものように、夜空に照明を照らしています。
しかし、夜空に浮かび上がっているはずの、こちらの町明かりがありません。
合図を送られるほうの星の人々は、不安になりました。相手の星に、何かあったのではないだろうか、
地震とか、洪水とか、とんでもない災害が起きたのではないだろうか、いろいろ考えました。

次の瞬間、夜空に、いっせいに明かりがともりました。
ああ、良かった、何事もなかったんだ、と安堵しました。しかし、何でこんなことを?人々は考えました。
そして、すぐに、相手の星から、何らかの合図が来たんだと、悟りました。
何か、返事をしてやらないと、そう思いました。
人々は、いっせいに、照明を点滅させ、ありがとう、の意思を伝えようとしました。

合図を送った星には、この明かりの点滅が、蛍の明かりのように見えました。
星全体で、拍手をしてくれているようにも見えました。

つづく
地球の夜景・アジアEarth At Night - Continents  thecontaminated.com.jpg

投稿者 morita1967 : 2009年11月14日 16:08

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