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2010年03月04日

腹の立つ話 

ずいぶん前の話になりますが、ある方が、カウンセリングにお越しになりました。

医療機関には、守秘義務がございますので、この方の、年齢、性別、診療内容は控えさせていただきます。

ひととおり、治療の説明を終えたあと、この方が、話し始めました。
「どうして、私がこのクリニックを選んだか、教えてあげましょうか?」
少し、興味があったので、一応聞いてみました。
「どうしてですか?」
すると、この方は、
「先生は、公務員の経験がおありでしょ?美容整形では、なかなか、公務員の経験のあるお医者さんがいないんですよ。公務員をやってたってことは、しっかりとした経歴の方だと思い、ここを選びました。」
そういえば、大学病院と市民病院にいた頃は、確かに公務員だなあ、しかし、そんなこと、たいしたことではないと思った私は、
「ああ、そうですか」
と、一応、相槌程度に返事をしましたが、この方は話し続けます。
「どうして、先生が、公務員をしてらっしゃったのが、分かったと思います?」
私は、
「私の経歴なんて、あちこちに載っていますし、少し調べれば、誰にでも分かるんじゃないですか?」
と答えました。
この方は、少し、身を乗り出して、またべらべらと話し続けます。以下は、その内容です。

この方は、社会保険庁の元職員でした。
社会保険庁の、個人の年金記録のデータベースにログインするための、IDとパスワードが、この方の退職後も、有効のままになっていました。
このIDとパスワードを使い、自宅のパソコンから、社会保険庁のデータベースにアクセスし、個人の情報を、盗み見していたのです。
私の年金記録も、氏名と生年月日が分かれば、簡単に閲覧できたのだそうです。

さらに続けます。
[先生も、もし、調べてほしい人がいたら、言ってください。その方の年金記録から、過去の職業まで、みんな教えて差し上げます。」
目が点になって、激しい怒りがこみ上げました。しかし、この方は、反省するどころか、
「政治家や、有名人の、年金未納が発覚したのも、みんな、私たちが、こうやって調べてあげたからなんですよ!」
調べてあ・げ・た・だなんて!
もう、正義の見方気取りです。これっぽっちも、犯罪を犯していると言う認識すらありません。
私は、きっぱりとお断りし、これは犯罪行為だと告げました。

しかも、この犯罪行為を、この方は、お金をもらってやっていた節があります。
「これで、結構なお小遣いになるんですよ」と。

その後、この方からは、何の連絡も入らなかったので、単に、ご自身のサイドビジネスの売り込みに来ただけだったようです。
全く、腹の立つ話でした。

社会保険庁の中にも、まじめに働く者もたくさんいたのでしょうが、このような、一握りの不逞の輩が、組織全体のイメージダウンにつながるのですね。


ここで、一つお知らせがあります。
ジャパン美容外科では、ただいま、看護師を一名募集しています。

当院は、自分で言うのもなんですが、とても居心地のいいクリニックです。
売り上げのノルマもありませんし、
化粧品の押し売りなんかも、やらなくて結構です。

詳細は、当院ホームページのインフォメーションをご覧ください。

ご興味のある方は、是非、こちらのメールアドレスまで、ご連絡ください。
info@japan-cs.jp

ご連絡、お待ちしております。

投稿者 morita1967 : 2010年03月04日 22:07

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