2009年01月20日
ハッピーリフトで若返る
あけましておめでとうございます。ドクターコムロです。
本年もよろしくお願いします。
さて2009年最初のお話は「ハッピーリフト」です。年齢を重ねていくと、
口もとや頬、首のタルミ、ほうれい線などが気になってくるものですが、
ハッピーリフトはこれらを解消する効果的な方法です。
肌のたるみを解消する方法としては、
昔は切開が必要なフェイスリフトしかありませんでしたが、
今では「アプトス糸」と呼ばれる毛羽だった糸を
皮下組織に通す方法が一般的に使われています。
皮下組織にアプトス糸を通すと毛羽立ちによって固定され、
皮膚のタルミを引っ張り上げると同時に、糸を通した部分を中心に
コラーゲンやエラスチンが生成されます。
この方法はコムロ美容外科が日本で初めて使用したものなのですが、
その後「切開不要のフェイスリフト」として注目され、5年くらい前から主流になっていきました。
ハッピーリフトはこのアプトス糸によるフェイスリフトを、さらに進化させたものです。
登場したのは2006年。コムロ美容外科・歯科でもいち早く取り入れています。
それではハッピーリフトは、アプトス糸による施術と何が違うのでしょうか。
実は糸の素材が違うのです。
アプトス糸の素材はポリプロピレンという、外科手術の縫合で一般的に使われているものです。
この糸は生体組織に吸収されず、残り続けるという特徴があります。
そのためコラーゲン生成の効果も長続きするのですが、
糸が肌の下に残ることに抵抗を感じる方も少なくありませんでした。
また肌の薄い方の場合には肌の上から触ると糸の形がわかるケースもあり、
追加の施術が行いにくいという問題もありました。
以前の施術で通した糸が、新たに通す糸と絡んでしまうことがあるのです。
これに対してハッピーリフトでは、透明な吸収性の糸を使います。
毛羽立ちや基本的な糸の通し方は同じなのですが、
8~12ヶ月で生体組織に溶けてしまうので、まったく糸の存在を感じさせなくなるのです。
そのためアプトス糸に比べて、非常にナチュラルな仕上がりになります。

糸は溶けてしまいますが、生成されたコラーゲンやエラスチンは約7年間残り、
しっかりと肌を引っ張り続けます。その後も7歳くらい若く見える効果が半永久的に持続します。
施術時間は20分。入院の必要はなく、メイクも翌日からOKです。
また各種レーザー治療中でも施術可能です。
施術は心棒を抜くことができる特殊な針を使います。この針を皮下組織に通し、心棒を抜いて、
その空洞に糸を通します。
そして糸を固定した状態で針を引き抜くと、糸だけが固定された状態で残されるのです。
ここで重要なのが、糸を筋肉部分に通さないことです。糸で引っ張るのは皮膚のみ。
筋肉に引っかかってしまうと、リフト効果が限定されてしまう上、
笑った時に引きつれた感じになるからです。
そのため針を通す時には、皮下脂肪の上部ぎりぎりになるように、
細心の注意を払いながら行います。
糸は下の図のように、複数のラインに沿って通します。
切開を伴うフェイスリフトではほうれい線の解消が難しいのですが、
ハッピーリフトではほうれい線から上方向に糸を通すことで、ほうれい線を解消できます。

下の写真は施術例です。驚くほど若々しくなるのがおわかりいただけるはずです。

↓

アプトス糸を使うクリニックはすでに数多く存在します。
しかし皮膚は加齢と共に薄くなっていく傾向があるので、アプトス糸よりも
ハッピーリフトの方が適しています。
加齢による肌のたるみやほうれい線が気になっているのであれば、
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。