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2009年02月26日

フェイシャルケア最前線

前回に引き続き、メディア出演ネタです。
今回はKBCラジオの「土曜の朝は玲子におまかせ」に、2月16日に出た時のお話をします。

この番組には月に2~3回のペースで出ていますがこの間のテーマは“医療レーザー”でした。
私はこのテーマに対して「e-light」の話をさせていただいたのです。

光をフェイシャルケアに使うアプローチはすでに4~5年前から行われています。
この頃主流だったのは「フォトフェイシャル」。フラッシュランプで強力な光パルスを発生させ
それを肌に照射することでシミや毛穴を改善するというものです。

光照射によるフェイシャルケアの基本原理は光エネルギーで熱を発生させ
表皮や真皮層に熱ダメージを与えることにあります。
これによって表皮部分ではメラニン密度の高い色素斑にダメージを与え
美白効果をもたらします。
また真皮層では繊維芽細胞を活性化させコラーゲン生成を促します。
さらに真皮上層では拡張毛細血管に働きかけ赤ら顔の改善も行えるのです。

しかし「フォトフェイシャル」は東洋人にとって、ひとつ大きな問題を抱えていました。
東洋人の表皮にはメラニンが多く存在するため光エネルギーが表皮部分で吸収され
なかなか真皮層にまで届かないのです。
効果を上げようとして照射出力を上げるとゴムをパチンとはじいたような強い痛みを伴い
肌に火傷などのダメージを与えてしまう危険性もありました。

この問題を解決したのが「e-light」です。
e-lightの“e”は“Electrical optical synergy”の頭文字。
電気と光の相乗効果を意味します。これは2006年11月に日本上陸した
まだ比較的新しい方法なのですが福岡コムロ美容外科歯科で行うフェイシャルでは
すでに「e-light」がメインになっています。

「e-light」を簡単に説明すると光照射に高周波(RF)を組み合わせることで光エネルギーを最小限に抑えながらより高い効果を得るというものです。
その組み合わせ方で、大きく2種類に分かれます。

ひとつは「フォトRF」。
これは500~900nmの波長の光エネルギーにRFエネルギーを加え、さらに表皮のコンタクトクーリングを行うというものです。

前述のように光エネルギーは表皮部分で吸収される割合が多いため真皮部分に届く時にはエネルギーが減衰しています。
そのため真皮部分の効果を得るにはより強い光エネルギーが必要になり、痛みや火傷のリスクが高まってしまいます。
しかしRFエネルギーはメラニン層に関係なく真皮部分まで熱エネルギーを送り込めます。
これによって最小限の光エネルギーで前述の3つの効果を得られるようにしたのが「フォトRF」なのです。
また同時にコンタクトクーリングを行うことで安全性を高めることも可能になっています。

「フォトRF」によるフェイシャルケアは「スキンリジュビネーション(SR)」とも呼ばれています。
リジュビネーションとは“若返り”のこと。
美白効果やコラーゲン生成などお肌の若返り効果があるからです。
また「フォトRF」は脱毛に使うこともできます。
従来の脱毛レーザーは色素で吸収されるため色黒の皮膚の場合や毛の色が薄い場合には十分な脱毛効果を上げることができませんでした。
しかし「フォトRF」ならこのようなケースでも高い脱毛効果を発揮します。

もうひとつの「e-light」は「フォトRFリファーム」です。
これは700~2000nmの赤外線とRFを組み合わせて使うというものです。
はじめに皮膚を赤外線で加熱し、その後RFで真皮全体に均一な熱エネルギーを与えます。
表皮は「フォトRF」と同じようにコンタクトクーリングで冷やしておきます。

このような熱の与え方をすることで真皮層におけるコラーゲン生成やエラスチン生成を促します。
その結果お肌に張りが生まれ目がパッチリとしたりほうれい線が目立たなくなる、フェイスラインがシャープに見えるといった変化が現れるのです。
そのためこの方法は「スキンタイトニング(ST)」とも呼ばれています。

「フォトRF」と「フォトRFリファーム」は使用する光の波長と効果が異なりますが痛みが少なく、即効性がある点は共通しています。
お客さまの中には気持ちよくて施術中に寝てしまう方も少なくありません。

光を使ったフェイシャルケアも、ここ数年で着実に進歩しています。
ぜひとも最新の施術を活用し最小のリスクで最大の効果を得ていただきたいと思います。

投稿者 komuro : 2009年02月26日 14:06

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